アルバイトのあとで、2週間ぶりにおよごうと プールへでかける。
水のいれかえで、プールはつかえなかった。
はしったりおよいだりするまえは、
できたら練習したくないなー、という気分と体調のことがおおいけど、
このごろすごくからだがよくうごき、
はしるのが気もちよくなっている。
ひさしぶりのプールで、どんなおよぎができるのか、
そして、体調のよさはほんものだろうかと、
たのしみにしていた水泳だったので 残念だった。
カツ丼をたのしみに お店にでかけたら、やすみだった、という場合、
カツ丼がだめならラーメンにしようか、とはならない。
とくに、そのお店が絶対的な存在の場合、
なかなか頭とからだが変更を納得してくれない。
そんなときは、自分でカツ丼をつくる手があるとおしえてくれたのは、
『哀愁の町に霧が降るのだ』にでてきた沢野さんだ。
たしかにこの方法だと、絶体絶命のピンチを
ギリギリのところでチャンスにかえる可能性がある。
でも、プールでおよげない場合は、どうやってのりきればいいのか。
プールには、トレーニングジムが併設されているけど、
ジム用のズボンをもっていなかった。
さすがに水泳パンツでトレーニングするのは はずかしいし、
ひとさわがせでもある。
車にのりこんだまま、どんな選択肢があるのか しばらく検討したけど、
けっきょくきょうのところはなにもできないという結論にいたる。
家にもどって体幹トレーニングをするのがせいぜいで、
欲求不満なからだをなだめるように、
家でしこしことからだをうごかした。
なぜきゅうにからだがうごくようになったのか わからない。
ずっとだるさがつづいていたので、
ふつうにうごけるようになると すごく楽だ。
ひとは気分でうごいている、となにかにかいてあったけど、
ほんとうに、からだがキレキレだと、
なにごとにもまえむきでいられる。
道ですれちがう しらないひとにも上機嫌で声をかけそうだ。
ジョギングでは、これまで30分はしると
ようやくウォーミングアップがおわる、
みたいなかんじだったのに、
このまえは はじめから気もちよくはしれたのでおどろいた。
新聞広告に「家内も驚いた、みなぎる活力」なんて薬がのっている。
わたしの場合はそっちの「活力」ではないので
残念ながら配偶者はちっともおどろかないけれど、
もし薬でいまみたいにからだがうごくようになるのなら、
サプリにたよるのもありだなとおもう。
80歳をこえてからエベレストにのぼり有名になった三浦さんは、
サントリーのセサミンをのんでいるという。
ほかにも、調子がよくなるというサプリを、
新聞だけで何種類も目にする。
ケチで貧乏なわたしは、サプリの効果をしんじてなかったので、
これまでいちどもためしたことがない。
わたしの絶好調は、なにがよかったのか、
そして、いつまでつづいてくれるのか。
朝おきたとき、なにかのかげんで、
またあのだるいからだに もどっているのでは、と ヒヤヒヤしている。