2018年08月02日

同僚の結婚をおいわいするサプライズパーティー

職場の同僚が結婚することになり、
サプライズパーティーが企画された。
とてもやさしい女性で、きょうの会が
自分のためにもよおされたサプライズと気づいたところで
はやくも涙をこらえきれず、ぐしゃぐしゃの顔になる。
それがまたすてきな笑顔なので、
おいわいするわたしたちもうれしくなる。
どこで用意したのか、ウェディングドレスをきた彼女は、
花婿の代理をつとめる職員といっしょに
みんなのまえをしずしずとあるいてくる。
ほとんど結婚式にでたことのないわたしは、
彼女がほんとうにきれいなのでおどろいた。
きれいでないのに「すてき!」というのはつらいけど、
彼女はほんとうにすてきだった。
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とはいえ、個人的なこのみでいうと、
サプライズパーティーはかんべんしてほしいとおもう。
わたしなんかに企画されるわけはないので、
心配する必要はないのだけど、どんなおいわいであれ、
サプライズされたらこまってしまうだろう。
企画するほうはたのしいかもしれないけど、
おどかされる側は、うれしさとともに、
かなりのはずかしさをかんじているのでは。
ひとにはむき・ふむきがあり、ああした日のあたる場面は、
それにたえられるひとだけにしてほしい。

サプライズパーティーの司会をしたのも、
花婿の代理をつとめたのも、
さいごに万歳三唱をとなえたのも、
みんな離婚経験者なのに気づき、おもしろいとおもった。
結婚が、けして無条件のしあわせでないのをみんなしっており、
それでもなお、こころからおいわいしたいとおもっての会だ。
そういうわたしだって、まさか自分たちが
しずかで会話のとぼしい 典型的な中年夫婦になるなんて、
結婚したときにはすこしもおもわなかったのに。
きょうの会は、結婚が、いいことばかりじゃなくて、
でも、そのすばらしさを よくわかっている職員たちのおかげで、
リアルな、こころのこもったおいわいになった。
結婚する彼女が、しあわせな生活をおくるよう ねがっている。

posted by カルピス at 22:06 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする