2018年06月24日

セネガルとポーランドの試合をみて、セネガルのつよさにおどろく

日本とおなじグループHにぞくする
セネガルとポーランドの試合をみた。
骨身をおしまないセネガルの献身的な守備におどろく。
そして攻撃は組織だっており、迫力がある。
こんなに統率のとれたアフリカのチームをはじめてみる。
アフリカ勢というと、身体能力はたかくても、
気分にムラがあり、いいときは手がつけられないほどせめながら、
いったん気もちがとぎれると、ガタガタっといくイメージがある。
でもセネガルは、チームとして機能しようとしているのがみてとれる。
絶対的なエースにたよる、ワンマンのチームではない。
Wカップがはじまるまえは、
グループHでいちばんの国はコロンビアだとおもっていたけど、
セネガルのつよさはさらにきわだっている。

対するポーランドも、セネガルに手をやきながら、
自分たちのスタイルをしんじて、
やるべきことを愚直にやりつづけている。
プレッシャーをかけ、ボールをつなぎ、
たとえそれがセネガルにうばいかえされても、
おなじことをなんどでもくりかえす。
根気よくつづけた結果が実をむすび、
フリーキックをヘディングでおしこみ1点をかえす。

FIFAランキングでは、セネガルが27位で、ポーランドが8位。
でも、ポーランドは ほぼいいところがなく、
セネガルにおしこまれていた。
ポーランドにしても、日本よりもまとまりがあり、
総合的なちからはうえだとおもうけど、
セネガルよりもやりやすいのではないか。

アフリカの選手はよく足がのびるといわれる。
この試合でも、わかっていながらポーランドのパスが
なんどもセネガルの網にひっかかっていた。
これは、日本もそうとう苦労するだろう。
セネガルは、攻撃だけでなく、きっちりまもる。
日本がボールをうばわれたら、いっきにカウンターをくいそうだ。
日本がにが手とするタイプのチームではないか。
身体能力がきわだっているうえに、背もたかく、
組織的なせめとまもりができている。
そのうえコンディションがいいとなると、
つけいるスキはどこにもないようにみえる。

こんなセネガルを相手に、日本のサッカーがどこまで通用するだろう。
これまでの相性でいうと、日本はアフリカ勢に分があるけど、
ポーランド戦をみるかぎり、セネガルを相手にするときは、
過去のデーターにすがらないほうがよさそうだ。
コロンビアにかったからといって、
おなじようにうまくいく相手ではない。
日本サッカー協会にお灸をすえてほしいわたしだけど、
そんな事情をぬきにしても、
セネガルとはむつかしい試合になるだろう。

posted by カルピス at 18:44 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする