せんじつのセブ島旅行では、
帰国するときのフィリピン航空が 2時間半おくれたために、
予約していたJAL国内線の伊丹ー出雲便にのれなかった。
すこしぐらいおくれてもいいように、
余裕をもって予約していたけど、2時間半もおくれると、
どうしようもない。
のれなかった便の料金を、はらいもどししてもらえるかもしれないと、
関西空港についたときに、「遅延証明書」をだしてもらった。
いったんしはらったお金は、そうかんたんにはもどらないだろうが、
だめもとでやる価値はあるだろう。
3日まえに、JAL国内線へ連絡をいれる。
はじめは担当課でないところへメールをおくったため、
ここでは対応できないと、べつの部署を指示された。
そこへ電話すると、すこしの音声ガイダンスだけで すぐにつながり、
遅延証明書があればキャンセル料なしではらいもどしするという。
きょうFAXで遅延証明書をおくったら、
すぐにうけとったむねの連絡がある。
クレジットカードへはらいもどしするために、
じっさいにふりこまれるのは1〜2ヶ月かかるので
ご了承ください、とのことだ。
すばやくて 好感のもてる JAL国内線の対応だった。
しかし、あとからかんがえてみると、
わるいのはJALではなく、
2時間半おくらせたフィリピン航空のほうだ。
JAL国内線にはまったくおちどがないのに、
遅延証明書があればはらいもどすなんて、
なぜそんなに弱気なのだろう。
のりつぎ便にまにあわなかったのだから、
はらいもどしをすべきは、フィリピン航空ではないか。
もしかりに、日本から出発するときに、
JAL国内線の不手際で、関空につくのがおくれ、
フィリピン航空にのれなかったら、
つぎの便にきりかえたり、
のれなかった便のお金をはらうだろうか。
交渉力がとわれそうだ。
飛行機がおくれた場合の正確なとりきめはしらないけど、
JAL国内線がすんなりお金をかえしてくれるのは、
とても良心的な対応といっていいだろう。
セブ島の空港で2時間半またされたときには、
ハンバーガーとのみものがくばられた。
ないよりもましだけど、常習犯的なおくれに
その程度のおやつで つきあわされたくはない。
かといって、ちゃんと飛行機がとんだのだから、
航空会社のおちどは たいしてせめられない気もする。
わたしは「H.I.S」でフィリピン航空のチケットをかっており、
飛行機にのれなかった場合は、
旅行会社との交渉になるのかもしれない。
旅行保険の適応もありだろうか。
飛行機がおくれたときの対応は、
自分がそんな目にあわないと、なかなか学習できない。
今回は、JAL国内線の良心的な対応にすくわれた。