きのうはリクエスト特集で、とんでもない曲がかかった。
「Qunka!」(作詞・作曲:やしきん)。
[https://www.youtube.com/watch?v=AwrIpP6js2M&list=RDAwrIpP6js2M&start_radio=1]
未開社会のシャーマンが、おどりくるう儀式をおもいだす。
ドンドコドンドコなりひびく、あやしげなタイコのリズムに
魂がすいよせられていく。
これはあぶない歌だ。
意味不明のかけごえ「Qunka」がなんどもくりかえされ、
スピードがどんどんあがり、わたしの理性があやふやになっていく。
109の煩悩 まだ知らない本能
そのドアを開けてみいひんか
膨らみきった猥脳 よだれ50ポンド
命たれながしてすすめ
恋と愛より深くって
尊い真実 ああ
everybody one more say
Qunka qunka qunka say qunka qunka
そのうち、qunka qunka qunkaにまじり、
スー ハ スー ハ スーと、なにかのにおいをかいでるような音がはいる。
くんくん かぐから「クンカ」なのだろうか。
qunka qunka qunka qunka スー ハ スー ハ スー
花澤香菜さんは、ふつうのうたいかたにならないよう、
たくみにふしをはずし、きくものを自分の世界にとりこんでいく。
こんな曲を、夜ねるまえにきいたら
睡眠にわるい影響をあたえそうだ。
とおもいつつ、魔力からのがれられなくて、
ベッドにあがってからユーチューブでなんどかきく。
「qunka qunka」のひびきが、頭からはなれない。
フライドパンツをクンカクンカしたい。
きのうのゆうがたパラダイスは、リクエスト特集で、
「Qunka!」のほかにもいい曲がいくつもかかる。
サザエさん・しんちゃん・ちびまる子ちゃん、
劇場版ではジブリくらいしかしらないわたしは、
アニメの多様化におどろかされる。
前Qさんの「研究所P」では、
「邪神ちゃんドロップキック」がとりあげられた。
サイテーのキャラクター、邪神ちゃんが
いかにひどい性格かを前Qさんが説明する。
ふつうだと、わるいやつだけど、すこしはいいところがある、
というのがお約束なのに、邪神ちゃんはすこしも反省しない。
よわいものにはつよくでて、つよいものにはこびる。
以前には、かんがえられなかったようなキャラで、
いまのアニメがすごいところまできてるのを あらためてしる。
そんな土壌があっての「Qunka!」なのだろう。
すこしまえにきいた「Don't say "lazy"」にもおどろいたけど、
あれなんかはまだアニソンの王道をいく曲だ。
「Qunka!」はもっとぶっとんでいる。
くるところまでアニメは進化した。
あとは、なにがまっているのだろう。