2018年11月17日

ヨシダプロ氏の怪作「なんでも茶色く描けばアルフォートっぽくなる」

デイリーポータルZに、ヨシダプロ氏の記事
「なんでも茶色く描けばアルフォートっぽくなる」
がのった。
https://dailyportalz.jp/kiji/chairoku_kaku-alfort/page/1
はじめはタイトルどおり、「なんでも茶色く描けばアルフォート」、
の路線ですすめていたけど、とちゅうから犬のももちゃんがでてきて、
ももちゃんシリーズっぽくなる。
とはいえ、今回のももちゃんは脇役にすぎず、
言葉の魔術師みたいに、ヨシダプロ氏が、
ちからずくでアルフォート化をすすめる怪作となっている。

この記事のみどころは、おそるべき論理の飛躍だ。
ヨシダプロ氏はチョコレートのアルフォートがすきといい、
ただ一点だけをスタートにして、
「茶色く描けばアルフォート」が無理やりすすめられてゆく。
アルフォートの愛好家を「フォーター」、
アルフォート愛好芸術家を「アルフォーティスト」、
アルフォート化することを「フォーティング」、
ついには巨大なフォーティング作品を
「アルフォーティングビジョン」と、
テキトーに、ことばをでっちあげ、
ぐいぐいと「フォーティング」をすすめる。
引用だらけで手ぬきの記事みたいになってしまうけど、
ヨシダプロの「いいわけ」をそっくりかきだして、
論理の飛躍を検証してみたい。

ヨシダプロの記事は、もっともらしい接続詞が特徴だ。

・そこでふと思ったのだが・・・
・そういえば・・・
・と、いうことは・・・
・と、こうなってくると・・・
・よし、こうなったら・・・

なにが「と、いうことは」だ、と
つっこみをいれながらも、
ヨシダプロ氏のいきおいにおされ、
さいごまで「フォーティング」につきあってしまった。

そこでふと思ったのだが、
そこでふと思ったのだが、もし何か絵を描いた際に、問答無用でチョコっぽく茶色で塗りたぐってしまえば、なんでもアルフォートっぽく(事実上、巨大アルフォートに!)できるのではないだろうかッ!?

そういえば
そういえばアルフォートって、フォーター(アルフォート愛好家の略称)の皆様はご存知だが、そのチョコの面に、船が描かれている。

と、いうことは、
と、いうことは、何か船を描く際に、チョコっっぽく茶色に塗りたぐってしまえば…
アルフォートのように(しかも巨大アルフォートに)なるのではなかろうかッ!!? そうだ、そうに違いない! アルフォーティスト(アルフォート愛好芸術家の略称)には至高のビジョンになること必至であろうッ!!!

と、こうなってくると、
と、こうなってくると、この画期的芸術手法で(ただ茶色で台無しにするだけ)なんでも巨大アルフォートにしたくなってきたわよね。

よし、こうなったら
よし、こうなったら船以外のモノでも、アルフォートっぽくなるのか確かめるべく、今度は、そばでウロついている柴犬ももを描いてみたいと思う。犬でもフォーティング(アルフォート化の略称)できれば、本物だ。

OH!! 全チョコ好き垂涎の、巨大なアルフォーティングビジョンが、完成したのであった!!

スタートの時点では、沼でボロ船をみながら絵をかく記事だったのが、
まさか巨大なアルフォーティングビジョンまで
成長するとはだれもおもわなかったにちがいない。
ヨシダさんが適当なこと言うときの強度はすごいです。

という編集部の古賀さんのコメントがまとめとなっている。

posted by カルピス at 20:56 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする