2018年12月21日

荷づくりがいつもうまくいかない

こんかいのタイ旅行は、できればたくさんあるこう、
ぐらいのゆるい予定なので、荷物はすごくすくないはずだった。
マラソン大会に参加するわけではないし、
寝袋がいるような場所にもいかない。
キンドルがあるので、おもい本をもっていく必要もない。
リュックはきっとスカスカで、羽のようにかるい(はず)。
でも、どうしたことか、荷づくりで、
シャツやズボンを用意するうちに、
こわけした袋がいくつもできている。
長ズボン・半ズボン・Tシャツ・・・、
たいしたものをつめたわけではないのに、
なんでいつも荷物はたくさんになるのだろう。

しばらくかんがえて、電子辞書と旅行用の時計はやめた。
いろいろさきまわりして心配するから荷物がふえるのだ。
キンドルがあるから本はいらない、なんていいながら、
ちゃっかり文庫を3冊しのばせ、
くつしたやパンツを5枚ずついれわたしがわるい。
不安がひとを荷物もちにする。
その気になれば、デイパックにもおさまるはずなのに、
いつものこととはいえ、30リットルのリュックがいっぱいになった。

きょうはひさしぶりにお天気となった。
ずっと雨まじりのくらい日がつづいていたので、
おひさまをみるのはひさしぶりの気がする。
お天気でよかった、とおもっていたら、
出雲空港へむかうとちゅうの道は、キリがふかくたちこめている。
お天気がよすぎたのだ。
このキリで飛行機がとべば おどろくべきだろう。
でもまあいいか。旅行とは、こういうものだ。
わたしがやることは、うまくいかないにきまっている。
タイへいけなくても、それはそれで
なにかべつの展開がひらけるだろう。
われながらおちついて空港につくと、
東京への便は欠航だけど、わたしがのる大阪ゆきは、
定刻どおりとパネルにしめされている。
わたしの平常心が、アクシデントにまさったのだ。

チェックインしたあと マッサージ機こしかけてひとやすみする。
100円で10分間もんでくれ、とても気もちがいい。
空港でのまち時間はマッサージにかぎる。
タイではまいにちタイマッサージにかよううつもりだけど、
すこしはやめに旅行気分をあじわう。

伊丹空港へむかう飛行機がもうすぐ離陸しようとしたとき、
わたしのスマホがなった。旅行会社からだ。
17時発のバンコクゆきは、
おおはばな遅延がでています、といわれる。
なんと6時間半おくれて深夜に出発という。
自然現象のキリはクリアーしたのに、
航空会社のワナがまっていた。
関空で深夜までまつとは。
平常心はもうどうでもいい。がっかり。
タグ:パッキング

posted by カルピス at 14:48 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする