2018年02月13日

「調子にのれるときは 調子にのっておけばいい」三森さんの肯定がここちよい

火曜日から木曜日までのゆうがたパラダイス
(NHK-FM)をたのしみにきいている
(月曜は、さすがについていけなくなった)。
きょうの担当は、声優の三森すずこさん。
みもりん鬼にしかってもらうコーナーで、
「パチンコでたまたまかったり、
 女の子としたしくなれたりと、
 いいことばかりがつづき、調子にのっています。
 こんなふうに調子にのってると、
 もうじきいたい目にあいそうなので、
 みもりんにいましめの喝をいれてほしい」
とリスナーからメールがとどいた。

三森さんは、
「いーんじゃないですか。
 いいことがつづいたとき調子にのったって。
 でないと、いつ調子にのるんだっておもうし」
みたいな感想をのべている。
調子にのってもいい、という
三森さんの肯定がわたしを安心させる。

でも、わたしはこのリスナーとは反対に、
このごろ ろくでもないことばかりつづいている。
たとえばアップルから身におぼえのない領収書が
メールでおくられてきたり、
5000円札だとおもって1万円札をだしたら、
すんなり5000円としてうけとられたり、
職場の車にキズをつけてしまったり。
こんなときにがっくりこないで、
いつがっくりするんだ、というぐらいひどい。
あいかわらず左肩がいたくて たのしくはしれないし、
ピピといっしょにねると
たかい確率でパジャマにおしっこをつけられる。
胃の調子がわるく、コーヒーをのむと胃がいたくなる。
いまのうちにしっかりおちこんでおいたら、
もうじき復活のきざしをよびこめるだろうか。

わたしがいまよんでいる『永遠の1/2』(佐藤正午・集英社)は、
「失業したとたんにツキがまわってきた」
というかきだしではじまっている。
この主人公の場合、婚約者に理由もなくわかればなしをきりだされても
ぼくは、一年近く続いた女との関係をたったの二時間で精算できたことになる。

と解釈するぐらいだから、
まえむきというよりも、ちがった意味で計算だかい。
「しかし一年つづいたということは」ぼくは考え考え反論した。「少なくとも五十回は寝た勘定になる。それは判るな?」
「わかるさ。すくなくとも五十回のファックだろが」(中略)
「じゃあ訊くけど、五十回ファックした女とそのうえ結婚したいと思うか?」

こんな暴論に、ふかくうなずいたりするから
わたしのツキがにげてしまったのだろうか。

posted by カルピス at 21:44 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする