2018年11月29日

エバーノートのコンテキスト機能を どう評価するか

きのうブログの記事をエバーノートでかいていたら、
下のほうになにやら関連する記事があらわれていた。
ネットをみると、「コンテキスト」といい、
いまかいている記事と関係ありそうな情報を
自動的にしめしてくれる機能だという。
プレミアム会員だけが利用できるサービスで、
自分がためこんだ「ノート」だけでなく、
いろんなメディアも参照されるらしい。
まるでScrapboxのリンク機能みたいで、
プレミアムにアップグレードしてよかったとおもった。
分類するのをあきらめ、「inbox」に1700以上の記事を
ほったらかしているわたしには、ありがたいサービスだ。
自動的に関連記事をおしえてくれると、
うもれた記事に日の目をあてられる。

ネットの検索では、「コンテキスト」がじゃまでしょうがない、
なんてひとの記事ものっていた。
サービスのうけとめ方はさまざまだ。
わたしも、ワードをつかって文章をかくとき、
よけいなお世話的な機能にいらつくので、
じゃまだというひとの気もちがわからないでもない。
いまやろうとおもったことを、
さきどりしていわれたときのはがゆさもあるだろう。
ついでにいうと、自動車にのってエンジンをかけると、
「おはようございます」と、挨拶する機能もわたしはきらいだ。
自動販売機の音声も、本屋さんでながれている、
エンドレスのコマーシャルもいやだ。

「コンテキスト」が、どんな記事をしめすかというと、
いまのところ、おもしろい発見をもたらすほどの
気のきいた関連記事にはであえていない。
たとえば、
「あまりにもバカバカしい『博多と札幌、どちらが好き?』」
というタイトルでかいた記事には、
「世界でもっともバカバカしいコンセプトを持つiPad 用キーボード」
という記事がひっかかった。
内容よりも、「バカバカしい」という言葉に
ひっぱられただけなのはあきらかだ。
この記事は、iPadの入力に、
手動のタイプライターをつかうという、
冗談みたいな(冗談なのだろう)記事で、おもしろいアイデアだけど、
ほかのアイデアとのくみあわせはむつかしそうだ。
「コンテキスト」の機能がわるいのではなく、
ためこんだ記事の内容がもともとたいしたことないせいかもしれない。
もうすこしようすをみてから「コンテキスト」との相性を評価したい。
あんがいわたしも、「バカバカしい機能だ」といいだして、
「バカバカしい」の関連記事をひとつふやすかもしれない。

posted by カルピス at 22:26 | Comment(0) | パソコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする