2018年10月01日

アレサ=フランクリンのあとをおうように わたしのiMacがいってしまった

8月に亡くなったアレサ=フランクリンさんは、
たいへん有名な方だったようで、ラジオ番組をきいていると、
なんどもアレサさんの死をいたむ発言を耳にしたし、
追悼の意をひょうして、彼女の曲もながされた。
けさもまた、アレサさんの特集みたいな番組があり、
車のラジオでききながら職場へむかった。

職場につき、クッキーづくりをはじめても、
ラジカセでおなじ番組に周波数をあわせる。
モノラルのラジカセなので、とうぜん音の質はわるい。
相性にしても、クッキーをまるめる仕事と、
アレサさんのうたは、あまりあわない気がする。
とにかく、彼女の声をききながら仕事をするという、
状況をつくれたことが この場合は大切なのだ。
シーンとしずまりかえったクッキー工房に、
とつぜんながれたアレサさんのうたごえは、
クッキーづくりの地道な仕事こそ、
社会へのコミットメントにほかならないとおもわせる。

ミーハーでにわかファンのわたしは、
きのうツタヤでアレサさんのCDをかりてきて、
iMacのiTunesにいれた。
そのアルバムをプレイリストにのせ、
車できけるようCDにコピーする。
いまおもえば、それがiMacの、さいごの仕事だった。
画面がフリーズしているので、
起動ボタンを ながおしして電源をきり、もういちどスイッチをいれる。
でも、リンゴをバックに、まるいマークがクルクルうごくだけで、
いつまでたっても 起動の画面にならない。
ハードディスクがこわれたのだ。
まえにもなんどかおなじような症状でマックとおわかれしている。
7年まえにかったiMacなので、寿命がきたとおもうしかない。

さいわい、iMacはシステムがOS10.6.8とふるく、
補助的な位置づけにすぎなかった。
メインは15インチのMacBook Proを、
23インチのモニターにつないでつかっている。
こちらもふるいパソコンだけど、システムだけはOS10.13.3にあげた。
iMacがこわれても、ひどくこまりはしないけど、
とつぜんのおわかれは、いかにも残念だ。
それにしても、アレサさんのCDづくりをさいごに、
むこうの世界へいってしまうなんて、
パソコンながら、人情をかんじさせる演出がにくい。
あまりにもできすぎたiMacの生涯に、
アレサ=フランクリンとの 不思議な縁をおもった。

posted by カルピス at 22:15 | Comment(0) | パソコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする