2018年10月17日

「となりのお店」の地域デビュー

毎朝あつめた野菜を、いつもはカフェでうっているけど、
きのうは はじめて「となりのお店」においてみた。
お店の位置関係をはじめに説明すると、
クッキーをつくる「クッキー工房」のとなりに
メンバーが休憩するのにつかっている部屋がある。
「となりのお店」は、この休憩室のことで、
本来は、雑貨をあつかう「お店のようなもの」となるはずなのに、
なかなかスタートしないまま半年がすぎた。
お店のなまえは、クッキー工房のとなりにあることから、
ずいぶんまえに「となりのお店」ときめている。
店さきで野菜とクッキーをうり、なかで雑貨をあつかう
よくわかりにくいお店にしたいとおもっている。
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本業はクッキーの製造なので、
ずっとお店番をしているわけにはいかない。
「となりにいます 声をかけてください」と
ダンボールにかき、ガムテープでまどにはっておいた。
ダンボールとガムテープが、
「となりのお店」のコンセプトを象徴するアイテムなのだ。
しばらくすると、とおりがかりのひと(女性)が
野菜をもって「これください」とクッキー工房にこられた。
これまでに、関係者がクッキーをかってくれたことはあったけど、
まったくのお客さんを「となりのお店」がむかえるのは はじめてだ。
そのあともポツリ ポツリとお客さんがあらわれる。
「いつもひらいてるんですか」ともたずねられた。
やってるのなら、これからものぞいてみる、といわれるので、
できるだけまいにち野菜をおくようにします、とこたえた。
いつも野菜をうっていることがしられれば、
常連客になってくれるひともいるだろう。
そのうちクッキーや、雑貨をかってもらったり、
ご近所さんとしりあうきっかけになればうれしい。
『あおいけあ流介護の世界』をよんだとき、
わたしたちの事業所のよわいところは、
地域のつながりがないところだと すぐにおもった。
「となりのお店」は、地域の方々とふれあう場所であり、
関心をもってもらえるきっかけになるのではないか。

午後からは、おなじ事業所の職員やメンバーたちが
お店をのぞいてくれた。
いつも野菜とクッキーがあるとしられたら、
散歩のついでにたちよりやすいだろう。
ちがう活動をしている部門とは、
あんがいおたがいの交流がないので、
あそびにきましたと、気軽にいえる
いいきゅうけい場所になればいい。

「となりのお店」ちかくにJRの駅があるので、
駅へむかう高校生が、お店のまえをよくとおりかかる。
彼らが「となりのお店」にくるようになったら、
またちがった雰囲気になりそうなので、たのしみだ。

posted by カルピス at 20:44 | Comment(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする