2017年03月12日

さむくなるとピピは

ピピがどれだけごはんをたべたかについて、表に記録している。
はじめはどれだけたべたかだけでなく、
トイレにいったかどうか、水をのんだかなども、
時間といっしょにかきこんでいた。
口内炎をわずらい、満足にごはんをたべられなくなったピピは、
いちにちに1.5缶のモンプチをたべないと 死んでしまうので、
なんとしても必要な量をたべるように、
いちにちの食事を記録しておきたかった。
1.5缶をしたまわる日がつづいたりしたら たいへんだ。

しかし、そんなにながくない寿命とおもっていたピピは、
おもっていたよりもずっとしぶとく生きつづけてくれる。
口内炎になってからもう3年ちかくたつのに、
ほぼねるだけの生活になってはいるものの、
ノルマである1.5缶以上をたべてくれるので、
もうしばらくは いっしょにくらせそうだ。
そうなると、食事記録は だんだんいいかげんになり、
このごろは 気のむいたときだけメモをする。
たべる量のうつりかわりをエクセルにうちこんで、
グラフにしていたのは いつのころまでだったろう。
まえはモンプチをお皿にあけると、
どんなにさむい夜でも、ピピがたべおわるまでついていたのに、
いまはひとりですぐにベッドへもどる。

あたたかくなったとおもったら、
先週は、また冬のさむさがもどってきた。
さむくなると、ピピは わたしに からだをぴったりくっつけてねむる。
くっつけるだけならいいけど、
その姿勢のままおしっこをするので、
わたしは2時間おきにパジャマの異変で目をさます。
わたしのパジャマがぬれなくなったときが、
すなわち春のおとずれとなる。

このまえ「ほぼ日」の「ドコノコカメら」に、
あまえじょうずなネコの写真がのった。
ひとの胸にピタッとくっついて、
安心しきったように目をつむっている。
でも、こんなことをいうと親バカまるだしだけど、
ピピはもっとすごいぞ。
ベッドによじのぼり、わたしの目をみながらせまってくる。
ハナをすりよせたり、わたしのハナをなめたり。
そうか。ピピはあまえじょうずだったんだ。
だかれるのをいやがるネコもいるので、
ピピみたいに自分から胸におさまってくれるのは
ネコとくらす しあわせそのものだ。
写真.jpg

posted by カルピス at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする