きのうの試合でフロンターレが長崎にかち、
広島がガンバにやぶれたため、
得失点差でフロンターレが首位にたった。
きのうは、開始直後にV・ファーレン長崎が
なんどもチャンスをつくったけど、
フロンターレはおちついてまもりきる。
そのうちパスををつないでゴールにせまり、
たてつづけに2点をいれる。
王者にふさわしい、圧倒的なつよさを印象づける試合だった。
サッカーをみたり、サッカーの本をよむのがすきだけど、
できればわたしもグランドにたってプレーをしたい。
どのスポーツにしろ、みるだけでなく、
じっさいにやってみたほうが おもしろいにきまっている。
でも、まったくの初心者では、
どこかのチームにいれてもらうのは しきいがたかい。
いちばんてっとりばやいのは、職場でメンバーをあつめ、
自分たちとおなじくらいよわいチームに
試合をもうしこむやり方だろう。
わたしみたいに、サッカーがすきで、
じっさいにプレーしたいけど、仲間がいない、
というひとはあんがいおおいのではないか。
わたしはチームスポーツにむかないとおもうけど、
あそびのサッカーだったらぜひ試合をしてみたい。
20代のまんなかごろ、サッカーシューズをはいて、
いきなりの練習試合に参加したことがある。
メンバーがたりず、うごけるひとならだれでもいいからと、
サッカーをしたことのないわたしにも声がかかった。
うしろのほうにたって、ボールをはじきかえせばいいだろうと、
かるい気もちでひきうけたら、
なぜだかもっとまえにほうにたたされて、
はしりまわっていると、やたらにわたしにボールがあつまった。
こまかいコントロールはできないので、
わたしにボールをまわされてもこまってしまう。
アバウトなクロスをゴールちかくにあげて、
あとはほかのメンバーにおまかせしたようにおもう。
なぜだか体調はよく、いくらはしってもつかれない。
おもえばわたしがもっともサッカーにちかづいた時間だった。
はりきりすぎたのだろう、接触があり グランドにたおれたとき、
手のつき方がわるくてヒジを脱臼してしまった。
わたしのサッカー体験はそれでおわり、
そのあと1ヶ月くらいヒジを固定してすごした。
サッカーについての知識がふえたいま、
からだはうごかなくても、
あたまはいいプレーをめざそうとするだろう。
中村憲剛みたいなスルーパスをきめ、
なかまたちとよろこびを爆発させたい。
2018年09月30日
2018年09月29日
『サッカー最新戦術ラボ ワールドカップ タクティカルレポート』(西部謙司)
『サッカー最新戦術ラボ ワールドカップ タクティカルレポート』
(西部謙司・学研プラス)
W杯がおわってまだ2ヶ月ばかりなのに、
もうずいぶんむかしの出来事におもえる。
決勝戦がフランスとクロアチアだったことさえわすれていた。
本書は、ベスト8にのこった国々を中心に、
予想に反して予選でやぶれさったドイツ、
ベスト16におわったスペインとアルゼンチン、
そして予想外に健闘した日本をラインナップにくわえ、
ぜんぶで11カ国の試合内容を分析している。
国ごとの分析をみると、
ざっくりとした印象でとらえていた
それぞれのスタイルが整理できる。
アルゼンチンはあまりにもメッシだのみだったけど、
それはそれで、アルゼンチンにとって
しかたのない選択でもあった。
スペインのポゼッションサッカーは、
結果としてはベスト16にとどまったけど、
スペインはこれからもパスをまわしつづけるだろう。
それぞれの国がそれぞれのスタイルをもつなかで、
決勝をあらそったフランスとクロアチアは、
はっきりした特徴のないチームだった。
チームずくりを、多様型と均質型にわけてとらえると、ロシア大会は、
多様性をもったチームがかちのこった大会と西部さんはみている。
日本や韓国は均質型の典型だけど、
そこに多様性をもちこまなければのびしろがない。
ただ、日本社会に多様性をもとめるのは時間がかかる、
というのが西部さんの分析だ。
ロシア大会の戦術的傾向が、本書は理論整然と分析されている。
数々の試合をおもいだしながら、雑然とした印象が
きれいに整理される気もちのよさを味わえた。
(西部謙司・学研プラス)
W杯がおわってまだ2ヶ月ばかりなのに、
もうずいぶんむかしの出来事におもえる。
決勝戦がフランスとクロアチアだったことさえわすれていた。
本書は、ベスト8にのこった国々を中心に、
予想に反して予選でやぶれさったドイツ、
ベスト16におわったスペインとアルゼンチン、
そして予想外に健闘した日本をラインナップにくわえ、
ぜんぶで11カ国の試合内容を分析している。
国ごとの分析をみると、
ざっくりとした印象でとらえていた
それぞれのスタイルが整理できる。
アルゼンチンはあまりにもメッシだのみだったけど、
それはそれで、アルゼンチンにとって
しかたのない選択でもあった。
スペインのポゼッションサッカーは、
結果としてはベスト16にとどまったけど、
スペインはこれからもパスをまわしつづけるだろう。
それぞれの国がそれぞれのスタイルをもつなかで、
決勝をあらそったフランスとクロアチアは、
はっきりした特徴のないチームだった。
特徴の明確な強豪が次々に敗退していく中で、状況と相手に応じて自分たちの戦い方を変える対応型のフランスが生き残り、同じタイプのクロアチアとの決勝になったのはロシアワールドカップの傾向をそのまま表していたといえる。
チームずくりを、多様型と均質型にわけてとらえると、ロシア大会は、
多様性をもったチームがかちのこった大会と西部さんはみている。
日本や韓国は均質型の典型だけど、
そこに多様性をもちこまなければのびしろがない。
ただ、日本社会に多様性をもとめるのは時間がかかる、
というのが西部さんの分析だ。
ベスト8まであと一歩までは行けたが、実はベスト8を占めるチームの多くが多様性を持つオールマイティー型であり、ここに食い込むのはベスト16とはまた違った壁がある。
ロシア大会の戦術的傾向が、本書は理論整然と分析されている。
数々の試合をおもいだしながら、雑然とした印象が
きれいに整理される気もちのよさを味わえた。
2018年09月28日
「あつすぎるとビールはほしくない」に影響をうけたことしの夏
いろいろとひとの影響をうけやすいわたしは、
なにげないひとことが、なぜかこころにささったりする。
ずいぶんまえに、山藤章二さんが
「あなたにとって○○とは?」
と質問するひとの気がしれない、という趣旨のことをかいていた。
気がきいた質問におもえるけど、
いわれたほうはこまってしまうから。
山藤さんは、
「わたしにとっても、だれにとっても ○○は○○です」
とこたえるそうだ。
その文章をよんでから、わたしも
「あなたにとって○○とは?」
の質問にひっかかるようになった。
テレビやラジオでも、
「それではズバリききます。
あなたにとって○○とはなんですか?」
という質問をよく耳にする。
きかれたほうは、それぞれよくかんがえて
もっとも自分の気もちにそったいいかたでこたえるけど、
そうたずねられて こまらないのだろうか。
イナモトさんのブログに、この問題がとりあげられていた。
http://yinamoto.hatenablog.com/entry/2018/09/24/174623
「あなたにとって○○とは?」
の質問が、いかにへんてこなのかがよくわかる。
最近わたしにささったなにげないひとことは、
しりあいがいった
「あつすぎるとビールはほしくない」だ。
ビールよりも キンキンにひえた缶チューハイがのみたいという。
あつい日は、ビールにきまっていると おもいこんでいたけど、
そういわれると、わたしもそれほど
ビールをのみたいと おもわなくなった。
ことしの夏は記録的な猛暑だったのに、
しりあいとの のみ会で、2どビールをのんだきりで、
ビールよりも缶チューハイやジン=トニックをからだがもとめた。
これは、あつすぎるとビールがほしくない現象がおきるというよりも、
しりあいのいったひとことに、わたしが影響されたと解釈している。
わたしにとって、影響をうけるひとこととはなんなのだろう。
なにげないひとことが、なぜかこころにささったりする。
ずいぶんまえに、山藤章二さんが
「あなたにとって○○とは?」
と質問するひとの気がしれない、という趣旨のことをかいていた。
気がきいた質問におもえるけど、
いわれたほうはこまってしまうから。
山藤さんは、
「わたしにとっても、だれにとっても ○○は○○です」
とこたえるそうだ。
その文章をよんでから、わたしも
「あなたにとって○○とは?」
の質問にひっかかるようになった。
テレビやラジオでも、
「それではズバリききます。
あなたにとって○○とはなんですか?」
という質問をよく耳にする。
きかれたほうは、それぞれよくかんがえて
もっとも自分の気もちにそったいいかたでこたえるけど、
そうたずねられて こまらないのだろうか。
イナモトさんのブログに、この問題がとりあげられていた。
http://yinamoto.hatenablog.com/entry/2018/09/24/174623
質問する側としてはていよく番組なり、インタビューなりを追われる手段なのだろうが、さてもさても、そう簡単に問いたり、答えたりしていいもんだろうか。
たとえば、
「あなたにとってサイン・コサインとは何ですか?」
「あなたにとって源氏物語とは何ですか?」
「あなたにとって小林製薬とは何ですか?」
「あなたにとって太陽系とは何ですか?」
「あなたにとって○○とは?」
の質問が、いかにへんてこなのかがよくわかる。
最近わたしにささったなにげないひとことは、
しりあいがいった
「あつすぎるとビールはほしくない」だ。
ビールよりも キンキンにひえた缶チューハイがのみたいという。
あつい日は、ビールにきまっていると おもいこんでいたけど、
そういわれると、わたしもそれほど
ビールをのみたいと おもわなくなった。
ことしの夏は記録的な猛暑だったのに、
しりあいとの のみ会で、2どビールをのんだきりで、
ビールよりも缶チューハイやジン=トニックをからだがもとめた。
これは、あつすぎるとビールがほしくない現象がおきるというよりも、
しりあいのいったひとことに、わたしが影響されたと解釈している。
わたしにとって、影響をうけるひとこととはなんなのだろう。
2018年09月27日
朝の野菜あつめで おおきな犬となかよくなれた
朝の仕事として、野菜をあつめるようになって3ヶ月がたつ。
まず車で相棒をむかえにいき、ふたりで数件の農家をまわる。
相棒は、車にのりこむと、ポケットから
10枚ぐらいかさねてあるCDの束をとりだし、
そのときの気分にあった曲をかける。
すべてアイドル系のガールズバンドだ。
グループ名をきいても、すぐにわすれてしまうので、
もう相棒にたずねるるのはやめた。
まえはももクロがいちおしだったけど、
いまはAKBと欅坂がおおいみたいだ。
相棒をむかえにいくとき、けさはNHK-FMで
サイモンとガーファンクルの特集をきいていた。
これから「明日にかける橋」というところで相棒の家につき、
相棒はすぐに欅坂のCDをかけた。
かなり残念だったけど、これも仕事なので、
わたしがすきな番組を優先させるわけにはいかない。
相棒は、CDをききたくて
野菜あつめにくわわっているところがある。
かんがえ方をかえれば、
朝からアイドルグループのCDをききながら
田舎道をはしって野菜をあつめるなんて、
ものすごくめぐまれた仕事かもしれない。
山道に演歌では絵にならないけど、
アイドルなら そのからっぽ感が人生の無常をおしえてくれる。
たずねる農家には、わりとおおきな犬がいて、
3ヶ月たつのにまだ威勢よくほえられてしまう。
でも、敵意むきだしのでむかえではないので、
このまえから 犬にちかづいてはなしかけている。
前回はからだをさわらせてくれた。
きょうは頭やアゴをなでると、気もちよさそうにうずくまり
もっともっとと、催促してくれた。
おおきな犬なので存在感があり、そんなふうに
なかよくしてくれるとすごくうれしい。
介護施設などでおこなわれている、
保護犬によるセラピーみたいなのが新聞にのっていた。
そばにいてくれるだけで、
気もちをおちつかせてくれるちからが
おおきな犬にはある。
『アルプスの少女ハイジ』で
おじいさんがかっていたヨーゼフが、
大型犬のセントバーナードだったのは偶然ではない。
いつもはねてばかりいる印象で、
ハイジたちとじゃれあうわけではないけど、
ヨーゼフがそばにいてくれるからこそ
ハイジとペーター、それにクララは、
おとなたちがいなくても安心してあそびまわれた。
アイドルグループのキャピキャピした曲を毎朝きき、
おおきな犬になかよくしてもらいと、
人生は おもいがけず、いろいろなことがおこる。
まず車で相棒をむかえにいき、ふたりで数件の農家をまわる。
相棒は、車にのりこむと、ポケットから
10枚ぐらいかさねてあるCDの束をとりだし、
そのときの気分にあった曲をかける。
すべてアイドル系のガールズバンドだ。
グループ名をきいても、すぐにわすれてしまうので、
もう相棒にたずねるるのはやめた。
まえはももクロがいちおしだったけど、
いまはAKBと欅坂がおおいみたいだ。
相棒をむかえにいくとき、けさはNHK-FMで
サイモンとガーファンクルの特集をきいていた。
これから「明日にかける橋」というところで相棒の家につき、
相棒はすぐに欅坂のCDをかけた。
かなり残念だったけど、これも仕事なので、
わたしがすきな番組を優先させるわけにはいかない。
相棒は、CDをききたくて
野菜あつめにくわわっているところがある。
かんがえ方をかえれば、
朝からアイドルグループのCDをききながら
田舎道をはしって野菜をあつめるなんて、
ものすごくめぐまれた仕事かもしれない。
山道に演歌では絵にならないけど、
アイドルなら そのからっぽ感が人生の無常をおしえてくれる。
たずねる農家には、わりとおおきな犬がいて、
3ヶ月たつのにまだ威勢よくほえられてしまう。
でも、敵意むきだしのでむかえではないので、
このまえから 犬にちかづいてはなしかけている。
前回はからだをさわらせてくれた。
きょうは頭やアゴをなでると、気もちよさそうにうずくまり
もっともっとと、催促してくれた。
おおきな犬なので存在感があり、そんなふうに
なかよくしてくれるとすごくうれしい。
介護施設などでおこなわれている、
保護犬によるセラピーみたいなのが新聞にのっていた。
そばにいてくれるだけで、
気もちをおちつかせてくれるちからが
おおきな犬にはある。
『アルプスの少女ハイジ』で
おじいさんがかっていたヨーゼフが、
大型犬のセントバーナードだったのは偶然ではない。
いつもはねてばかりいる印象で、
ハイジたちとじゃれあうわけではないけど、
ヨーゼフがそばにいてくれるからこそ
ハイジとペーター、それにクララは、
おとなたちがいなくても安心してあそびまわれた。
アイドルグループのキャピキャピした曲を毎朝きき、
おおきな犬になかよくしてもらいと、
人生は おもいがけず、いろいろなことがおこる。
2018年09月26日
サッカーでは、「どこでプレーできるかは弱点で決まる」(西部謙司)
レアル=マドリーのモドリッチ選手が、
FIFA年間最優秀選手賞を受賞した。
W杯ではクロアチアのキャプテンとして
チームを準優勝にみちびいている。
172センチとこがらなのに、
おおきな選手たちと対等にやりあうすがたが印象にのこる。
サッカーライターの西部謙司氏が受賞にからめ、
モドリッチの経歴を紹介している。
https://www.sponichi.co.jp/soccer/yomimono/column/nishibe/index.html
モドリッチは、わかいころに
ディモナザグレブと10年の契約をはたしながら、
ほかのチームに2どもかしだされている。
ピッチ状態がわるく、ラフプレーのおおいリーグで実力をつけ、
やがてイングランドのトッテナム、
さらにレアル=マドリーへとキャリアをたかめてきた。
西部氏は、ガンバ大阪にいた宇佐美選手をひきあいにだし、
とのべている。
ふつう、弱点には目をつぶり、
得意な面をのばしていくほうがいい、
といわれがちなのに、サッカーは反対の現象がみられるらしい。
弱点があるとそこをねらわれ、
けっきょくはポジションをとれず、
居場所をえるのがむつかしくなるからだ。
日本では、わかい才能をちやほやだいじにしすぎて、
きびしい環境を体験させずに育成の期間をすごしがちだ。
ゆたかな才能をのばしたいのであれば、
きびしい要求をつきつけていく方針が必要となる。
とても日本的なかんがえ方で、すんなり納得できる。
不得意には目をつぶり、得意をのばす、というのは、
わたしの感覚からいうと、欧米型のかんがえ方だとおもっていた。
それがサッカーにおいては逆で、
にが手なプレーでも、最低限はできないと
つかってもらえないというのが意外だ。
苦手の克服を、などという、いかにも日本的で、
ガチガチにかたく おもしろくない美意識が、
むしろ外国で一般的というのがおもしろい。
FIFA年間最優秀選手賞を受賞した。
W杯ではクロアチアのキャプテンとして
チームを準優勝にみちびいている。
172センチとこがらなのに、
おおきな選手たちと対等にやりあうすがたが印象にのこる。
サッカーライターの西部謙司氏が受賞にからめ、
モドリッチの経歴を紹介している。
https://www.sponichi.co.jp/soccer/yomimono/column/nishibe/index.html
モドリッチは、わかいころに
ディモナザグレブと10年の契約をはたしながら、
ほかのチームに2どもかしだされている。
ピッチ状態がわるく、ラフプレーのおおいリーグで実力をつけ、
やがてイングランドのトッテナム、
さらにレアル=マドリーへとキャリアをたかめてきた。
西部氏は、ガンバ大阪にいた宇佐美選手をひきあいにだし、
長所はどこまで行けるかの可能性を表すが、実際にどこでプレーできるかは弱点で決まる。
とのべている。
ふつう、弱点には目をつぶり、
得意な面をのばしていくほうがいい、
といわれがちなのに、サッカーは反対の現象がみられるらしい。
弱点があるとそこをねらわれ、
けっきょくはポジションをとれず、
居場所をえるのがむつかしくなるからだ。
日本では、わかい才能をちやほやだいじにしすぎて、
きびしい環境を体験させずに育成の期間をすごしがちだ。
ゆたかな才能をのばしたいのであれば、
きびしい要求をつきつけていく方針が必要となる。
長所だけを大事にしても本人が後々苦労するだけなのだ。可愛い子には旅をさせよというが、才能の大きな選手に対してはより厳しい要求をつきつけるべきなのだ。
とても日本的なかんがえ方で、すんなり納得できる。
不得意には目をつぶり、得意をのばす、というのは、
わたしの感覚からいうと、欧米型のかんがえ方だとおもっていた。
それがサッカーにおいては逆で、
にが手なプレーでも、最低限はできないと
つかってもらえないというのが意外だ。
苦手の克服を、などという、いかにも日本的で、
ガチガチにかたく おもしろくない美意識が、
むしろ外国で一般的というのがおもしろい。
2018年09月25日
職場がひらいた屋台村
きのうのふりかえ休日は、毎年恒例となった屋台村を職場が企画する。
生活介護・居宅介護などの事業別に5つのグループにわかれ、
やきとりやピザ風のパンなどの屋台をうけもつ。
祝日にわざわざこんなイベントをひらくところが
わたしの職場の特徴ともなっていて、
ひごろ利用されている方々が、
ヘルパーさんやご家族といっしょにこられ、
たのしい時間をすごされた。
イオンなどであそべるひとはいいけど、
気ごころのしれたメンバーといっしょに、
ゆっくりすごせる企画をもとめているひとはおおい。
職員も、サービスするというよりも、
自分たちのあそびという部分が かなりつよく、
わたしも おもいがけず たのしいいちにちをすごせた。
はなしはかわるけど、屋台といえばアジアで、
なかでもタイはひるでも夜でも、
町のいたるところに屋台がでている。
バナナをあげていたり、うどんをゆでていたりと、
屋台をのぞいているだけでもたのしい。
わたしがすきなのは、ふとめのメンをゆでたうどんと
(クティヤオ ナンというと、たいていつうじた)、
むしたとりにくを ご飯のうえにのせた鳥飯(カオマンガイ)だ。
クティヤオは、素うどんではなく、
肉だんごや野菜もたくさんはいっており、
スープにそれらをくぐらせながらたべる。
タイはメンやご飯をごくかるくよそうので、
1品ではおなかがいっぱいにならず、屋台のはしごができる。
年末・年始の冬やすみに、2週間ぐらい旅行へでかけようとおもう。
4日有給をとると、しんじられないくらい
うまくやすみがつながるカレンダーだと、ことしの春に気づいた。
旅行へいきなさいと、
神さまがわたしをうながしているとしかおもえない。
いきさきは おそらくタイになる。
配偶者に旅行をきりだすと、
「ふん、どうせもうきめてるんでしょ!」と、
鼻であしらわれてしまった。
なにをするときも、わたしがひとりでかってにきめるといって
彼女は慢性的な不満をもっており、
なにかにつけて わたしが独善だと非難する。
相談したところでどうなることではないし、
わたしにもいろいろいいぶんがあるけど、
どちらがただしいかよりも、
彼女が不満におもっている事実が重要だ。
どんなにわたしが説明をつくしても、
「よくわかりました」とはならない。
屋台めぐりとタイ式マッサージをたのしみに、
あかるい面だけをみて 旅行の計画をたてる。
生活介護・居宅介護などの事業別に5つのグループにわかれ、
やきとりやピザ風のパンなどの屋台をうけもつ。
祝日にわざわざこんなイベントをひらくところが
わたしの職場の特徴ともなっていて、
ひごろ利用されている方々が、
ヘルパーさんやご家族といっしょにこられ、
たのしい時間をすごされた。
イオンなどであそべるひとはいいけど、
気ごころのしれたメンバーといっしょに、
ゆっくりすごせる企画をもとめているひとはおおい。
職員も、サービスするというよりも、
自分たちのあそびという部分が かなりつよく、
わたしも おもいがけず たのしいいちにちをすごせた。
はなしはかわるけど、屋台といえばアジアで、
なかでもタイはひるでも夜でも、
町のいたるところに屋台がでている。
バナナをあげていたり、うどんをゆでていたりと、
屋台をのぞいているだけでもたのしい。
わたしがすきなのは、ふとめのメンをゆでたうどんと
(クティヤオ ナンというと、たいていつうじた)、
むしたとりにくを ご飯のうえにのせた鳥飯(カオマンガイ)だ。
クティヤオは、素うどんではなく、
肉だんごや野菜もたくさんはいっており、
スープにそれらをくぐらせながらたべる。
タイはメンやご飯をごくかるくよそうので、
1品ではおなかがいっぱいにならず、屋台のはしごができる。
年末・年始の冬やすみに、2週間ぐらい旅行へでかけようとおもう。
4日有給をとると、しんじられないくらい
うまくやすみがつながるカレンダーだと、ことしの春に気づいた。
旅行へいきなさいと、
神さまがわたしをうながしているとしかおもえない。
いきさきは おそらくタイになる。
配偶者に旅行をきりだすと、
「ふん、どうせもうきめてるんでしょ!」と、
鼻であしらわれてしまった。
なにをするときも、わたしがひとりでかってにきめるといって
彼女は慢性的な不満をもっており、
なにかにつけて わたしが独善だと非難する。
相談したところでどうなることではないし、
わたしにもいろいろいいぶんがあるけど、
どちらがただしいかよりも、
彼女が不満におもっている事実が重要だ。
どんなにわたしが説明をつくしても、
「よくわかりました」とはならない。
屋台めぐりとタイ式マッサージをたのしみに、
あかるい面だけをみて 旅行の計画をたてる。
2018年09月24日
J1リーグの降格圏あらそいがすごいことに
W杯によるながい中断期間のあと、
うまくたてなおしたチームと、
波にのれないチームがはっきりしていたのが、
ここにきてまたちがうながれがおきている。
27節がおわった時点で、
優勝あらそいは広島と川崎にしぼられた。
上位チームについては、
チャンピンンズリーグへの出場をかけて、
3位がどこになるかだけの興味しかのこっていない。
いっぽう、降格圏あらそいは、熾烈をきわめている。
18位の長崎がかち点27で、10位の磐田が33。
かち点6のあいだに8チームがだんご状態だ。
のこり7試合でどう順位がいれかわるのか、すごくたのしみ。
7連勝と好調だった名古屋がこのところ調子をおとし、
そのかわりにガンバが3連勝、
長崎も、2連勝と調子をあげている。
神戸は吉田監督が解任され、
あたらしくマヌエル氏が指揮をとることになった。
きょねんポドルスキ、今シーズンはイニエスタと、
世界的なプレーヤーを獲得しながらも
順位のあがらないチーム状況をたてなしたい。
ただ、成績はパッとしなくても、
ポドルスキとイニエスタにより、
観客の注目をあつめるチームになった。
とくにイニエスタは、別次元のサッカーをみせてくれる。
これからチームにどんな影響をあたえていくか、
そして本格的な「バルサ化」の実現が たのしみだ。
横浜は、リーグ最多の45ゴールをあげながら、
失点も46とおおく(上位2チームの倍以上)、
もうすこし守備の意識がたかかったら、
いまみたいに12位に低迷していないチームだ。
ハイプレスによる攻撃は成功しているのだから、
監督の計算は、半分ほどあっている。
のこりは、まもりとのバランスをどうとるか。
鳥栖は、フェルナンド=トーレス効果が
おもったよりでておらず、
直近の5試合を2勝1敗2分ともうひとつ波にのれない。
ただ、前節では金崎が得点したし、
トーレスも攻撃にからんできているので、
これからのまきかえしに期待したい。
うまくたてなおしたチームと、
波にのれないチームがはっきりしていたのが、
ここにきてまたちがうながれがおきている。
27節がおわった時点で、
優勝あらそいは広島と川崎にしぼられた。
上位チームについては、
チャンピンンズリーグへの出場をかけて、
3位がどこになるかだけの興味しかのこっていない。
いっぽう、降格圏あらそいは、熾烈をきわめている。
18位の長崎がかち点27で、10位の磐田が33。
かち点6のあいだに8チームがだんご状態だ。
のこり7試合でどう順位がいれかわるのか、すごくたのしみ。
7連勝と好調だった名古屋がこのところ調子をおとし、
そのかわりにガンバが3連勝、
長崎も、2連勝と調子をあげている。
神戸は吉田監督が解任され、
あたらしくマヌエル氏が指揮をとることになった。
きょねんポドルスキ、今シーズンはイニエスタと、
世界的なプレーヤーを獲得しながらも
順位のあがらないチーム状況をたてなしたい。
ただ、成績はパッとしなくても、
ポドルスキとイニエスタにより、
観客の注目をあつめるチームになった。
とくにイニエスタは、別次元のサッカーをみせてくれる。
これからチームにどんな影響をあたえていくか、
そして本格的な「バルサ化」の実現が たのしみだ。
横浜は、リーグ最多の45ゴールをあげながら、
失点も46とおおく(上位2チームの倍以上)、
もうすこし守備の意識がたかかったら、
いまみたいに12位に低迷していないチームだ。
ハイプレスによる攻撃は成功しているのだから、
監督の計算は、半分ほどあっている。
のこりは、まもりとのバランスをどうとるか。
鳥栖は、フェルナンド=トーレス効果が
おもったよりでておらず、
直近の5試合を2勝1敗2分ともうひとつ波にのれない。
ただ、前節では金崎が得点したし、
トーレスも攻撃にからんできているので、
これからのまきかえしに期待したい。
2018年09月23日
パーソナルトレーナーのもとでのトレーニングがたのしそう
車のラジオで音楽遊覧飛行をきいていたら、
その週を担当していた向谷実さんが
きょうからジムへかよい、パーソナルトレーナーについて
トレーニングをはじめると、たのしそうにはなしだした。
だれもなにもたずねてないし、
そのときにかかっている曲ともぜんぜん関係ないのに、
向谷さんは自分がたのしいとおもったことを
かってにはなしだす。
何ヶ月後に逆三角形のからだになって、と
番組のなかで、なんどかトレーニングのはなしがでた。
なかなかそうかんたんには
逆三角形までいかないとおもうけど、
まえむきにしか ことをがんがえない
そんな向谷さんの発想がわたしはすきだ。
わたしはトレーニングぐらい自分のペースで
しずしずとやればいいのに、という
かんがえ方をする人間だけど、
向谷さんみたいにあっけらかんと
たのしそうにはなされると、
パーソナルトレーナーについてもらうのって、
あんがいたのしい時間なのでは、とおもえてきた。
10年ちかくまえ、週にいちどのヨガ業室にかよったことがある。
そうやって、なにかをならうのは、
それはそれでわるくない時間だった。
なにかをならうだけで たのしいのに、
それを1対1でとりくめば ずいぶんやる気がでるだろう。
わたしはときどき県立のジムへかよっていたけど、
利用者がおおく、バーベルなどを自由につかいにくい。
器具があくのをまつあいだの 心理的なかけひきは、
こころをまずしくする気がして、
ことしの4月でジムがよいをきっぱりやめてしまった。
そのうち、ジムへいくよりも、器具をかって、
自分の家でやれば、とおもいついた。
70キロのバーベルと、ベンチがあれば
まずまずのトレーニングができる。
ネットで器具をかいもとめ、
書庫としてつかっている部屋におけばいい。
もうすこしで注文しそうだったとき、
子ネコのココを家族としてむかいいれたため、
なんとなくバーベルをかうタイミングをのがしてしまった。
いそがしいひとは、練習の曜日と時間をきめなければ、
なかなかトレーニングにむかえないかもしれない。
そもそもどうやってトレーニングをしたらいいのか、
わからないひとだっているだろう。
トレーニングを生活習慣にしてしまうには、
ジムと契約するだけではなく、
パーソナルトレーナーまできめたほうが 確実かもしれない。
お金があって、はやめの効果をえたいのなら、
パーソナルトレーナーについてもらうのは いい方法だろう。
性格にもよるとおもう。
その日からのトレーニングを、うきうきとかたっていた
向谷さんタイプのひとにもおすすめだ。
もう運動の習慣が身についているひとは、
いまのやり方をつづけたらいい。
その週を担当していた向谷実さんが
きょうからジムへかよい、パーソナルトレーナーについて
トレーニングをはじめると、たのしそうにはなしだした。
だれもなにもたずねてないし、
そのときにかかっている曲ともぜんぜん関係ないのに、
向谷さんは自分がたのしいとおもったことを
かってにはなしだす。
何ヶ月後に逆三角形のからだになって、と
番組のなかで、なんどかトレーニングのはなしがでた。
なかなかそうかんたんには
逆三角形までいかないとおもうけど、
まえむきにしか ことをがんがえない
そんな向谷さんの発想がわたしはすきだ。
わたしはトレーニングぐらい自分のペースで
しずしずとやればいいのに、という
かんがえ方をする人間だけど、
向谷さんみたいにあっけらかんと
たのしそうにはなされると、
パーソナルトレーナーについてもらうのって、
あんがいたのしい時間なのでは、とおもえてきた。
10年ちかくまえ、週にいちどのヨガ業室にかよったことがある。
そうやって、なにかをならうのは、
それはそれでわるくない時間だった。
なにかをならうだけで たのしいのに、
それを1対1でとりくめば ずいぶんやる気がでるだろう。
わたしはときどき県立のジムへかよっていたけど、
利用者がおおく、バーベルなどを自由につかいにくい。
器具があくのをまつあいだの 心理的なかけひきは、
こころをまずしくする気がして、
ことしの4月でジムがよいをきっぱりやめてしまった。
そのうち、ジムへいくよりも、器具をかって、
自分の家でやれば、とおもいついた。
70キロのバーベルと、ベンチがあれば
まずまずのトレーニングができる。
ネットで器具をかいもとめ、
書庫としてつかっている部屋におけばいい。
もうすこしで注文しそうだったとき、
子ネコのココを家族としてむかいいれたため、
なんとなくバーベルをかうタイミングをのがしてしまった。
いそがしいひとは、練習の曜日と時間をきめなければ、
なかなかトレーニングにむかえないかもしれない。
そもそもどうやってトレーニングをしたらいいのか、
わからないひとだっているだろう。
トレーニングを生活習慣にしてしまうには、
ジムと契約するだけではなく、
パーソナルトレーナーまできめたほうが 確実かもしれない。
お金があって、はやめの効果をえたいのなら、
パーソナルトレーナーについてもらうのは いい方法だろう。
性格にもよるとおもう。
その日からのトレーニングを、うきうきとかたっていた
向谷さんタイプのひとにもおすすめだ。
もう運動の習慣が身についているひとは、
いまのやり方をつづけたらいい。
2018年09月22日
なにもかも ぐちゃぐちゃにしていまいがちな わたし
糸井重里さんの「今日のダーリン」に
「むこう村」と「こっち村」のはなしがのっていた。
「むこう村」をわるくとらえたひとは、
「こっち村」にきてもいい村とはおもえないだろう。
倉下忠憲さんが、
EvernoteとScrapboxは別のツール、とかいている。
https://rashita.net/blog/?p=25671
この2つは、にてるようだけど、すこしちがう。
Evernoteをつかって満足できなかったひとは、
Scrapboxにもまた文句をいいそうだ。
不満をもつのがわるいといっているのではない。
そもそもちがうツールなのだから、
おなじつかい方をしたら、おなじ失敗をする。
デイリーポータルZで江ノ島茂道さんが
塩のかわりに砂糖をかけてたべる実験をしている。
http://portal.nifty.com/kiji/180918203960_1.htm
食通ぶったひとが、けっきょく塩にとどめをさす、
みたいにもったいぶった態度をとるのを、
そうともいえないんじゃないの、という反論にもよめる。
おもしろい記事だけど、これにしたって、
糸井さんとも、倉下さんともちがう趣旨だ。
ちがうのに、わたしの頭のなかでは
3つがごちゃごちゃにからまって、
AとBはぜんぜんちがうものだから、
いっしょにしたらだめだよ、
という教訓だけが記憶にのこる。
3つともそれぞれいいはなしなのに、
3つをほぼおなじ時期によんだわたしは
せっかくの内容をつかみそこねる。
「むこう村」と「こっち村」のはなしがのっていた。
「むこう村」をわるくとらえたひとは、
「こっち村」にきてもいい村とはおもえないだろう。
倉下忠憲さんが、
EvernoteとScrapboxは別のツール、とかいている。
https://rashita.net/blog/?p=25671
ScrapboxをEvernoteみたいに使ったら、結局同じ結果になります。
この2つは、にてるようだけど、すこしちがう。
Evernoteをつかって満足できなかったひとは、
Scrapboxにもまた文句をいいそうだ。
不満をもつのがわるいといっているのではない。
そもそもちがうツールなのだから、
おなじつかい方をしたら、おなじ失敗をする。
デイリーポータルZで江ノ島茂道さんが
塩のかわりに砂糖をかけてたべる実験をしている。
http://portal.nifty.com/kiji/180918203960_1.htm
食通ぶったひとが、けっきょく塩にとどめをさす、
みたいにもったいぶった態度をとるのを、
そうともいえないんじゃないの、という反論にもよめる。
砂糖をかけていろいろと食べてみたが、まずくなるものはほとんどなくおいしくなるものばかりだった。もし、食通に会ったらこう言ってやるんだ「自分が好きなものをかけたらなんだっておいしいよ」ってね。
おもしろい記事だけど、これにしたって、
糸井さんとも、倉下さんともちがう趣旨だ。
ちがうのに、わたしの頭のなかでは
3つがごちゃごちゃにからまって、
AとBはぜんぜんちがうものだから、
いっしょにしたらだめだよ、
という教訓だけが記憶にのこる。
3つともそれぞれいいはなしなのに、
3つをほぼおなじ時期によんだわたしは
せっかくの内容をつかみそこねる。
2018年09月21日
島根が「100歳以上の高齢者率」1位
しりあいに、新聞は「かなしみ」の欄
(亡くなった方のリスト)しかよまない、というひとがいて、
なにもそこまでわりきらなくても、とおもいながら、
わたしもこの欄に目をくばるのが習慣になってきた。
そこにのっているのは、ほとんどが高齢者の方で、
90歳や80歳があたりまえと、
みなさんみごとに長生きされている。
そんななかに、50歳とか、
あるいはもっとわかい方の名前がのっていると、
さぞかし本人は残念だろうとか、
まわりのひとたちのかなしみをおもう。
わたしは86歳の母親といっしょにくらしており、
母は、まだ自分で身のまわりのことができるし、
食事もけっこうな量をたべている。
それでも老いはちゃくじつにおとずれており、
背がまがり、うごきはゆっくりで、
ひーひー息をつきながら、やっとこさ生きているかんじだ。
この母が、ようやく日本の平均寿命なのだから、
母よりも長生きするひとがたくさんいることになる。
おとしよりが長生きなのに、おどろかざるをえない。
いったい世間にはどれだけの高齢者がいて、
それぞれの高齢者がどんな生活をおくっているのか、
島根県は、100歳以上の高齢者が、人口10万人あたり101人で、
6年連続で全国一になったと、すこしまえの新聞にのっていた。
県高齢者福祉課は、
とはなしているそうだ。
なぜ島根県にすむひとが長生きなのか、
ほんとうのことはよくわからないけど、
100歳をこえるひとのどれだけが、
しあわせをかんじながらくらしているのだろう。
長生きがそのまましあわせにむすびつかないから、
たかい高齢者率をすなおによろこべない。
世間には、たくさんの老人むけ施設があり、
たとえばデイサービスで
ひるまの時間をすごす方がたくさんいるけど、
自分からのぞんで いくひとばかりではないだろう。
どんなひとがデイサービスへいっているのか、
まえからわたしは不思議におもっていた。
歳をとったわたしが、デイサービスにいく姿を想像できず、
できることなら自分の家ですきなことをしてくらしたい。
自分の家ですごしたいとかんがえながら、
家族の希望でデイサービスへいかされているとしたら残念だ。
からだがおもうようにうごかなくなり、
身のまわりのことができないから
デイサービスにいくというのでは、
たのしい場所というよりも、
家にいられないから しかたなく、
というイメージがつよくなる。
高齢者率の順位より、
しあわせをかんじてくらしているかどうかがしりたい。
(亡くなった方のリスト)しかよまない、というひとがいて、
なにもそこまでわりきらなくても、とおもいながら、
わたしもこの欄に目をくばるのが習慣になってきた。
そこにのっているのは、ほとんどが高齢者の方で、
90歳や80歳があたりまえと、
みなさんみごとに長生きされている。
そんななかに、50歳とか、
あるいはもっとわかい方の名前がのっていると、
さぞかし本人は残念だろうとか、
まわりのひとたちのかなしみをおもう。
わたしは86歳の母親といっしょにくらしており、
母は、まだ自分で身のまわりのことができるし、
食事もけっこうな量をたべている。
それでも老いはちゃくじつにおとずれており、
背がまがり、うごきはゆっくりで、
ひーひー息をつきながら、やっとこさ生きているかんじだ。
この母が、ようやく日本の平均寿命なのだから、
母よりも長生きするひとがたくさんいることになる。
おとしよりが長生きなのに、おどろかざるをえない。
いったい世間にはどれだけの高齢者がいて、
それぞれの高齢者がどんな生活をおくっているのか、
島根県は、100歳以上の高齢者が、人口10万人あたり101人で、
6年連続で全国一になったと、すこしまえの新聞にのっていた。
県高齢者福祉課は、
豊かな自然の中で、農業や地域の行事などで長く現役として活動される方が多いためではないか
とはなしているそうだ。
なぜ島根県にすむひとが長生きなのか、
ほんとうのことはよくわからないけど、
100歳をこえるひとのどれだけが、
しあわせをかんじながらくらしているのだろう。
長生きがそのまましあわせにむすびつかないから、
たかい高齢者率をすなおによろこべない。
世間には、たくさんの老人むけ施設があり、
たとえばデイサービスで
ひるまの時間をすごす方がたくさんいるけど、
自分からのぞんで いくひとばかりではないだろう。
どんなひとがデイサービスへいっているのか、
まえからわたしは不思議におもっていた。
歳をとったわたしが、デイサービスにいく姿を想像できず、
できることなら自分の家ですきなことをしてくらしたい。
自分の家ですごしたいとかんがえながら、
家族の希望でデイサービスへいかされているとしたら残念だ。
からだがおもうようにうごかなくなり、
身のまわりのことができないから
デイサービスにいくというのでは、
たのしい場所というよりも、
家にいられないから しかたなく、
というイメージがつよくなる。
高齢者率の順位より、
しあわせをかんじてくらしているかどうかがしりたい。
2018年09月20日
3事業所による合同実践報告会
3つの事業所が、それぞれのとりくみを発表する
実践報告会がひらかれた。
きょねんは、わたしの職場が、
自分たちの実践だけを発表している。
こんかいは、ほかの2ヶ所の事業所にもおねがいし、
合同実践報告会として、60名の方が参加する会となった。
そのうち、放課後等デイサービスの事業所は、
以前わたしもかかわっていたところだ。
数年まえよりもはるかに専門性をたかめ、
子どもたちのちからをうまくひきだしている。
子どもたちが笑顔ですごせる場所となるよう、
構造化やペクスを積極的にとりいれた活動が
みごとに実をむすんでいる。
あれだけのとりくみができている事業所は
すくなくともわたしがすむ町にはひとつもない。
論理的なはしらがしっかりしており、
子どもたちをおもう気もちもほんものなので、
これからもいいとりくみを展開していくだろう。
わたしがいたら、足をひっぱっていただろうから、
いいときにやめてよかったと、ほんとうにおもった。
障害者がはたらく場として、
クッキーづくりにとりくむ事業所からは、
大人になってもかわれるという実践が発表された。
いろんなつまずきでこまっていたひとも、
はなしをじっくりきいてくれ、おちついてはたらける
物理的な環境がととのっていれば、
仕事と生活に、はりあいをかんじられるようになる。
自分のちからをいかし、仲間やスタッフと、
いっしょにはたらくよろこびがつたわってきた。
さいごに、わたしがつとめる事業所の発表がある。
わたしの職場は、専門性という視点からは
できてないことがおおいけど、
よくいえばフットワークのかるさ、
実態としては、こまかなことをいわない、
雑なところが魅力となっている。
きょうのような会をよびかけたり、
そろばん勘定ぬきでカフェをひらいたりと、
わかいスタッフがのびのびと仕事をする環境にある。
発表者は、これまで大切にしてきた理念を
どう継承し、発展させていくかを課題としてあげた。
自分たちの事業所ばかりを発展させるのではなく、
おなじような場がいくつもできていけば
障害をもったひとも、地域のひとも、
くらしやすい町になっていくだろう。
また、ひるまの活動の場は、いまのかたちでいいとしても、
生活の拠点づくりが 切実にもとめられる段階にきている。
具体的にはグループホームへのニーズがたかまり、
いまや開設が責任ともいえる状況にある。
いつまでも理事長だのみの事業展開ではなく、
次回は、グループホームにとりくむ報告を期待したい。
実践報告会がひらかれた。
きょねんは、わたしの職場が、
自分たちの実践だけを発表している。
こんかいは、ほかの2ヶ所の事業所にもおねがいし、
合同実践報告会として、60名の方が参加する会となった。
そのうち、放課後等デイサービスの事業所は、
以前わたしもかかわっていたところだ。
数年まえよりもはるかに専門性をたかめ、
子どもたちのちからをうまくひきだしている。
子どもたちが笑顔ですごせる場所となるよう、
構造化やペクスを積極的にとりいれた活動が
みごとに実をむすんでいる。
あれだけのとりくみができている事業所は
すくなくともわたしがすむ町にはひとつもない。
論理的なはしらがしっかりしており、
子どもたちをおもう気もちもほんものなので、
これからもいいとりくみを展開していくだろう。
わたしがいたら、足をひっぱっていただろうから、
いいときにやめてよかったと、ほんとうにおもった。
障害者がはたらく場として、
クッキーづくりにとりくむ事業所からは、
大人になってもかわれるという実践が発表された。
いろんなつまずきでこまっていたひとも、
はなしをじっくりきいてくれ、おちついてはたらける
物理的な環境がととのっていれば、
仕事と生活に、はりあいをかんじられるようになる。
自分のちからをいかし、仲間やスタッフと、
いっしょにはたらくよろこびがつたわってきた。
さいごに、わたしがつとめる事業所の発表がある。
わたしの職場は、専門性という視点からは
できてないことがおおいけど、
よくいえばフットワークのかるさ、
実態としては、こまかなことをいわない、
雑なところが魅力となっている。
きょうのような会をよびかけたり、
そろばん勘定ぬきでカフェをひらいたりと、
わかいスタッフがのびのびと仕事をする環境にある。
発表者は、これまで大切にしてきた理念を
どう継承し、発展させていくかを課題としてあげた。
自分たちの事業所ばかりを発展させるのではなく、
おなじような場がいくつもできていけば
障害をもったひとも、地域のひとも、
くらしやすい町になっていくだろう。
また、ひるまの活動の場は、いまのかたちでいいとしても、
生活の拠点づくりが 切実にもとめられる段階にきている。
具体的にはグループホームへのニーズがたかまり、
いまや開設が責任ともいえる状況にある。
いつまでも理事長だのみの事業展開ではなく、
次回は、グループホームにとりくむ報告を期待したい。
2018年09月19日
口がなめらかだった「ゆうがたパラダイス」の三森すずこさん
ゆうがたパラダイスのはなしがおおくてもうしわけないけど、
三森すずこさん担当の火曜日は、きのうもおもしろかった。
ゲストの向清太朗さんを、三森さんと前Qさんがいじりまくる。
「向、再生産!!」のコーナーは、
調子にのったできごとを向さんにはなしてもらい、
その調子のりっぷりを三森さんがとがめ、
3段階にわけておしおきが用意されている。
おしおきをうけつつ反省してもらうという
念のいったいじわる企画だ。
向さんがおしゃれなバーへいったはなしをすると、
向さんにはカレー屋さんで有線をきいてほしいと
三森さんがむりな注文をつける。
向さんがタクシーにのったといえば、
ふるまいが有名人になっていてよくない、
みたいに三森さんがからむ。
向さんが調子にのってないはなしをして、
はなしがすべっても、「おしおき」がまっているというから
どっちみち向さんに にげ場はない。
ゲストでありながら、こんな待遇をうけてしまう向さんとは
いったいどんなキャラなのだろう。
来週も向さんがゲストにまねかれるそうだ。
いつもの「三森すずこは声優だからね」のコーナーをおやすみして、
「どんなつまらないボケでも、向さんがおもしろくする」
という企画が用意されている。
ラジオをきいているひとが、がんばって
ぜんぜんおもしろくないはなしをねりあげ、
メールしてくる「雑いボケ」(と向さんがいっていた)を、
向さんは正面からうけとめて
おちないはなしにしなければならない。
めちゃくちゃハードルがたかい。
三森さんは、
「向さんは汗をたくさんかくことになるので、
すずしいかっこうをしてきてください」
なんて 親切にいじわるをいう。
今回の三森さんは、すごく口がなめらかだ。
自分でも、「きょうはぜんぜんかまない」といっていた。
気があうひととのおしゃべりは、
ひとをこんなにリラックスさせるのか。
というか、向さんはいじりやすさが特別なのだろう。
芸人として、すきかってな「いじり」をうけいれる向さんと、
いじられる要素を向さんからじょうずにひきだす
三森さんとの息がぴったりあって、
いつもの火曜日とはちがう「ゆうパラ」をたのしんだ。
来週もききのがせられない。
三森すずこさん担当の火曜日は、きのうもおもしろかった。
ゲストの向清太朗さんを、三森さんと前Qさんがいじりまくる。
「向、再生産!!」のコーナーは、
調子にのったできごとを向さんにはなしてもらい、
その調子のりっぷりを三森さんがとがめ、
3段階にわけておしおきが用意されている。
おしおきをうけつつ反省してもらうという
念のいったいじわる企画だ。
向さんがおしゃれなバーへいったはなしをすると、
向さんにはカレー屋さんで有線をきいてほしいと
三森さんがむりな注文をつける。
向さんがタクシーにのったといえば、
ふるまいが有名人になっていてよくない、
みたいに三森さんがからむ。
向さんが調子にのってないはなしをして、
はなしがすべっても、「おしおき」がまっているというから
どっちみち向さんに にげ場はない。
ゲストでありながら、こんな待遇をうけてしまう向さんとは
いったいどんなキャラなのだろう。
来週も向さんがゲストにまねかれるそうだ。
いつもの「三森すずこは声優だからね」のコーナーをおやすみして、
「どんなつまらないボケでも、向さんがおもしろくする」
という企画が用意されている。
ラジオをきいているひとが、がんばって
ぜんぜんおもしろくないはなしをねりあげ、
メールしてくる「雑いボケ」(と向さんがいっていた)を、
向さんは正面からうけとめて
おちないはなしにしなければならない。
めちゃくちゃハードルがたかい。
三森さんは、
「向さんは汗をたくさんかくことになるので、
すずしいかっこうをしてきてください」
なんて 親切にいじわるをいう。
今回の三森さんは、すごく口がなめらかだ。
自分でも、「きょうはぜんぜんかまない」といっていた。
気があうひととのおしゃべりは、
ひとをこんなにリラックスさせるのか。
というか、向さんはいじりやすさが特別なのだろう。
芸人として、すきかってな「いじり」をうけいれる向さんと、
いじられる要素を向さんからじょうずにひきだす
三森さんとの息がぴったりあって、
いつもの火曜日とはちがう「ゆうパラ」をたのしんだ。
来週もききのがせられない。
2018年09月18日
『たき火をかこんだがらがらどん』(椎名誠)
『たき火をかこんだがらがらどん』(椎名誠・小学館)
タイトルからして「あやしい探検隊」のシリーズかとおもっていたら、
これまで本にしなかったエッセイのよせあつめだった。
よせあつめ、というと、玉石混交で、雑な一冊におもえるけど、
この本はあたりだった。
おおくの椎名さんエッセイをよんでいるわたしにも おもしろくよめた。
椎名さんが雑誌に連載したエッセイは、だいたい本になるけど、
単発や、みじかい連載のエッセイが
本にならないまま ずいぶんたまっていたという。
量にすると、単行本三冊くらいになっていたので、
終活のひとつとして、それらのエッセイをよみなおし、
いいものだけをのこすこころみにより、この本がうまれている。
・ふつうのエッセイ
・むかしのおもいでばなし
・旅行もの
と、いくつかのジャンルわけられている。
「フォークランドで見たペンギンのケンカ」がおかしかった。
猛獣が本気でケンカをすると、ひどいケガにむすびつく。
人間でもそうとうやっかいな局面をむかえかねない。
でも、ペンギンだけは、いくらケンカをしても、
人畜無害のままいつまでもつづくというのが、
おかしいような、かわいそうなような。
「自動執筆装置」へのあこがれも興味ぶかい。
「自動執筆装置」とはなにか。
英文タイプライターのように、
かろやかに文章をかく道具のことで、
椎名さんは欧米の作家が タイプライターをつかって
かろやかに文章をかいていくのを
うらやましくおもっていた。
という率直な感想がするどい。
タイプライターへのあこがれは、
表記問題への意識とつながっている。
その後、日本でワープロ、
そしてパソコンがつかわれるようになっても、
椎名さんはそれが本質的な「自動執筆装置」でないのをみぬいている。
パソコンで日本語をかくのがあたりまえとなったいま、
パソコンのまえで「苦渋に満ちた顔」をしても
とくにサマにならないとはおもわないけど、
英文タイプライターにはげしく嫉妬した世代がかんじる
ことばをかろやかに機械でかく 自由へのあこがれが
わたしにはよくわかる。
タイトルからして「あやしい探検隊」のシリーズかとおもっていたら、
これまで本にしなかったエッセイのよせあつめだった。
よせあつめ、というと、玉石混交で、雑な一冊におもえるけど、
この本はあたりだった。
おおくの椎名さんエッセイをよんでいるわたしにも おもしろくよめた。
椎名さんが雑誌に連載したエッセイは、だいたい本になるけど、
単発や、みじかい連載のエッセイが
本にならないまま ずいぶんたまっていたという。
量にすると、単行本三冊くらいになっていたので、
終活のひとつとして、それらのエッセイをよみなおし、
いいものだけをのこすこころみにより、この本がうまれている。
・ふつうのエッセイ
・むかしのおもいでばなし
・旅行もの
と、いくつかのジャンルわけられている。
「フォークランドで見たペンギンのケンカ」がおかしかった。
向かいあった二羽が交互に相手を攻撃している。攻撃といってもペンギンのパンチはその小さな羽根しかないのでそれでパンパンパンと相手の羽根のあたりを叩くだけだ。すると相手は上を向いて何ごとか「クエッケッケッケー」というような声で叫び、自分がされたのと同じように相手をその小さな羽根でパンパンパンとたたく。しかしお互いにダメージは少ないのでその喧嘩は決定打のないまま果てしなく続くのである。
猛獣が本気でケンカをすると、ひどいケガにむすびつく。
人間でもそうとうやっかいな局面をむかえかねない。
でも、ペンギンだけは、いくらケンカをしても、
人畜無害のままいつまでもつづくというのが、
おかしいような、かわいそうなような。
「自動執筆装置」へのあこがれも興味ぶかい。
「自動執筆装置」とはなにか。
英文タイプライターのように、
かろやかに文章をかく道具のことで、
椎名さんは欧米の作家が タイプライターをつかって
かろやかに文章をかいていくのを
うらやましくおもっていた。
アルファベットという少ない文字ですべてが表現できる言語圏の文章作業の効率のよさ、というものを初めて強烈に意識した。漢字というものがなく、アルファベットの26文字だけでとにかくすべてが済んでしまう、というシステムに激しく嫉妬した。
という率直な感想がするどい。
タイプライターへのあこがれは、
表記問題への意識とつながっている。
その後、日本でワープロ、
そしてパソコンがつかわれるようになっても、
椎名さんはそれが本質的な「自動執筆装置」でないのをみぬいている。
なんとなくわかっているのだ。英文タイプライターは機械そのものである。(中略)タイプライターを前にして苦悩の表情を浮かべているのは絵になるけれど、ワープロを前にして苦渋に満ちた顔をしても、どうもこれははなからサマにならないというのはよくわかる。機能は英文タイプライターより優れているのかもしれないが、やはりワープロというのは別次元で発達してきた機械なのであり、同一には並び称されない世界なのであろう。
パソコンで日本語をかくのがあたりまえとなったいま、
パソコンのまえで「苦渋に満ちた顔」をしても
とくにサマにならないとはおもわないけど、
英文タイプライターにはげしく嫉妬した世代がかんじる
ことばをかろやかに機械でかく 自由へのあこがれが
わたしにはよくわかる。
2018年09月17日
「ながめのウォーキング」シリーズの3回目として34キロあるく
ながめのウォーキングの第3弾。
1回目が20キロ、2回目は32キロだった。
できれば40キロあるきたいけど、
時間がかかるので、35キロを目標にあるきだす。
パートナーは、60キロをあるいた経験をもつレースなかまだ。
今回のコースでは、山をこえてとなりの町の広瀬へむかう。
あるきはじめると、すぐに雨がふりだした。
すこしくらいの雨は覚悟していたので、
おりたたみカサをとりだす。
そのうち本格的なふりかたになる。
カッパにするか、ポンチョにするか、
あるいはもっとおおきなカサにするかまよったけど、
結果的にはおりたたみカサでじゅうぶんだった。
坂がきゅうなこと、雨がふりつづいたことで、距離をかせげない。
広瀬までに3時間かかる。
広瀬からは、きた道と平行にはしる
農道をとおってもどる手があった。
でも、歩道がなく、単調な道なので、できればそこはとおりたくない。
電車にのって1駅ぶん移動してから あるきを再開することにした。
広瀬からもよりの駅にでるのに それだけで2時間かかった。
ウォーキングなのに電車をつかうのは、すこし抵抗があったけど、
あるいた距離だけを意識することにして、
1駅分、190円の切符をかって揖屋駅まで移動した。
そこからスタート地点の八雲をめざして またあるきはじめる。
ぜんぶで8時間弱、34.27キロのウォーキングだった。
雨でシューズがぐちょぐちょにぬれる。
そのままあるくしかないけど、豆ができないか心配だった。
あんのじょう、とちゅうから、足のうらがいたくなってきた。
あのままもうずこしあるけば、水ぶくれができていたとおもう。
気温が20℃ていどとひくかったせいもあり、
水分は1リットルもとらなかった。
用意した食料は、おにぎり3つ、バナナ2本、
チーズとバターをたっぷりはさんだクルミパン1つ。
60〜90分ごとに、あるきながら すこしずつたべる。
いちどにたくさんたべないほうが、調子よくあるけるみたい。
34キロあるきおえても、ヘロヘロにつかれきるまではいかなかった。
天気がよければ、もうすこし距離をのばせそうだ。
1回目が20キロ、2回目は32キロだった。
できれば40キロあるきたいけど、
時間がかかるので、35キロを目標にあるきだす。
パートナーは、60キロをあるいた経験をもつレースなかまだ。
今回のコースでは、山をこえてとなりの町の広瀬へむかう。
あるきはじめると、すぐに雨がふりだした。
すこしくらいの雨は覚悟していたので、
おりたたみカサをとりだす。
そのうち本格的なふりかたになる。
カッパにするか、ポンチョにするか、
あるいはもっとおおきなカサにするかまよったけど、
結果的にはおりたたみカサでじゅうぶんだった。
坂がきゅうなこと、雨がふりつづいたことで、距離をかせげない。
広瀬までに3時間かかる。
広瀬からは、きた道と平行にはしる
農道をとおってもどる手があった。
でも、歩道がなく、単調な道なので、できればそこはとおりたくない。
電車にのって1駅ぶん移動してから あるきを再開することにした。
広瀬からもよりの駅にでるのに それだけで2時間かかった。
ウォーキングなのに電車をつかうのは、すこし抵抗があったけど、
あるいた距離だけを意識することにして、
1駅分、190円の切符をかって揖屋駅まで移動した。
そこからスタート地点の八雲をめざして またあるきはじめる。
ぜんぶで8時間弱、34.27キロのウォーキングだった。
雨でシューズがぐちょぐちょにぬれる。
そのままあるくしかないけど、豆ができないか心配だった。
あんのじょう、とちゅうから、足のうらがいたくなってきた。
あのままもうずこしあるけば、水ぶくれができていたとおもう。
気温が20℃ていどとひくかったせいもあり、
水分は1リットルもとらなかった。
用意した食料は、おにぎり3つ、バナナ2本、
チーズとバターをたっぷりはさんだクルミパン1つ。
60〜90分ごとに、あるきながら すこしずつたべる。
いちどにたくさんたべないほうが、調子よくあるけるみたい。
34キロあるきおえても、ヘロヘロにつかれきるまではいかなかった。
天気がよければ、もうすこし距離をのばせそうだ。
2018年09月16日
今夜はたっぷりイニエスタ
きのうはNHK-BSで、
ヴィッセル神戸とガンバ大阪の試合をやっていた。
番組のタイトルは、「今夜はたっぷりイニエスタ」。
神戸のイニエスタ選手に焦点をあてた特別企画だ。
画面を3つにわり、右上の枠はずっとイニエスタの映像をうつしている。
4台のカメラでイニエスタだけをおっかけているという。
右下の枠は、視聴者からツイートされたメッセージ用で、
試合全体をうつす左の枠は、いつもの2/3ほどのひろさしかない。
しばらく番組をみていたけど、解説も実況アナウンサーも、
イニエスタをほめてばかりでおもしろくない。
さすがですね、をなんどもくりかえす。
視聴者からのツイートも、
「子どもの勉強になる」とか
「基本ができているからよいお手本になる」とか、
ほんとかいなと、横やりをいれたくなる。
そりゃあ、イニエスタはとびきりじょうずなのだろうけど、
一方的にもちあげてばかりの番組は退屈だ。
もうひとつのチャンネル(そちらもNHK-BS)で、
ふつうの実況放送をやっていたので、そちらにきりかえた。
試合は、イニエスタからのパスをうけた古橋が
みごとにシュートをきめ、神戸の先制。
降格圏あらそいをしているガンバは、
ぜったいにまけられない試合だ。
後半から4バックにかえ、
今野がイニエスタをみるフォーメーションとなった。
この変更がうまくいき、イニエスタは
後半 あまりボールをさわれなくなる。
守備にはあまりきかない選手なので、
攻撃にからめなくなったイニエスタはこわくない。
ケガあけで、まだ無理をしたくないためか、
後半26分にイニエスタはベンチにさがった。
ガンバは後半7分に倉田が、23分にファンウィジョがきめて
逆転に成功し、そのあともせめつづける。
ガンバはアウェー戦に1年間かってないそうで、
1点差ではまだ安心できない。
おしいシュートをなんども神戸のゴールキーパー、
キム スンギュにはばまれ、どうしても3点目がはいらない。
アディショナルタイムが5分とながく、
ひやひやしながら試合終了の合図をまった。
けっきょくそのままガンバがにげきり、5月以来の連勝となった。
わたしだってイニエスタのプレーは別格だとおもう。
リフティングをみただけでも、ボールのあつかいが
ただものでないのがわかる。
たしかにJリーグが手にいれた宝物かもしれないけど、
それにしても、あまりにもちあげすぎる状況はたのしくない。
なにが「今夜はたっぷりイニエスタ」だ、と悪態をつく。
ガンバが先制されながらも逆転に成功し、
そのままにげきったのは、かなり胸のすくおもいがした。
ガンバにとったら、降格圏あらそいからぬけだすために
どうしても必要な勝利だったし、
とくにあいてが神戸だったこともあり、
なんとなく ザマーゴラン的な心境になった。
ヴィッセル神戸とガンバ大阪の試合をやっていた。
番組のタイトルは、「今夜はたっぷりイニエスタ」。
神戸のイニエスタ選手に焦点をあてた特別企画だ。
画面を3つにわり、右上の枠はずっとイニエスタの映像をうつしている。
4台のカメラでイニエスタだけをおっかけているという。
右下の枠は、視聴者からツイートされたメッセージ用で、
試合全体をうつす左の枠は、いつもの2/3ほどのひろさしかない。
しばらく番組をみていたけど、解説も実況アナウンサーも、
イニエスタをほめてばかりでおもしろくない。
さすがですね、をなんどもくりかえす。
視聴者からのツイートも、
「子どもの勉強になる」とか
「基本ができているからよいお手本になる」とか、
ほんとかいなと、横やりをいれたくなる。
そりゃあ、イニエスタはとびきりじょうずなのだろうけど、
一方的にもちあげてばかりの番組は退屈だ。
もうひとつのチャンネル(そちらもNHK-BS)で、
ふつうの実況放送をやっていたので、そちらにきりかえた。
試合は、イニエスタからのパスをうけた古橋が
みごとにシュートをきめ、神戸の先制。
降格圏あらそいをしているガンバは、
ぜったいにまけられない試合だ。
後半から4バックにかえ、
今野がイニエスタをみるフォーメーションとなった。
この変更がうまくいき、イニエスタは
後半 あまりボールをさわれなくなる。
守備にはあまりきかない選手なので、
攻撃にからめなくなったイニエスタはこわくない。
ケガあけで、まだ無理をしたくないためか、
後半26分にイニエスタはベンチにさがった。
ガンバは後半7分に倉田が、23分にファンウィジョがきめて
逆転に成功し、そのあともせめつづける。
ガンバはアウェー戦に1年間かってないそうで、
1点差ではまだ安心できない。
おしいシュートをなんども神戸のゴールキーパー、
キム スンギュにはばまれ、どうしても3点目がはいらない。
アディショナルタイムが5分とながく、
ひやひやしながら試合終了の合図をまった。
けっきょくそのままガンバがにげきり、5月以来の連勝となった。
わたしだってイニエスタのプレーは別格だとおもう。
リフティングをみただけでも、ボールのあつかいが
ただものでないのがわかる。
たしかにJリーグが手にいれた宝物かもしれないけど、
それにしても、あまりにもちあげすぎる状況はたのしくない。
なにが「今夜はたっぷりイニエスタ」だ、と悪態をつく。
ガンバが先制されながらも逆転に成功し、
そのままにげきったのは、かなり胸のすくおもいがした。
ガンバにとったら、降格圏あらそいからぬけだすために
どうしても必要な勝利だったし、
とくにあいてが神戸だったこともあり、
なんとなく ザマーゴラン的な心境になった。
2018年09月15日
すきなひらがなランキング
朝日新聞の土曜日版beに、
「好きなひらがな」ランキングがのっていた。
1位は「あ」で、以下「ゆ」「み」「な」とつづく。最下位は「に」。
デイリーポータルZでも
100人にきく「推しひらがな総選挙」が実施されている。
http://portal.nifty.com/kiji/170929200803_1.htm
結果はbeのアンケートとあまりかさなってない。
ちなみに、おなじデイリーポータルZの記事で
「外国人に『推しひらがな』を聞く」では、
http://portal.nifty.com/kiji/170925200754_1.htm
「ゆ」が1位で、2位が「ふ」だった。
beの記事には、アンケートによせられた回答に、
とある。
すきなひらがなをたずねられているのに、
ひらがなに文句をいったり、漢字のよさを主張するなんて、
なにをかんがえているんだ。
漢字ずきのひとは、これだからめんどくさい。
わたしの文章は、漢字がすくないので、
自然とひらがながおおくなる。
ひらがながすき、というよりも、
なるべく漢字をつかいたくない方針にすぎず、
とくにすきなひらがなはない。
いちばんすきなひらがなは?
なんてかんがえたこともなかった。
わたしが漢字をつかいたくないのは、梅棹忠夫さんの影響だ。
梅棹さんは、論文でも漢字のすくない文章をかく。
有名な『文明の生態史観』は、
というかきだしではじまっている。
梅棹さんのおかげで、漢字がすくなくても
それはそれで、ちゃんとした日本語なのだと
自信をもってひらがなのおおい文章がかける。
梅棹さんがひらがながきのタイプライターをつかっていたとき、
フォントにも気をくばっていた。
一般によくつかわている明朝体は、ひらがなにあわないとかんがえ、
もっとまるまったフォントを発注している。
ひらがなにあわせたフォントでかかれた日本語は、
ほんとうにうつくしい。
「好きなひらがな」ランキングがのっていた。
1位は「あ」で、以下「ゆ」「み」「な」とつづく。最下位は「に」。
デイリーポータルZでも
100人にきく「推しひらがな総選挙」が実施されている。
http://portal.nifty.com/kiji/170929200803_1.htm
結果はbeのアンケートとあまりかさなってない。
ちなみに、おなじデイリーポータルZの記事で
「外国人に『推しひらがな』を聞く」では、
http://portal.nifty.com/kiji/170925200754_1.htm
「ゆ」が1位で、2位が「ふ」だった。
beの記事には、アンケートによせられた回答に、
市町村合併などで増えたひらがなの新地名に対しての異論が噴出した。
とある。
すきなひらがなをたずねられているのに、
ひらがなに文句をいったり、漢字のよさを主張するなんて、
なにをかんがえているんだ。
漢字ずきのひとは、これだからめんどくさい。
わたしの文章は、漢字がすくないので、
自然とひらがながおおくなる。
ひらがながすき、というよりも、
なるべく漢字をつかいたくない方針にすぎず、
とくにすきなひらがなはない。
いちばんすきなひらがなは?
なんてかんがえたこともなかった。
わたしが漢字をつかいたくないのは、梅棹忠夫さんの影響だ。
梅棹さんは、論文でも漢字のすくない文章をかく。
有名な『文明の生態史観』は、
トインビーという人がやってきた。歴史家として、たいへんえらい人だということだ。その著書は、いくつか翻訳がでているので、わたしも、そのうちの二つをよんだ。
というかきだしではじまっている。
梅棹さんのおかげで、漢字がすくなくても
それはそれで、ちゃんとした日本語なのだと
自信をもってひらがなのおおい文章がかける。
梅棹さんがひらがながきのタイプライターをつかっていたとき、
フォントにも気をくばっていた。
一般によくつかわている明朝体は、ひらがなにあわないとかんがえ、
もっとまるまったフォントを発注している。
ひらがなにあわせたフォントでかかれた日本語は、
ほんとうにうつくしい。
2018年09月14日
「シマシマしまね」をたずねる
職場のクッキー班で、となり町にある「シマシマしまね」をたずねた。
http://www.shima-shima.net/about.html
「シマシマしまね」とは、島根の市町村から
すぐれた商品をあつめているお店だ。
島根にすむわたしがいうのもなんだけど、
すごい山のなかにあるのでおどろいてしまった。
松江市のとなりにある雲南市大東町から、
さらに奥へ おくへと 車で15分くらいすすむ。
ちいさな看板に「シマシマしまね」とあるのをみつけ、
そこからびっくりするほど急な坂道を30メートルのぼった。
ようやくたどりついた「シマシマしまね」は、
はるばるやってきたかいのある すてきなお店だった。
われわれ6人は、テーブルに案内され、お茶とおかきをいただいた。
棚には市町村ごとに特産物がならべられている。
道の駅みたいには、
たくさんの商品がならべられているわけではないけど、
数がそうおおくないのは、なっとくのいく品しかおいてないからだ。
いただいたお茶がおいしかったので、
そのざら茶と、イノシシの肉の缶詰、
それに大豆でつくったおかしをおみやげにかった。
「シマシマしまね」のことをきいたとき、
わたしは公民館みたいなところに、
特産品をならべてある場所をイメージした。
じっさいは、民家を改装してのちいさなお店で、
水・木・金、それに隔週の土曜日しか営業していない。
夏と冬はおやすみとなり、
ほかのワークショップを不定期にひらいているそうだ。
あとからサイトをひらき、お店の紹介をみると、
これだけならふつうのおみやげ屋さんだけど、
「シマシマしまね」はさらに
ともある。
町のなかではなく、あえて不便な山のうえにお店をひらいたのは、
島根でたのしく くらしていこうとする夢と 関係があるのだろう。
じっさいにたべたり、つかってみれば、
おいてある商品のよさがわかるのだろうけど、
みただけでは、ごくあたりまえの品にすぎない。
そんな品々をあつめ、紹介していくのは、
ずいぶん根気のいるとりくみにおもえる。
「シマシマしまね」のえがく夢が、
どんなかたちで実現していくのか、
これからの活動に期待したい。
http://www.shima-shima.net/about.html
「シマシマしまね」とは、島根の市町村から
すぐれた商品をあつめているお店だ。
島根にすむわたしがいうのもなんだけど、
すごい山のなかにあるのでおどろいてしまった。
松江市のとなりにある雲南市大東町から、
さらに奥へ おくへと 車で15分くらいすすむ。
ちいさな看板に「シマシマしまね」とあるのをみつけ、
そこからびっくりするほど急な坂道を30メートルのぼった。
ようやくたどりついた「シマシマしまね」は、
はるばるやってきたかいのある すてきなお店だった。
われわれ6人は、テーブルに案内され、お茶とおかきをいただいた。
棚には市町村ごとに特産物がならべられている。
道の駅みたいには、
たくさんの商品がならべられているわけではないけど、
数がそうおおくないのは、なっとくのいく品しかおいてないからだ。
いただいたお茶がおいしかったので、
そのざら茶と、イノシシの肉の缶詰、
それに大豆でつくったおかしをおみやげにかった。
「シマシマしまね」のことをきいたとき、
わたしは公民館みたいなところに、
特産品をならべてある場所をイメージした。
じっさいは、民家を改装してのちいさなお店で、
水・木・金、それに隔週の土曜日しか営業していない。
夏と冬はおやすみとなり、
ほかのワークショップを不定期にひらいているそうだ。
あとからサイトをひらき、お店の紹介をみると、
島根の市町村のおいしいもの、各地で活動する皆さんの手仕事のものを紹介するショップコーナーがあります。東部ではなかなか手に入らない西部や隠岐の食品や、私たちが本当においしい、素晴らしいと感じたものを市町村ごとに並べています。まだ知らない島根を発見するきっかけにもなります。
これだけならふつうのおみやげ屋さんだけど、
「シマシマしまね」はさらに
「いかに島根で楽しく歳を重ね、暮らしていくか」を考え、提案する施設です。
ともある。
町のなかではなく、あえて不便な山のうえにお店をひらいたのは、
島根でたのしく くらしていこうとする夢と 関係があるのだろう。
じっさいにたべたり、つかってみれば、
おいてある商品のよさがわかるのだろうけど、
みただけでは、ごくあたりまえの品にすぎない。
そんな品々をあつめ、紹介していくのは、
ずいぶん根気のいるとりくみにおもえる。
「シマシマしまね」のえがく夢が、
どんなかたちで実現していくのか、
これからの活動に期待したい。
2018年09月13日
57歳は、二十歳より90歳にちかい
練習でもレースでも、だんだんとタイムがおちており、
わかいころとおなじようにやってるつもりでも、
なさけないタイムにがっかりしている。
かんがえてみれば、わかいころとおなじように
からだがうごくわけがない。
90歳でもこんなにげんき、みたいな
スーパー老人を紹介する番組をみると、
たしかにげんきだけど、のっそりしたうごきはいかんともしがたく、
年齢のわりにはわかい、という程度であって、
ほんもののわかものとはまるでちがう動作だ。
わたしはいま57歳で、はしったりおよいだりをつづけているけど、
回転のあがらないはしり・およぎしかできなくなっている。
LSD(ロング・スロー・ディスタンス)の練習ばかりしていたから、
とおもっていたけど、単純に歳をとっただけなのでは。
90歳が二十歳のわかものとおなじうごきができないように、
57歳もまた、二十歳のうごきにはおよばない。
二十歳から90歳までのベストタイムをグラフにすると、
二十歳のときから、右かたさがりにおそくなるはずで、
57歳はそのとちゅうにある。
いくら気もちとからだがわかいつもりでも、
90歳のほうにちかい「とちゅう」だ。
もうすぐ老人の域にちかづく57歳が、
わかいころとおなじうごきを維持できるわけがない。
スピードでは勝負にならないけど、
体力としては、おなじことができると
あたまのどこかでたかをくくっている。
瞬発力はなくても、時間をかければ
わかいころとおなじちからを発揮できるとおもっている。
じっさいは、わかいころよりもはるかに体力がおち、
おなじことはできなくなっているはずだ。
くちさきでは歳をとったといいながら、
そこらへんの認識がきわめてあまい。
まえに、ジムでときどきみかけた70代の利用者は、
トレッドミルでわたしよりはやくはしり、
とくにラストスパートでは、
いつもすごい回転にまでもっていっていた。
こういうひとがいると、つい自分の将来の姿を
そのひとの運動能力にかさねてしまうけど、
ほんとうは、きわめてまれな例とおもったほうがいいだろう。
ちゃくじつに老人へとちかづいているわたしなので、
ちゃくじつにタイムがおちていく状況を、素直にうけいれたい。
いつまでもわかいつもりで 自分のちからを過信している老人は、
歳にあった服をえらべないおじさん・おばさんみたいに、
実害はないけれど、めんどくさい存在かもしれない。
わかいころとおなじようにやってるつもりでも、
なさけないタイムにがっかりしている。
かんがえてみれば、わかいころとおなじように
からだがうごくわけがない。
90歳でもこんなにげんき、みたいな
スーパー老人を紹介する番組をみると、
たしかにげんきだけど、のっそりしたうごきはいかんともしがたく、
年齢のわりにはわかい、という程度であって、
ほんもののわかものとはまるでちがう動作だ。
わたしはいま57歳で、はしったりおよいだりをつづけているけど、
回転のあがらないはしり・およぎしかできなくなっている。
LSD(ロング・スロー・ディスタンス)の練習ばかりしていたから、
とおもっていたけど、単純に歳をとっただけなのでは。
90歳が二十歳のわかものとおなじうごきができないように、
57歳もまた、二十歳のうごきにはおよばない。
二十歳から90歳までのベストタイムをグラフにすると、
二十歳のときから、右かたさがりにおそくなるはずで、
57歳はそのとちゅうにある。
いくら気もちとからだがわかいつもりでも、
90歳のほうにちかい「とちゅう」だ。
もうすぐ老人の域にちかづく57歳が、
わかいころとおなじうごきを維持できるわけがない。
スピードでは勝負にならないけど、
体力としては、おなじことができると
あたまのどこかでたかをくくっている。
瞬発力はなくても、時間をかければ
わかいころとおなじちからを発揮できるとおもっている。
じっさいは、わかいころよりもはるかに体力がおち、
おなじことはできなくなっているはずだ。
くちさきでは歳をとったといいながら、
そこらへんの認識がきわめてあまい。
まえに、ジムでときどきみかけた70代の利用者は、
トレッドミルでわたしよりはやくはしり、
とくにラストスパートでは、
いつもすごい回転にまでもっていっていた。
こういうひとがいると、つい自分の将来の姿を
そのひとの運動能力にかさねてしまうけど、
ほんとうは、きわめてまれな例とおもったほうがいいだろう。
ちゃくじつに老人へとちかづいているわたしなので、
ちゃくじつにタイムがおちていく状況を、素直にうけいれたい。
いつまでもわかいつもりで 自分のちからを過信している老人は、
歳にあった服をえらべないおじさん・おばさんみたいに、
実害はないけれど、めんどくさい存在かもしれない。
2018年09月12日
「Qunka!」にしびれる
三森すずこさんが担当する火曜日のゆうがたパラダイス。
きのうはリクエスト特集で、とんでもない曲がかかった。
「Qunka!」(作詞・作曲:やしきん)。
[https://www.youtube.com/watch?v=AwrIpP6js2M&list=RDAwrIpP6js2M&start_radio=1]
未開社会のシャーマンが、おどりくるう儀式をおもいだす。
ドンドコドンドコなりひびく、あやしげなタイコのリズムに
魂がすいよせられていく。
これはあぶない歌だ。
意味不明のかけごえ「Qunka」がなんどもくりかえされ、
スピードがどんどんあがり、わたしの理性があやふやになっていく。
そのうち、qunka qunka qunkaにまじり、
スー ハ スー ハ スーと、なにかのにおいをかいでるような音がはいる。
くんくん かぐから「クンカ」なのだろうか。
qunka qunka qunka qunka スー ハ スー ハ スー
花澤香菜さんは、ふつうのうたいかたにならないよう、
たくみにふしをはずし、きくものを自分の世界にとりこんでいく。
こんな曲を、夜ねるまえにきいたら
睡眠にわるい影響をあたえそうだ。
とおもいつつ、魔力からのがれられなくて、
ベッドにあがってからユーチューブでなんどかきく。
「qunka qunka」のひびきが、頭からはなれない。
フライドパンツをクンカクンカしたい。
きのうのゆうがたパラダイスは、リクエスト特集で、
「Qunka!」のほかにもいい曲がいくつもかかる。
サザエさん・しんちゃん・ちびまる子ちゃん、
劇場版ではジブリくらいしかしらないわたしは、
アニメの多様化におどろかされる。
前Qさんの「研究所P」では、
「邪神ちゃんドロップキック」がとりあげられた。
サイテーのキャラクター、邪神ちゃんが
いかにひどい性格かを前Qさんが説明する。
ふつうだと、わるいやつだけど、すこしはいいところがある、
というのがお約束なのに、邪神ちゃんはすこしも反省しない。
よわいものにはつよくでて、つよいものにはこびる。
以前には、かんがえられなかったようなキャラで、
いまのアニメがすごいところまできてるのを あらためてしる。
そんな土壌があっての「Qunka!」なのだろう。
すこしまえにきいた「Don't say "lazy"」にもおどろいたけど、
あれなんかはまだアニソンの王道をいく曲だ。
「Qunka!」はもっとぶっとんでいる。
くるところまでアニメは進化した。
あとは、なにがまっているのだろう。
きのうはリクエスト特集で、とんでもない曲がかかった。
「Qunka!」(作詞・作曲:やしきん)。
[https://www.youtube.com/watch?v=AwrIpP6js2M&list=RDAwrIpP6js2M&start_radio=1]
未開社会のシャーマンが、おどりくるう儀式をおもいだす。
ドンドコドンドコなりひびく、あやしげなタイコのリズムに
魂がすいよせられていく。
これはあぶない歌だ。
意味不明のかけごえ「Qunka」がなんどもくりかえされ、
スピードがどんどんあがり、わたしの理性があやふやになっていく。
109の煩悩 まだ知らない本能
そのドアを開けてみいひんか
膨らみきった猥脳 よだれ50ポンド
命たれながしてすすめ
恋と愛より深くって
尊い真実 ああ
everybody one more say
Qunka qunka qunka say qunka qunka
そのうち、qunka qunka qunkaにまじり、
スー ハ スー ハ スーと、なにかのにおいをかいでるような音がはいる。
くんくん かぐから「クンカ」なのだろうか。
qunka qunka qunka qunka スー ハ スー ハ スー
花澤香菜さんは、ふつうのうたいかたにならないよう、
たくみにふしをはずし、きくものを自分の世界にとりこんでいく。
こんな曲を、夜ねるまえにきいたら
睡眠にわるい影響をあたえそうだ。
とおもいつつ、魔力からのがれられなくて、
ベッドにあがってからユーチューブでなんどかきく。
「qunka qunka」のひびきが、頭からはなれない。
フライドパンツをクンカクンカしたい。
きのうのゆうがたパラダイスは、リクエスト特集で、
「Qunka!」のほかにもいい曲がいくつもかかる。
サザエさん・しんちゃん・ちびまる子ちゃん、
劇場版ではジブリくらいしかしらないわたしは、
アニメの多様化におどろかされる。
前Qさんの「研究所P」では、
「邪神ちゃんドロップキック」がとりあげられた。
サイテーのキャラクター、邪神ちゃんが
いかにひどい性格かを前Qさんが説明する。
ふつうだと、わるいやつだけど、すこしはいいところがある、
というのがお約束なのに、邪神ちゃんはすこしも反省しない。
よわいものにはつよくでて、つよいものにはこびる。
以前には、かんがえられなかったようなキャラで、
いまのアニメがすごいところまできてるのを あらためてしる。
そんな土壌があっての「Qunka!」なのだろう。
すこしまえにきいた「Don't say "lazy"」にもおどろいたけど、
あれなんかはまだアニソンの王道をいく曲だ。
「Qunka!」はもっとぶっとんでいる。
くるところまでアニメは進化した。
あとは、なにがまっているのだろう。
2018年09月11日
サッカー親善試合、日本対コスタリカ。3-0で日本の快勝
ほんの2カ月まえにおわったばかりのW杯ロシア大会は、
直前でハリルホジッチ監督が解任されたうごきに納得できず、
もやもやした気もちをかかえ、素直にたのしめなかった。
その後、森保氏が オリンピックとA代表の監督を
兼務する体制がきまり、きょうは はじめての試合となる
(11日に予定されていたチリ戦は、北海道地震のため中止)。
ひさしぶりにすっきりと応援できた。
えらばれた23人は、数人の中堅選手をのぞくと、
おもいきった世代交代がはかられている。
槙野・青山・東口は、このチームではもはやベテラン勢となり、
あとはうりだしちゅうのわか手が名をつらねる。
ロシア大会の代表にえらばれなかった中島、
えらばれても試合にでられなかった遠藤、
ひさしぶりの代表となった南野、
オランダで活躍している堂安。
これらのわかい選手たちが、
えらばれなかったウサをはらすかのように、
はつらつしたプレーをみせる。
おおきく成長したすがたに、彼らの意地をかんじた。
代表メンバーは、はじめての試合とはおもえないほど連携がとれ、
あたらしいチームのスタートとして、よい印象をのこしている。
とくにめだったのがポルトガルでプレーする中島で、
テクニックと気もちのつよさが頭ひとつぬけていた。
いつでもシュートをねらう貪欲さがたのもしい。
ロシア大会にえらばれなかったのがどうかしてたのだ。
フロンターレの小林は、代表戦ではなかなかいいところがだせない。
たとえば怪我で不参加となった大島のように、
小林のよさをひきだすパートナーがほしいところだ。
コスタリカも、日本とおなじように、
ロシア大会のあと、世代交代をはかっているのだという。
きょうは前半にすこしせめる時間帯があったのをのぞき、
日本のいいところばかりがめだつ試合となった。
日本代表は、これから4年後の
W杯カタール大会をめざしていくわけだけど、
4年という時間は、みじかいようであんがいながく、
4年のあいだにいろいろなことがおこる。
いま代表にいる選手が、そのまますんなりのこるわけではなく、
もっとわかい選手がアピールしてくるだろう。
適切な競争のもと、日本代表がそだっていくのをたのしみにしている。
直前でハリルホジッチ監督が解任されたうごきに納得できず、
もやもやした気もちをかかえ、素直にたのしめなかった。
その後、森保氏が オリンピックとA代表の監督を
兼務する体制がきまり、きょうは はじめての試合となる
(11日に予定されていたチリ戦は、北海道地震のため中止)。
ひさしぶりにすっきりと応援できた。
えらばれた23人は、数人の中堅選手をのぞくと、
おもいきった世代交代がはかられている。
槙野・青山・東口は、このチームではもはやベテラン勢となり、
あとはうりだしちゅうのわか手が名をつらねる。
ロシア大会の代表にえらばれなかった中島、
えらばれても試合にでられなかった遠藤、
ひさしぶりの代表となった南野、
オランダで活躍している堂安。
これらのわかい選手たちが、
えらばれなかったウサをはらすかのように、
はつらつしたプレーをみせる。
おおきく成長したすがたに、彼らの意地をかんじた。
代表メンバーは、はじめての試合とはおもえないほど連携がとれ、
あたらしいチームのスタートとして、よい印象をのこしている。
とくにめだったのがポルトガルでプレーする中島で、
テクニックと気もちのつよさが頭ひとつぬけていた。
いつでもシュートをねらう貪欲さがたのもしい。
ロシア大会にえらばれなかったのがどうかしてたのだ。
フロンターレの小林は、代表戦ではなかなかいいところがだせない。
たとえば怪我で不参加となった大島のように、
小林のよさをひきだすパートナーがほしいところだ。
コスタリカも、日本とおなじように、
ロシア大会のあと、世代交代をはかっているのだという。
きょうは前半にすこしせめる時間帯があったのをのぞき、
日本のいいところばかりがめだつ試合となった。
日本代表は、これから4年後の
W杯カタール大会をめざしていくわけだけど、
4年という時間は、みじかいようであんがいながく、
4年のあいだにいろいろなことがおこる。
いま代表にいる選手が、そのまますんなりのこるわけではなく、
もっとわかい選手がアピールしてくるだろう。
適切な競争のもと、日本代表がそだっていくのをたのしみにしている。