2018年07月03日

Wカップ 決勝トーナメント ベルギーをあいてに2−3でやぶれる

Wカップ 決勝トーナメント
日本対ベルギー 2−3

試合開始の3時におきれなかったので、6時から録画をみる。
勝敗をしらないうちにみようと、テレビの電源をいれたとたん、
どこかのニュース番組で、ベルギー戦についてはなしていた。
おしい内容で日本がまけたのをしる。
結果がわかっているサッカーの試合くらい つまらないものはない。

試合がはじまってしばらくは、日本もせめこんでいたけど、
だんだんとベルギーはちからづくで
ペナルティエリアにはいってくるようになる。
防戦一方の日本。
なんとか無失点で前半をおえる。

後半3分に原口が先取点をあげる。
柴崎からのスルーパスをうけ、
すこしためらいながらも右足をふりぬくと、
ボールがゴール左におさまった。
原口は、自分できめておきながら、
自分がいちばんしんじられないという顔をしている。
ゴールが現実だとわかり、おおよろこびで仲間のほうへかけこむ。
槙野が、顔をまっかにしてよろこんでいた。いいやつだ。

その4分後に、こんどは乾がミドルシュートをきめる。
無回転の、うつくしいシュートが、ゴールの右につきささる。
たてつづけの得点で、日本はいきおいがでてきたけど、
ベルギーがギアをあげるタイミングもはやくなった。
2人同時に選手をかえてくる。
フェライニは194センチの長身で、
もうひとりは、決勝点をあげたシャドリ。
これで前線にルカクとフェライニがならぶ。
キャプテンのアザールがピッチ全面をはしりまわり、
自由にボールをまわすようになると、
いっきょにベルギーの攻撃はするどさをました。
日本はたてつづけに2点をうしない、
ロスタイムには、決勝点となる3点目をきめられる。
右からのクロスをルカクがスルーして、
ひとりあまっていたシャドリがおしこむという
あつみのある攻撃だった。
ベルギーに本気をださせたら、手がつけられない。
日本はいいところまでせまったけど、
ここぞというときの ちからの差は歴然だった。

不思議に日本はベルギーがあいてだと、いい試合をする。
ザッケローニ監督のときもそうだった。
これまで2勝2分1敗というのあだから、相性がいいのだろう。
とはいえ、いまのベルギーはFIFAランキング3位の強豪国で、
ふつうにかんがえると、日本は はるかにちからまけする相手だ。
そのベルギーから2点をとったのだから、
ベスト8までもう一歩だった。
2点先取した試合を、そのままおわらせるのが、日本の課題だろう。
そこからバタバタと同点においつかれ、
ロスタイムに決勝点をゆるしたのは残念だった。

これまでなんどもかいたとおり、大会2ヶ月まえという時期に、
日本サッカー協会がハリルホジッチ前監督を解任したうごきは、
すっきりしない リクのたかい判断だった。
結果として、決勝トーナメントにすすみ、
強豪国のベルギーをあいてに、いいところまで試合をすすめたけど、
だからといって、すべてがちょうけしになるわけではない。
それはそれ、これはこれで、はっきりと解任にいたるまでに、
なにがあったのかを説明してもらいたい。
じゅうぶんな準備期間があれば、
ベルギーにだって かてたかもしれない。
ベルギー戦でみせた、選手たちの活躍に拍手をおくるとともに、
つぎの日本代表が、どんな体制でのぞむのかを
きびしい目でみまもっていきたい。

posted by カルピス at 22:38 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする