2017年04月21日

田んぼでは、レンゲが花をさかす

ひさしぶりに畑と田んぼへでかける。
畑では、キャベツの苗が草にうもれていたので、
まわりの草をかりとる。
べつのウネでは エンドウのツルがのびていたので、
そこらへんにあった木の枝をさして支柱にする。
さいごに、あまり草がはえてないウネに、落花生の種をうえる。
ほんの10粒しかはいっていないのに、200円もするたかい種だ。
40分ほどで
・草とり
・支柱たて
・種まき
と、3つの用事がおわり、
なんだかすごく仕事がはかどった気になる。
すべては自然農法のおかげだ。
苗が草にまけない程度 ちょこちょこっと、
草をかりとればいいし、
種まきも、土をたがやさず、
移植ゴテで穴をあけるだけだから かんたんだ。
肥料もつかわないので、種をうえたらそれでおわり。
もっとも、うまくいかないときのほうがおおい。
そだちにくい野菜は ほとんど収穫がゼロだったりする。

おなじ区画で野菜をつくっているおばあさんが
わたしにはなしかけてきた。
「なにをうえなさる?」
「あんたはすごいやり方をするね」
ろくに手をくわえないで野菜をつくろうとするのを、
このおばあさんは「すごいやり方」と もちあげてくれる。
そんなので うまくいくわけない、ときめつけず、
すきにやらせてくれるのがありがたい。
もっとも、ほんとに「すごい」とおもっているわけではなく、
わたしが「ぜんぜん苗がおおきくなりません」というと、
「これからおおきくなるわね。
 肥料をやればおおきくなる」
といいながら 自分の畑へもどられた。
レンゲ.jpg
そのあと田んぼをみてまわる。
秋にまいたレンゲが花をさかせている。
福岡正信さんの自然農法では、
レンゲが雑草をおさえてくれる(はず)。
まだ春があさく、草のいきおいはそれほどでもない。
やわらかく下草がはえた状態の田んぼは、
雑草がたけだけしくそだつ夏の風景とは べつの顔だ。
連休に種まきをする予定。
レンゲのなかで、たくさんの苗がそだってくれたらいいけど。

posted by カルピス at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする