2018年11月15日

地味な仮装によるボジョレー配達(本番編)

きのうのつづき。
仕事をしていても、ボジョレーの配達が頭からはなれない。
地味な仮装がうまくあたって、
栄光と達成感にみちた 人生最良の日となるのか。
あるいはすべってしまい、どうしようもない訪問になってしまうのか。

夕方から、2時間半かけて、8軒のおうちをまわる。
結論からいえば、どの訪問先でも立候補者はあたたかくむかえられた。
よくわらってくれたし、きよき一票も約束してくれた。
選挙に立候補するというと、けげんな顔をするひともいたけど、
おおむね冗談とうけとってもらえ、
訪問するわたしたちも、うけいれる利用者さんたちも、
あたたかでたのしい時間をすごせている。

すべての訪問をおえ、事業所にもどると、
ことしはどのペアもかなりレベルのたかい仮装なのがわかった。
芸能界にくらいわたしには、わからない仮装もあったけど、
わからなくても迫力だけで勝負できるような
ちからのこもった仮装におどろかされる。
広島カープの応援団という、地味な仮装のペアもいた。
男性職員が女性に、女性職員がおじさんにと、すこしひねりながら、
どこでもみかけそうなカープファンを再現している。
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アラレちゃんがかぶさってしまい、2人が仮装していたけど、
どちらもそれぞれかわいかった。
立候補者とその秘書、というわたしたちの仮装は、
アイデアに自信があったので、
たかい評価をあつめるとおもっていたのに、
おもしろい仮装とみとめられながらも、まわりのレベルもまたたかく、
突出した存在とまではいたらなかった。
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ただ、いつもはもっと豪華な景品やら食事券がおくられるのに、
ことしは業者さんからもらったせんべいとか、
ボジョレーを注文した酒屋さんがくれたティッシュとか、
しけた景品ばかりが理事長からわたされる。
イベントにお金をかけすぎて、経営がくるしくなってるのではと、
心配したくなるような、キレのない賞ばかりだった。

なんとかぶじに おおきなイベントをおえて安心した。
玄関先で立候補者を紹介するのは、予想以上にたのしくて、
もっとたくさんのおうちを訪問したくなった。
わたしはおそらく来年も地味な仮装路線をつづけるだろう。
ことしより、もっと気のきいたアイデアがうかぶだろうかと、
いまから1年さきのボジョレー配達を心配している。

posted by カルピス at 22:15 | Comment(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする