2017年11月27日

おもおもしくはしるようになったフィットは、あんがいブレーキの故障かも

わたしの愛車は中古でかった初期型のフィット(ホンダ)で、
2002年につくられているから、もう15年もまえの車だ。
ちいさな車なのに、荷物をたくさんつめるし、
なによりもキビキビしたはしりが気にいっている。
愛している、といってもいいぐらいだ。

先週のやすみの日に、フィットのタイヤを冬用にかえた。
そのあとガソリンスタンドで、空気圧の調整をすると、
右の前タイヤが熱をもっている。
ほかのタイヤはかわりないのに、
ひとつだけがあついのはおかしいので、
いつもお世話になっているお店に連絡した。
どうも、ブレーキがかかった状態ではしっているようだ。
わりによくある故障らしく、わたしがはなす症状をきいて、
すぐに熱の原因を推測され、工場へもってかえられた。

つぎの日の朝、修理会社のかたが、
修理をすませたフィットをもってこられた。
故障の原因について、部品の名前をあげてくわしく説明されたけど、
専門用語がおおく、わたしの理解をこえている。
ブレーキがかかった状態、ということばだけわかった。
故障があっても、とくに異常をかんじなかったけど、
ながいあいだフィットにつらいおもいをさせていたようだ。
タイヤを交換して空気圧をしらべなければ、
熱をもったタイヤに、わたしはぜったい気づかなかっただろう。

なおったフィットにのってみると、すごくかるい。
そういえば、修理にだすまえのフィットは、
まるで大型車を運転しているみたいだったのをおもいだした。
コンパクトカーらしからぬどっしり感を、
わたしはあんがい気にいっており、
それが異常だとはぜんぜんおもわなかった。
車の性能としておもおもしくはしっていたのではなく、
ブレーキがかかった状態だから、おもくかんじてあたりまえだ。

なんのやくにもたたないわたしのブログだけど、
今回は教訓めいた情報をおつたえできる。
もし、あなたの運転するフィットが、
大型車みたいな重厚なはしりをするようにかんじたら、
それは、車の熟成がすすんだわけではなく、
たんにブレーキがわるさをしているのかもしれない。
のっそりしたはしりに満足するのではなく、
タイヤが熱をもっていないかどうかしらべ、
もしそうなら修理工場に相談するようおすすめしたい。
1300ccのフィットは、大型車に進化したりしない。
故障によるおもいはしりは、
あんがいわるくないのりごこちをもたらすけど、
修理をおえた車とくらべてみたら、
どれだけブレーキをかけていたのかわかる。
キビキビはしるようになったフィットと再会し、
いまさらながら フィット本来のはしりを たのしんでいる。

posted by カルピス at 21:38 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする