デイリーポータルZで江ノ島茂道さんが、
「甘いものは塩で食べろと心の食通が言ってくる」
http://portal.nifty.com/kiji/181002204072_1.htm
をアップした。
前回の記事が、
「食通が塩で食べるなら俺たちは砂糖で食べる」
http://portal.nifty.com/kiji/180918203960_1.htm
だったので、2匹めのドジョウをねらっているがあきらかだ。
けっかからいうと、塩をつけておいしくなる素材は
あまりなかった(トマトとパンをのぞく)。
砂糖はたいていのものと よくあったのとは
ずいぶんちがう。
いっけんバカバカしいような実験だけど、
やってみなければわからないことがたくさんある。
このふたつの記事であきらかになったのは、
江ノ島さんの味覚が、ほかのひととはずいぶんちがうことだ。
サシミに砂糖をかけたとき、
ほかの2人は「うわー」と声をあげているのに、
江ノ島さんだけ「食べられますよ」と、
冷静にコメントしている。
牛乳に塩をかけた実験では、
うすいポタージュみたいでおいしい、といい、
ほかのふたりに
「有りか無しで言うと有りですよね?」と
しつこく くいさがると、
「いや、ないですよ。」と
きっぱり否定されている。
前回の記事は、通ぶって塩をかけるひとへの異議もうしたてとして、
硬派なところをみせた江ノ島さんだけど、
塩をかけた今回の記事をよむと、ただたんに
味オンチなだけかも、という疑惑がぬぐいきれない。
今回の記事からよみとれるもうひとつの事実は、
江ノ島さんがさいきん実家をでて
ひとりぐらしをはじめたことだ。
ひとりではないかもしれないけど、
電子レンジや、そもそもダイニングキッチンがない部屋なので、
だれかつれがいるとはおもえない。
親からの独立をきっかけに、さらなるたかみをめざすべく
ひと皮むけた記事をたのしみにしている。