ココを主治医の獣医さんへつれていく。
2どめの予防注射のためで、生まれてから3カ月のときに1どめ、
それから3週間以上あけて2どめの注射をするのがお約束だ。
1どめは、7月の上旬だったので、それから6週間がたった。
体重は、2キロから3.5キロへと、1.5キロもふえている。
たった6週間でこんなにおおきくなるなんて。
すこしまえの記事に、ココはココなのだから、
まえにいっしょにくらしたピピといっしょにしないで、
べつの個性をもったネコとしてつきあわなくては、とかいた。
まえは、ピピにしていたようなかかえ方で
無理やり 赤ちゃんだっこをしていたけど、
どうもココはそうしただきかたがあまりすきではない。
赤ちゃんだっこ、つまり、あおむけにだきかかえると、
すぐにからだをよじってぬけだそうとする。
ネコとして、ふつうの反応だろう。
おなかをさらけだして だかれるほうがおかしい。
まだ子どもなので、ココは手のひらをみると、
なでてもらうより、ガブッとかじってあそびたくなるようだ。
両脇をかかえてほっぺたをスリスリするのは大丈夫で、
はなしかけながらほっぺをつよくくっつけると、
ノドをならしてうけいれてくれる。
しずかによこたわっているときは、からだをなでさせてくれる。
目をほそめ、ノドをならすココはすごくかわいい。
ココは、ネコとしては鼻がたかく、
キツネ顔といっていいかもしれない。
かわいい子ネコから、大人の顔つきになってきた。
ちょうどデイリーポータルZに、
「キツネをつまんでみた」はなしがのっていた。
http://portal.nifty.com/kiji/180824203764_1.htm
群でいるキツネをみたのは はじめてだ。
けなみはともかくとして、顔つきは、すごくかわいい。
ココも、ゆくゆくはあんなふうにとんがった鼻になるかもしれない。
網戸のむかいにあるブロック塀を、
ときどきのらネコがとおり、ココとにらめっこになる。
おたがいに、あいてを不思議そうにみている。
うちのコも、よそのコも、みんな気になる、という
「ドコノコ」の思想によれば、とおりすがりの のらネコにも
やさしくしなければならないのだろうけど、
いまはただしずかにみまもっているだけだ。
必要があれば、手だすけをしようと こころの準備をしている。