2018年09月14日

「シマシマしまね」をたずねる

職場のクッキー班で、となり町にある「シマシマしまね」をたずねた。
http://www.shima-shima.net/about.html
「シマシマしまね」とは、島根の市町村から
すぐれた商品をあつめているお店だ。
島根にすむわたしがいうのもなんだけど、
すごい山のなかにあるのでおどろいてしまった。
松江市のとなりにある雲南市大東町から、
さらに奥へ おくへと 車で15分くらいすすむ。
ちいさな看板に「シマシマしまね」とあるのをみつけ、
そこからびっくりするほど急な坂道を30メートルのぼった。
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ようやくたどりついた「シマシマしまね」は、
はるばるやってきたかいのある すてきなお店だった。
われわれ6人は、テーブルに案内され、お茶とおかきをいただいた。
棚には市町村ごとに特産物がならべられている。
道の駅みたいには、
たくさんの商品がならべられているわけではないけど、
数がそうおおくないのは、なっとくのいく品しかおいてないからだ。
いただいたお茶がおいしかったので、
そのざら茶と、イノシシの肉の缶詰、
それに大豆でつくったおかしをおみやげにかった。
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「シマシマしまね」のことをきいたとき、
わたしは公民館みたいなところに、
特産品をならべてある場所をイメージした。
じっさいは、民家を改装してのちいさなお店で、
水・木・金、それに隔週の土曜日しか営業していない。
夏と冬はおやすみとなり、
ほかのワークショップを不定期にひらいているそうだ。

あとからサイトをひらき、お店の紹介をみると、
島根の市町村のおいしいもの、各地で活動する皆さんの手仕事のものを紹介するショップコーナーがあります。東部ではなかなか手に入らない西部や隠岐の食品や、私たちが本当においしい、素晴らしいと感じたものを市町村ごとに並べています。まだ知らない島根を発見するきっかけにもなります。

これだけならふつうのおみやげ屋さんだけど、
「シマシマしまね」はさらに
「いかに島根で楽しく歳を重ね、暮らしていくか」を考え、提案する施設です。

ともある。
町のなかではなく、あえて不便な山のうえにお店をひらいたのは、
島根でたのしく くらしていこうとする夢と 関係があるのだろう。

じっさいにたべたり、つかってみれば、
おいてある商品のよさがわかるのだろうけど、
みただけでは、ごくあたりまえの品にすぎない。
そんな品々をあつめ、紹介していくのは、
ずいぶん根気のいるとりくみにおもえる。
「シマシマしまね」のえがく夢が、
どんなかたちで実現していくのか、
これからの活動に期待したい。

posted by カルピス at 21:38 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする