2017年03月19日

人生は、「うまくいかないから面白い」のかも

デイリーポータルZが新人賞をつのるにあたり、
ライターの仕事をイメージしてもらえたらと、
「記事を書く人生とは」について、
専属ライターにインタビューしている。
そのなかのひとつ、編集部の石川さんと、
ライターの小堺さんとのやりとりがおもしろかった。
http://portal.nifty.com/kiji/170314199030_2.htm
石川:僕も、ライターとか編集とかやりだしてから、
   失敗したりうまくいかないのも面白いなーと思って。
   それがヘボコンにつながりました
小堺:それって素敵ですよね
   うまくいかなくてもいい、って
石川:なんかうまくいかなくてもがっかりしなくてもいいなと思って。
   面白く書けるぞっていう
小堺:うまくいきすぎると、逆に焦ることありますよね
石川:あ、そうそう。ちゃんとできると書くことないんですよね
小堺:そう、うまくいかないから面白い
   人生と一緒ですね

こうなると、ふつううまくいくようにめざすのが、
かえって不思議におもえてくる。
うまくいくのは なぜいいことなのか。
うまくいくと、なにかいいことがあるのか。

もちろん、はじめからうまくいかないのをめざすのではない。
ある目標にむけて、自分なりに全力をつくすのだけど、
その結果が かりにうまくいかなくても 大丈夫なのだ。
うまくいかなくても どうってことないとおもえたら
なにごとも、あまりためらわないで 第一歩をふみだせる。

人生の目的とはなにか。
自分がやりたいことを実行するのが、
人生の目的(のひとつ)だとわたしはおもう。
うまくいけば、にっこりわらって死ねるのでは。
うまくいかなくてもいいけど。

posted by カルピス at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする