2016年09月01日

ピリッとしなかったアジア最終予選での日本代表

オリンピックがおわったからといって、
とくにさみしいとはおもわないけど、
サッカーだけは もうすこし日本代表の試合をみたかった。
グループリーグで日本が敗退したせいか、
そのあとはブラジルとドイツの決勝戦まで
サッカーの試合をオリンピックでみられなかった。

4年まえのロンドンオリンピックでは、
あまり期待されなかった日本代表が、
初戦のスペイン戦にかっていきおいにのり、
3位決定戦で韓国にやぶれての4位と、結果をのこした。
リオオリンピックでの日本代表は、
世界とたたかえるチームにそだっていたけれど、
失点がおおすぎたし、運にもみはなされていた。
オーバーエイジ枠でよばれた藤春選手と塩谷選手は、
守備をかためる役割をはたせなかったと、
いろいろ批判されて気のどくだった。

Wカップアジア最終予選がきょうからはじまり、
日本はホームでUAEとの試合がくまれた。
Wカップ予選で縁起のいい埼玉スタジアムに
6万人ちかくのサポーターがあつまる。
ひさしぶりにみるA代表の公式戦。
でも、これがまたピリッとしない。
前半11分といういい時間に本田のヘディングで先制したのに、
そのあとはチャンスをきめきれず、
相手に試合のながれをわたしてしまう。
日本はおしこみながらも じょうずにまもられて、
点がはいらない。
日本がまけるときによくあるながれだ。
けっきょくUAEに逆転されたまま
うまく試合をおわらせられてしまった。

レフリーのフエが「アジア」だったとはいえ、
ホームでかちきれなかったのはいたい。
UAEはしたたかさとうまさをかねそなえており、
技術的にもすぐれた選手がおおかった。
試合がはじまるまえは、日本の選手たちの顔ぶれが
たのもしくみえたのに、
おわってみると いいところをだせない選手がおおかった。
アジアでの予選はむつかしくなると、
おおくの選手がくちにするわりには、
いつもおなじような内容でかちきれない。

オリンピックでの日本選手の活躍で、
スポーツ界における日本のたち位置をしり、
あかるい気もちにさせてくれた。
方向性さえまちがっていなければ、
世界のトップレベルの選手たちと 対等にたたかえる。
陸上の400メートルリレーで、1位になったジャマイカと、
さいごまであらそった映像は衝撃的だった。
あのボルト選手と、日本の選手がきそいあう場面をみれるなんて
おもってもいなかった。
サッカーのオリンピック代表も、
うまくいけばメダルをあらそえるチームだったとおもう。
A代表のこれからの成長に期待したい。

posted by カルピス at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする