2016年04月11日

スマホへの道

わたしはこの10年間、ウィルコム
(いまはワイモバイル)の携帯をつかってきた。
ウィルコムがだいすきだったわけではなく、
ただスマホにうつりそこねただけだ。
10年まえにその携帯をかったときは、
サッカー日本代表の監督をオシムさんがしていた。
その以来、岡田→ザッケローニ→アギーレ→ハリルホジッチと
4人が代表監督として指揮をとり、
わたしはあいかわらずウィルコムのままだ。
総理大臣でいうと、10年まえは小泉純一郎氏が首相だったのだから、
10年といえば ほんとうに「ひとむかし」を実感する。

なんどかスマホをかんがえたけど、
もうひとつふみきれなかった。
SNSにほとんど関心のないわたしが、
スマホをもったからといって
こまめにつぶやいたり、ひとのうごきをチェックするとはおもえない。
それでも数年まえから格安スマホがでまわり、
携帯電話料金よりもやすいプランをみかけるようになると、
いつまでもウィルコムをつかいつづける 理由がなくなってきた。
スマホよりもたかいお金をはらってまで
携帯電話をつかう意味はないので、
ようやくおもい腰をあげてスマホをさがしはじめた。

マンガをよんでいたら、気のやさしい女の子ふたりが
なにかでしりあった男性についてはなしていた。
「アンテナつき携帯をいまだにつかっているひと」と
さみしそうに、ふっとつぶやく。
とおい星からきた生物みたいなあつかいだ。
いいひとかもしれないけど、「男」としては問題外。
彼女たちにとって、アンテナつきの携帯を
無神経につかいつづける男は、
想像をぜっする ふるいいきものでしかない。
存在じたいが気もちわるく、すんでいるところがちがうので、
そんな人種がいることを彼女たちは理解できない。
やばい。わたしのことだ。
ここにきて、わたしはようやく
ふるい携帯をつかいつづけるデメリットをおもった。
もしかしたら、人間をやめるくらい
スマホとそうでない世界とは おおきな断絶がある。

いったんかうときめれば、スマホえらびはあんがいかんたんだ。
ドコモやソフトバンクの料金プランは
わたしにとってたかすぎるので、
ねらうのはとうぜん格安スマホとなる。
携帯電話のときは、いろいろな料金体系が複雑すぎて、
よく理解できなかった。
会社によるちがいがたいしてないのに、
わずかな差をつくろうとするから無理がある。
それにくらべると、スマホの料金には実質的な差が存在し、
どういいつくろっても 大手の会社は格安スマホよりもたかい。
シムフリーの料金はシンプルで、スマホ本体を一括でかうと、
あとはデーター量によって 月づきの利用料金がかわるだけだ。

イオンのお店をみてまわると、
イオンモバイルが ほかの会社よりずいぶんやすい。
ただ、そこではあまりいいスマホをあつかっていなかった。
せっかくシムフリーのスマホにするのだからと ネットでさがしたら、
フリーテルのスマホが目についた。1万7800円。
5インチの画面で、そこそこの性能らしい。
スマホ初心者のわたしには、これでじゅうぶんだろう。
注文すると2日でとどいた。

めんどくさかったのは、携帯電話の番号をひきつぐ MNPの手つづきで、
ワイモバイルに電話をかけても、
音声ガイダンスではらちがあかず、MNPまでなかなかたどりつかない。
オペレーターとのやりとりを希望すると、15分ほどまたされた。
でもまあ、なんとか予約番号を手にできた。
あとはスマホをもってイオンへゆき、シムカードをえらべばいい。
こんどのやすみの日に、わたしはいよいよスマホを手にいれるはずだ。

posted by カルピス at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スマホ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする