2016年12月07日

なによりも睡眠時間が大切みたいだ

荻原魚雷氏の「日常学事始」第42回(web本の雑誌)は
「睡眠を優先する生活」。
http://www.webdoku.jp/column/gyorai/2016/1130_125049.html
水木しげるさんのエッセイを紹介しながら
睡眠の大切さが力説されている。
人間は寝ることによってかなりの病気が治る。私は"睡眠力"によって傷とか病気を秘かに治し、今日まで"無病"である(水木しげるの『カランコロン漂泊記』)

たしかにカゼをひいたときなど、
とにかくねていれば からだがなおしてくれるのを実感する。
動物だって、まるくなってただねむるだけで
病気やケガをなおしている
(とくに野性動物はそうするしかない)。

すこしまえのAERAには、
糸井重里さんの
「ちゃんとメシ食って、風呂入って、寝てる人にはかなわない」
という発言が みだしにつかわれていた。
糸井さんは、ことばのセンスで勝負しているようにおもっていたけど、
その糸井さんが
「(ちゃんとした生活をおくっているひとには)かなわない」
というのだから、説得力がある。
むかしのいいかたでは「快食快眠快便」こそが生活の基本だ。
いそがしいとき なにをけずるかといえば、
まず睡眠時間であり、それを当然とおもっていたけど、
そんなことをするから質のひくい仕事になってしまう。
睡眠時間をなによりも優先させるのが
トータルでみるといい仕事につながる。

自分のことでいうと、
睡眠時間は6〜7時間とすこしすくないものの、
あとの快食快便について、
おおむねいい線をたもっている。
ただしい習慣をつづけてきたおかげと、
自慢してよさそうだけど、
実感としては そんなに健康ではない。
つかれてヘロヘロなときがおおく、
糸井さんに「かなわない」といってもらえるほどの
ねばりづよく安定したちからはとてもない。

このまえひさしぶりに酒をのまずにねたら
(二日よいで、夜になってもあまりほしくなかった)、
つぎの朝の目ざめが ものすごくすっきりしていた。
酒をのまないとこんなに楽なのかとおどろき、
6日間ほど禁酒がつづいた。
酒は、睡眠時間をけずるし、
ねむりの質をおとしてしまう。
それがわかっていてのんでしまうのが
酒の魔力であり、人間のよわさだ。
わたしみたいに 酒がよわい人間でも
「酒をのまないのは つまらなくない?」
とわりに本気でおもったりする。

わかっていながら酒をのんでしまうし、
そのけっか睡眠時間がすくなくなる。
などといいながら、いちばん睡眠時間をへらしているのは
このブログなのだと うすうす気づいている。
ブログをかかなくなったとき、
こんなにもすっきりした生活だったのかと
おどろくかもしれない。

posted by カルピス at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする