2017年05月12日

ニューオーリンズ旅行のみやげばなしをきく

アルバイトさきのハーブショップへ。
きょうは、苗をそだてている農場のほうにいった。
3棟あるビニールハウスのなかに、たくさんの苗がならんでいる。
でも、きょうかきたいのは ハーブのことではなく、
休憩時間での おしゃべりについて。

音楽ずきなスタッフから、
ニューオーリンズ旅行のみやげばなしをきけた。
いきさきのニューオーリンズは、
もちろんジャズ発祥の地としてえらんだのだ。
ジャズに関心のあるひとむけのツアーに参加して、
音楽にゆかりのある場所をいくつかたずねたらしい。
でも、町にそれらしい雰囲気はなかったそうで、
もっと英語がはなせて、ひとりであるけたら、
またちがった旅行になっただろうにと、すこし残念そうだ。

このひとは、70歳以上なのに、こまめに外国旅行へでかけている。
「まえにベネチアへもいったそうですね」と水をむけると、
「ありゃションベンしに ほんのちょっとよっただけだ」なんていう。
外国旅行というと、ちからがはいりやすいけど、
このひとみたいに 気らくなまわりかたなら
いろんな景色がみえそうだ。
「ションベンしに よっただけ」なんて、
わたしもかるく口にしたい。

ブルースとジャズはどっちがふるいのかと、
べつのスタッフがたずねると、
「そりゃもちろんブルース」という。
ブルースは、アフリカからつれてこられた黒人奴隷たちの
うらみつらみの音楽が原点らしい。
わたしは、ブルースとジャズとソウルのちがいがよくわからないけど、
映画の『ブルース・ブラザーズ』をみてからは、
ブルースとは、ブルース兄弟のような生きかたをさすのだと
自分なりに納得した。
『ブルース・ブラザーズ』のサントラ盤を、
このひとはどう評価するだろうか。
『ブルース・ブラザーズ』は、シカゴを舞台にした作品であり、
シカゴと合衆国南部は距離がはなれているけれど、
ブルースとしてのつながりはふかいらしい。
そんな情報をウィキペディアからえると、
ますますわかったような気になる。
そういえば、フレドリック=ブラウンが そのものずばり
『シカゴ・ブルース』というタイトルのミステリーをかいていた。

「オーティス=レディングはブルースですか?」
とわたしがたずねると、
おどろいてことにそのひとは、オーティスの名前をしらなかった。
じつは、ブルースとオーティスをくっつけるほうが無理なはなしで、
オーティスは、ブルースというより
ソウルミュージシャンにあたるらしい。
ブルースファンがオーティスをしらなくてもせめられない。
わかったような顔がしたくて、
わたしがしっている知識を総動員するものだから、
はなしがややこしくなる。

ニューオーリンズといえばナマズ料理だ。
背のびしないで 旅行ちゅうのたべものについてきくと、
はなしが正常にもどった。
でかい肉をたべているようで、あまりおいしくなかったそうだ。
無理して音楽の話題についていこうとするより、
身のほどをわきまえ、自分の関心ごとに話題をしぼったほうがいい。

posted by カルピス at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする