バスステーションから出発したけど、正確には
バスではなくハイエースだった。
ちょうど3時間のドライブでナコンサワンについた。
ナコンサワンはバンコクから240キロほど北にある町で、
だんだんとバンコクにつかづくと、
いよいよ旅行がおわりにさしかかっているのをかんじる。
バスステーションからトゥクトゥクで「Place Hotel」へ。
ネットでみかけたのでメモしておいたホテルだけど、
なかなか運転手につうじないのでこまった。
「P.A Place Hotel」が正式名みたいだ。
450バーツ(1600円)でひろいシングルルームにはいれた。
うれしくなって、シャツの洗濯をしたくなったけど、
のこりの日数をかんがえると、さすがに洗濯の必要はない。
ゆっくりとナコンサワンでの滞在をたのしもう。

ホテルのちかくに池をかこんだ公園があった。
バラダイスパークというらしい。
一周4キロぐらいの道が整備され、
ジョギングや自転車をたのしんでいるひとがたくさんいる。
サンタモニカにあるという、マッスルビーチみたいに、
トレーニング機器や、健康づくりの道具がたくさんおいてあった。

ベンチプレスの台もあったので、ためしにやってみたけど、
すごくウエイトがかるくて、トレーニングにはものたりない。
中高年の健康づくりが本命かもしれない。

いったんホテルのほうにもどり、もうすこし南へいくと、
チャオプラヤー川にでる。
バンコクをながれるチャオプラヤー川はおおきな川だけど、
ナコンサワンでは、まだちいさなながれでしかない。
2011年の大洪水では、このあたりが
どれだけ水びたしになったのだろう。

そういえばきょうは元旦で、ナコンサワンでも
あちこちにお正月がらみのデコレーションをみかける。
シャッターをおろしている店もおおく、
観光客としてはうごきにくい時期だ。
それでもバスとホテル、それにセブンイレブンは営業しているので、
それほど不便をかんじずにすごしている。
移動できないとか、とまる部屋がないというのが、
旅行者としてはいちばんこまる。
かえりの日にあわせて、だんだんバンコクにちかづいているのは、
出発の日に、飛行機にのれないという、
最悪の事態をまねかないためだ。
あすはアユタヤへ移動しようとおもっているので、
バスステーションで切符をかっておこうとすると、
「あすきなさい」とすごく不機嫌な対応だった。
30分おきにミニバスがでているので、
きょうはチケットを発行しない、という。
「うりきれ!」といわれるとあせってしまうけど、
便がたくさんあるようなので安心した。
でも、おこらなくてもいいだろうとおもう。
もっとやさしくいってくれたらいいのに。
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