2017年11月08日

コンフィをつくる

デイリーポータルZに刺激され、コンフィをつくってみた。
コンフィは、肉を低温のあぶらでゆっくり加熱する料理だ。
http://portal.nifty.com/2008/07/07/a/
このまえからとりいれているMEC食では、
いちにちに200グラムの肉をたべたいので、
つい鳥の胸肉にたよりがちとなる。
胸肉は、やすいけど、脂肪分がすくなく、
うまみをひきだすのがむつかしい。
コンフィなら、あぶらで煮こむのだし、
もともとが保存のための調理法なので、
いちどつくれば何日もたべられるはずだ。

デイリーポータルZの記事では、
耐熱皿とオーブンをつかっている。
クックパッドをみると、炊飯器による
かんたんなつくり方がのっていたので、
そちらをためしてみた。

・肉に塩とスパイス(ローズマリー・タイム)をまぶす
・ジップロックにいれ、冷蔵庫でひとばんねかせる
・ラードをチューブ1本ほど ジップロックにくわえる
・ジップロックを炊飯器にいれ、沸騰したお湯を
 袋がしっかりつかるようにくわえる
・「保温」にしたまま3時間おく
・ジップロックを炊飯器からとりだし 常温でさます
・容器にうつしかえ、冷蔵庫で保存する

工程をぜんぶあげると ややこしそうだけど、
じっさいの作業はきわめてかんたんだ。
コンフィ.jpg
できあがったコンフィを、てきとうなあつさにきり、
デイリーポータルZの記事ですすめているように、
フライパンでかるくやいてみる。
ラードをたっぷりすいこんで、
しっとりと、ふかい味わいを期待していたけど、
おどろくほどのおいしさとはいえない。
たしかにやわらかくはなったものの、
胸肉特有のパサつきはあいかわらずだ。

フライパンでやく効果を あまりかんじなかったので、
冷蔵庫からだしたコンフィに、そのままマヨネーズをつけた。
これが意外とおいしい。
あぶらまみれのコンフィに、
さらにマヨネーズのあぶらをくわえたほうが
おいしくなるとは どういうことだろう。
ラードにマヨネーズというと、動脈硬化へ一直線、みたいだ。
ゆっくりと自殺してるような強力なコンビ。
でも、たべものでコレステロール値はあがらない、
というのがこのごろの定説なので、おそれずに摂取している。
たべた食品は関係ないのだったら、
ではどうしてコレステロール値があがってしまうのか、
不思議におもえてくる。
卵にはコレステロールがおおくふくまれているので、
卵は1日1個にとどめましょう、なんていわれていたのに、
いったいあれはなんだったのか。
とにかく、MEC食のおしえにしたがい、
コレステロール値なんて気にせずに、
どんどん動物性脂質とたんぱく質をとりいれている。

ラードをたっぷりつかうので、ジップロックはあぶらまみれになる。
いくらあらってもヌルヌルがとれず、
どうしようもないので、けっきょくすててしまった。
そのたびにすてるのは もったいないので、
次回は鍋をつかって、新聞紙にくるむ保温料理法をためしてみたい。
なによりも、もっとおいしくならなければ
わざわざラードで煮る意味がない。
胸肉が脂分をたっぷりすいこんで、
濃厚なハムみたいにならないものか。

posted by カルピス at 21:21 | Comment(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする