2018年06月28日

にわかファンとしてポーランド戦にのぞむ

糸井重里さんが「ほぼ日」に毎日かいているブログ、
「今日のダーリン」に、サッカーWカップをとりあげていた。
糸井さんは、あまりサッカーにくわしくないそうで、
でも、にわかファンとして すくなからぬ試合をみてたのしんでいる。

わたしだって、永遠のにわかファンのくせに、
わかったようなことを ついエラソーにかいてしまう。
ほんとうは、戦術の理解などきわめてあさい。
みた目でいきおいをかんじるチームがあれば、
ただしい攻撃サッカーのような気がして応援するぐらいか。
糸井さんのように、にわかファンであることを自覚して、
頭をからっぽにして サッカーの魅力にひたるのが、
わたしのレベルでは ただしい態度だ。

わたしも、2002年の日韓Wカップのときは、
ほとんどなんの情報もなく、ただ日本の試合だけをみて、
かった、まけたとさわいでいた。
2006年のドイツ大会になると、
すこしは知識もついてきて、日本の活躍に期待していたのに、
あえなくグループリーグで敗退してしまう。
そしてオシムさんが代表監督につくと、
サッカー本をよみあさり、代表戦だけでなく、
Jリーグのテレビ放送もみるようになった。
ただ、あいかわらずサッカーについての知識はとぼしく、
バルセロナのポゼッションサッカーがもてはやされると、
いかにもミーハーなファンとして、
日本にもそんなサッカーを志してほしくなる。

おおくの野球ファンも、ひいきにしているチームについて、
かなりエラソーに監督の采配や、
選手のプレーにひとこといいたがる。
サッカーは、野球よりはるかに運動量がおおく、
せめとまもりがはっきりしているせいか、
熱狂の度あいが ただならぬ領域にはいりやすい。
まえの記事にもかいたけど、宇宙人がサッカーの試合をみたら、
なんであんなに必死になって、ボールをゴールにいれたがり、
相手側は、ものすごい形相でそれをふせごうとするのか、
理解にくるしむだろう。
論理では説明できない。
ただ血がさわぐのだ。

今夜のポーランド戦をまえに、そわそわと11時をまつひとは
いったいどれだけの数におよぶだろう。
ひとつの世界的なおまつりとして、
わたしもまたややこしいことをいわずにたのしみたい。
前監督のハリルホジッチ氏を解任したうごきに納得できず、
すっきりと日本代表を応援できないのが残念だけど、
問題は日本サッカー協会のやり方であり、
選手たちの活躍をねがう気もちにいつわりはない。
ポーランドは、自分たちのプライドにかけ、
必死になって試合にのぞんでくるだろう。
日本の選手たちは、ひきわけではなく、勝利をめざして、
これまでの2試合でみせてくれたパスサッカーをやりとおしてほしい。

posted by カルピス at 20:36 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする