「犬の頭に『?』をつけるとかわいくなる」(ヨシダプロ氏)
http://portal.nifty.com/kiji/171025201009_1.htm
今回は、なにかに似ている、ではなくて、
犬の頭に「?」をつけたらかわいい、という発見だ。
ヨシダプロ氏が、ももちゃんと将棋をさす記事をかいたときのこと。
画像加工でクエスチョンマークを顔のちかくにおいたら
かわいくなる効果があるのに気づいた。
それを、画像加工ではなく、紙と針金をつかって
常に具体化するアイテム「?(デフォルトクエスチョン)」
をつくったら、というのが今回の記事の趣旨だ。
たしかに「?」をつけると、かわいくなる効果がみとめられる。
ひいきにしてる「ももちゃんシリーズ」なので、
蛇足としりつつも、この記事をとりあげてみた。
そもそも、動物はいつもなにかしら
かんがえこんでいるようにみえる。
ももちゃんだけでなく、わたしの家のピピ(ねこ)だって、
つねにささやかな疑問をかかえているみたいだし、
ときにはすべてをしりつくしてるんじゃないか、とまでおもう。
犬やネコだけでなく、カラスだって、
いつもなんだか悪だくみをしてるみたいだ。
人間にはわからない回路で、脳をはたらかせているのでは。
そうはいっても、あまりちいさな動物、
たとえばスズメやネズミには「?」が似あわないような気がする。
さらにちいさい生物、ミジンコのよこに「?」をつけてもだめだ。
神社でむれているハトは、一心不乱にエサをついばむだけで、
なにか疑問をかかえているようにはみえない。
カラスはOKで、ハトだとダメなのは、なんの差があるのだろう。
ひとつの仮説として、あるていどのおおきさがないと、
知性をみとめにくいのでは、というのがわたしの気づきだ。
反対に、あまりおおきな動物でもクエスチョンマークはにあわない。
ゾウの頭の上に「?」があってもへんなだけだし、
馬でもまだおおきすぎる。
こうしてみると、ヨシダプロ氏が
犬のももちゃんを題材にえらんだのは、
身ぢかにいる動物という理由だけでなく、
必然的な選択だったのかもしれない。
やっぱり、蛇足にしかならないかった。
ちなみに、ヘビにもクエスチョンマークはふさわしくない。
ヘビは疑問なんてもたず、冷酷に行動するからこそヘビなのであり、
なやみをかかえたヘビはすでにヘビではない。
やはり、いちばん「?」が似あうのは、犬かネコみたいだ。