まえからやらなければとおもいつつ、
なかなか腰があがらなかった障子のはりかえ。
きょうようやくホームセンターへでかけ、
障子紙とノリをかってきた。
自分の部屋の1枚と、ココがやぶいた障子2枚(1列ずつだけ)をはる。
ペットのいたずらにもつよいとかいてある、
プラスチック製の障子と、紙製の障子の両方をえらんだ。
プラスチック製は、それ自体が1400円とたかいし、
別うりのテープが必要となる。
まずは紙の障子をつかい、わたしの部屋の1枚をはりかえた。
これはおもいのほかうまくできた。
毎週アルバイトにかよっている、ハーブ苗の発送で、
手先が器用になったのだろうか。
そのあと、ココがやぶいた1列だけをはりかえようとするけど、
こっちはなかなかむつかしい。
ココがあそんでもやぶれにくいよう、
プラスチック製の障子をはろうとしたけど、
テープのあつかいがわずらわしく、とちゅうでなげだした。
サンが水にぬれていると、テープがすぐにはがれてしまう。
あきらめて、紙製の障子をはる。
ふるい障子紙をとりのぞいたあと、きれいに水ふきすればいいけど、
ふきんでざっとふきとるだけなので、雑なしあがりとなる。
時間をかけて、きれいにとりのぞけばいいのに、
どうしてもさきをいそいでしまう。
料理でも、めんどくささから、ついレシピをまもらず、
テキトーなやり方と、ありあわせの材料ですませがちで、
けっきょく、なにをやっても いいかげんなのがわたしの仕事だ。
なんでいまごろ障子をはりかえたかというと、
ココをいつまでも3部屋だけでくらさせるのはしのびないので、
どの部屋へもいけるようにしたいからだ。
ココが家じゅうをうごきまわると、
障子のはりかえなどは、絶好のあそびになるため、
ココがちょっかいをだせないうちに、
ややこしい仕事はおえておきたかった。
やってみれば、あんがい障子のはりかえはかんたんだ。
要は、仕事にとりかかれるかどうかで、
ホームセンターにいき、材料をかってしまえば、
あとはじっさいにはりかえるのがたのしみになる。
道具や障子紙の質があがり、だれがやっても
うまくいくように なっているのかもしれない。
いそがないで作業をすすめれば、
もうすこしきれいにしあがったとおもう。
はりおえたあとの達成感は、なかなかのものだ。
ていねいにくらしている気がして すがすがしさまでかんじる。
うまくいった1枚と、雑にしあがった2枚で、
全体でいえば、1勝1敗というところか。
ココのうごきを警戒しながらのはりかえだったけど、
障子をとりはずして、わたしの部屋へもっていくときでも、
ココはまったく関心をしめさなかった。
いまのところ、外にでたがるそぶりもみせない。
どんなものに反応するのか、しないのか。
ココのうごきがまだつかめない。