2018年10月20日

J1リーグ 第30節 川崎が神戸に5-3の逆転勝利

J1リーグ 第30節 川崎対神戸
川崎が5-3の逆転勝利

せんじつの代表選、日本対ウルグアイは、
ひさしぶりにわくわくさせてくれる試合だった。
ボールをもったら、とにかくまえにむかってシュートをはなつ、
というわかりやすいサッカーは迫力があり、
なによりも、みていてたのしかった。
ゴールまえまではせまるものの、そのさきもたついてしまう
これまでの代表戦とまるでちがうサッカーだ。
そんなウルグアイ戦のあとで、Jリーグは
どんな試合をみせてくれるだろうか。

川崎は、PKから先制するも、オウンゴールで同点となり、
そのあとすばらしいシュートを2本きめられる。
イニエスタとポドルスキが攻撃にからみ、
きょうは神戸の日かとおもわれた。
1-3のままでは、川崎はさすがにきつかったけど、
前半終了間際、家長がおしこんで
なんとか前半を2-3でおえる。

なかなかボールをまわせなかった前半にくらべ、
後半の川崎はうまれかわった。
圧倒的にボールを支配し、たてつづけにチャンスをつくる。
後半の神戸は、シュートを1本しかはなてない。
川崎は、こまかなワンタッチパスをつなぎ、あいてをよせつけない。
神戸がながいボールをけりこんでも、すぐに川崎の網にひっかかる。
ボールをうばわれても、たかい位置から連動したプレスをしかけ、
ワンタッチパスであいて選手をかんたんにはずす。
神戸は攻撃をしようにも、ボールをもつことさえできない。
後半の川崎は、6割から7割のポゼッションだったのではないか。
後半20分に斎藤が移籍後の初ゴールをきめて3-3の同点。
そのあと大島がきめた4点目は、
ゴールまえでこまかくパスをつなぎ、
神戸のディフェンンダーはまったくついてこれなかった。
そのあとも、たてつづけに川崎がゴールにせまる。

イニエスタとポドルスキのまえで、
川崎が洗練されたパスサッカーをみせたのは小気味よかった。
ポゼッションを前提とするバルサのサッカーになれたイニエスタは、
逆の立場になり、ボールを支配さえると もち味がだせない。
まえへ、まえへ、という迫力では
ウルグアイ戦での代表がうえだけど、
チームとしての成熟度からいえば
川崎のパスまわしは代表をうわまわっている。

この日、2位の広島は清水にやぶれて連敗。
川崎とのかち点は4にひろがった。
川崎が神戸に逆転勝利をおさめたことで、
連覇にむけて おおきく前進した。
タグ:Jリーグ

posted by カルピス at 22:15 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする