2018年03月14日

ジーンズをはきかえたら、しんじられないぐらい、気もちがよかった。

あまりおおきな声ではいえないけど、
わたしは冬に ジーンズをほとんど洗濯しないではきつづけている。
きれいずきというか、潔癖症のひとのなかには、
いちど手や足をとおしたものは、
いちにちで洗濯しないと気がすまないひとがいるらしい。
わたしは、よごれを実感しないかぎり、
そのままはきつづけるほうだ。
ネコのおしっこがついたり、
ショーユのシミができたりしたらあらうけど、
そうでないかぎり、1、2ヶ月は平気ではいている。

3月中旬になってあたたかい日がつづき、
ときにはあついとかんじる日もでてきた。
このまえひどく汗をかいたので、
すこしまよってからジーンズを洗濯機にいれ、
シャワーをあびてから しまってあったジーンズにきがえた。
ジーンズが足にピタッとおさまり、肌ざわりというか、
足にまとわりつくデニムのかんじがすごく気もちがいい。
生理的な快感をおぼえる。
まるで生まれかわったように新鮮なこころもちだ。
夏には毎日ズボンをかえるけど、
こんな気もちのよさはかんじたことがない。
はきなれたジーンズであり、サイズがわたしの足にピッタリなのも
快感にひとやくかっていそうだ。
洗濯によりすこしちぢみ、ブカブカではなく、ピッチリでもない。
ベルトをつけなくても、すんなりおさまるのが
洗濯しおえたジーンズのここちよさだ。

先日のデイリーポータルZに、
「洗濯洗剤は、必要ないって、ホント?!」がのった。
http://portal.nifty.com/kiji/180309202279_1.htm
テレビのコマーシャルでは、その会社の洗剤が
ひどいよごれをおとすようなことをいうけど、
実験してみると、水だけであらった場合とくらべ、
たいして差がでなかった。
企業はよごれおちがすぐれていると強調し、
消費者は効果がないものにお金をはらう。
その結果、川や海がよごされていく。
なんておかしなことがまかりとおっている世の中だろう。

わたしが洗濯したジーンズにかんじる快感は、
洗剤であらったから よごれがおちて、
気もちよくかんじるのではなく、
洗剤をつかわず、水だけでざっとあらった場合にも、
おなじようなここちよさをおぼえるとおもう。

人間のからだも、おふろにはいったとき、
せっけんでおゴシゴシあわらなくても、
ただお湯につかるだけで、じゅうぶんにきれいになると
きいたことがある。
わたしもなんにちかためしてみたけど、
夏だったためか、からだのアブラがおちなくて、
気もちよくないので、すぐにやめた。
ただ、洗濯に洗剤をつかわなくても、
からだとちがい、ジーンズは不満をいったりしない。
実用になるほどきれいにあらえるのなら、
洗剤をいれない洗濯でじゅうぶんだ。

posted by カルピス at 22:11 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする