生きてるだけでまるもうけ、ということばがあるけど、
これだけあつい日がつづくと、
生きてるだけでせいいっぱい、であり、
なにかをなしとげなくても、ただいちにちをやりすごせば、
それだけでひと仕事をやりとげたといえる。
いまはせいいっぱいからだをあまやかす時期とさだめ、
からだのもとめに耳をかたむける。
いまさらそんなことをいわなくても、
ひごろからわたしは自分にあまい人間で、
脳がもとめるままに、からだをあまやかし、ストレスをさけている。
いまは、さらに輪をかけて、からだをやすめるのが優先課題だ。
すべてをあつさのせいにでき、
社会的にゆるされる雰囲気があるので、
たいしたことをしなくても、ただ生きていればいい。
猛暑はあんがいわたしにむいているのかもしれない。
その場のあつさをやりすごすために、
どうしてもつめたいものをたくさんのんだり、
冷房にたよりがちとなる。
からだは、それなりのダメージをうけているはずで、
いまからからだをいたわっておかないと、
秋にはひどい夏バテがやってきそうだ。
そうはいっても、目のまえのあつさをなんとかしないと、
いちにちがおわらないわけで、
夜のお酒は、氷でガンガンにひやした白ワインのソーダわりと、
おなじく大量の氷をいれた焼酎のロックにたよっている。
いつもの夏は、ジン・トニックをたのしんでいたけど、
おいしすぎて、どうしてものみすぎるのでことしはやめた。
水分の補給には、きりふだとしてスイカにたよる。
からだの熱をとるよう、こまめに水風呂につかる。
ひるねは、猛暑でなくてもやすみの日の大切なイベントだ。
夜はエアコンをきってねるため、
睡眠の質はどうしてもひくくなり、
朝おきたときからすでにボーっとしている。
水風呂とひるねが、生存戦略のかなめかもしれない。
天気予報をみると、台風がちかづいてくるため、
日曜日は雨となり、気温は29℃を予想している。
30℃をしたまわるのは、なんにちぶりだろう。
いまいちばんのごちそうは、30℃以下のお天気なのではないか。