コンサートやコラボのようすがアップされている。
なんだかんだいっても清志郎といえばこの曲にとどめをさす、
みたいな代表曲であり、わたしもだいすきだ。
こんなこといつまでも ながくはつづかない
いいかげんあしたのこと かんがえたほうがいい
どうしたんだ Hey Hey Baby
おまえまでそんなこというの
いつものようにきめて ぶっとばそうぜ
「おまえまでそんなこというの」がなかせる。
ききくらべてみると、
「キング・オブ・ロック」なんてもちあげられるまえの、
すなわちRCのころの清志郎がだんぜんひかっている。
おおくのひとにみとめられる偉大なひと、ではなく、
とんがっていて、なにをやりだすかわからない
あぶなげなキヨシローだ。
歌詞がけっこうめちゃくちゃで、
「雨あがりの夜空に」かがやくのが、
ダイヤモンドなのかジンライムなのか さだまらない。
清志郎がテキトーにうたって バックがそれにあわせる。
ときには とばされる歌詞もあるし、
ごちゃまぜになったりもする。
コンサートだから、というより清志郎だから なんでもありだ。
曲がはじまるまえに清志郎がいった。
このあとバリバリにもりあがって
日本のわかいやつらは行儀がいいなって
いわれないようにしようぜ!
愛しあってるかい!、だけじゃなく、
行儀のわるさも 清志郎はちゃんとよびかけている。
活動が有名になっていくと、おおくのひとがもちあげはじめる。
もちあげられたから かわるような清志郎じゃないけど、
行儀のわるい清志郎だって サイコーにいかしている。
清志郎をしたうミュージシャンがおおいのは、
たかい音楽性からしかたがないことなのだろう。
でも、まわりの評価なんて ぜんぜん気にとめず、
すきなようにうたっていた
RC時代の清志郎を わすれてほしくない。