2018年11月12日

愛をもとめてやってくるキジトラに どう対応したらいいのか

台所に面したブロック塀のうえを、野良ネコがよくとおる。
そのうちの1匹は、部屋のなかをのぞきこみながら、
さみしそうな声をあげる。
キジトラで、かわいい顔をしている。
ココよりもからだはちいさいけど、歳はうえだろう。
外にいるキジトラをみたココはおちつかず、
窓のそばをいったりきたりする。

ブロックの上からなかなかはなれないので、
ココをだいたまま窓をあけ、キジトラにはなしかける。
キジトラは、それでもはなれない。
わたしがなでてもしっぽをたかくあげ、
気もちよさそうに、というより、
もっとなでて、とすりよってくる。
ココが目的なのではなく、部屋のなかにいれて、
といってるかのようだ。
ためしにココとおなじネコごはんをお皿にいれてさしだしてみる。
すこしはくちをつけるけど、おなかがすいているのではなく、
部屋にいれてほしそうだ。

よその家でかわれているネコなのか。
家のなかにはいれてもらえず、
ご飯だけのかかわりなのかもしれない。
わたしの家にはいって、どうしたいのだろう。
きょうは台所にはいり、だっこまでさせてくれた。
ノドをならしながら声もあげて、
もっともっとと、全面的な介入をもとめているかのようだ。
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いろんなネコをみてきたけど、ノラなのにこれだけひとになれ、
なでたりだっこをもとめるネコははじめてだ。
お腹がすいての訪問ではないし、ココにも関心がないみたい。
ひとをもとめ、愛されたいとねがっているようにみえる。
しばらくなでると、気がすむようでどこかへいってしまう。

キジトラを家にまねいてもいいけど、
ココは部屋のなかでかおうときめているので、
対応がやっかいだ。
キジトラだけ外と中をいききするのに、ココは家のなか、
というわけにはなかなかいかない。
ココとの関係もややこしい。
キジトラをかわいがることが、
ココの心理にどんな影響をおよぼすだろう。
ありえないほど友好的なキジトラのもとめにさえ
すんなりおうじられず、モンモンとしている。

posted by カルピス at 22:18 | Comment(0) | ネコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする