カゼをひいてから、もう2週間ちかくたつのに、
なかなかすっきりなおらない。
すぐよくなるだろうと、夜おそくまでグズグズしてたら、
朝おきると、いつもノドのかゆさとセキになやまされる。
わたしはバファリンがとてもよくきくので、
朝・夕と食後にのむと、関節のいたみがひき、スッと楽になる。
それをいいことに、カゼをあまくみて夜ふかしをつづけていたら
いよいよくるしくなってきた。
わたしのからだは、ほんとうはかなり
ひどい状況にいたっているのではないか。
ただのカゼなどではなく、たとえば肝臓や腎臓が
ちゃんとはたらかなくなっているから、
からだのあちこちがいよいよ悲鳴をあげはじめたのだ。
すこしまえにみた『真夜中のカウボーイ』をおもいだす。
ダスティン=ホフマンがえんじる男性が
バスでフロリダにいこうとしていたとき、
だんだん自分のからだがコントロールできなくなり、
ついにはフロリダにつくまえに死んでしまう。
あの男性くらい、わたしのからだはヤバイ状態なのでは。
心配なら病院へいけばいいけど、
もし最終通告をつきつけられたら、わたしにはたえられそうにない。
もしかしたら、ただの花粉症の症状に、
おおさわぎをしているだけかもしれない。
ノドがかゆく、セキがとまらないのは、
花粉症といわれれば、納得できる症状だ。
あるいは、そのいずれでもなく、
ほんとうは、からだはなんともないのに、
脳がブレーキをかけているのかもしれない。
だから、ときどきからだをうごかしてみると、
ちゃんといつものようにはしれたり およげたりする。
この2週間は、やすみの日にもほとんどトレーニングをせず、
家にこもるときがおおかった。
天気がわるかったのもある。
3月としてはさむすぎたし、雨がおおすぎた2週間だ。
きょうは方針をかえ、いつもかよっているジムで、
45分ほどウエイトトレーニングをしたあと、
ランニングマシンで5キロはしった。逆療法だ。
ウエイトトレーニングでは、まえよりもあげる回数がへったし、
はしるのも、スピートをおとさないと5キロつづけられなかった。
でも、とにかくいつものメニューができたし、
ここちよいつかれとともに
からだと頭がリセットされたかんじをあじわう。
逆療法がどうでるか、あすの目ざめに期待したい。