2019年01月03日

旅行14日目 きわめて個人的な旅行のふりかえり

きょうの夜の便で日本へもどる。
実質的には、きょうが旅行の最終日だ。
きわめて個人的な感想となるけど、
こんかいの旅行についてざっとふりかえってみたい。
そのまえに、「好奇心」についてすこし。

なんにちかまえの「ほぼ日」で、糸井重里さんが
好奇心についてかいていた。
若さの秘訣は「飽くなき好奇心」であると言われる。
え? 胃腸が丈夫であるとか、脚力が衰えないだとか、
よく食べよく眠るだとか、腹八分目だとかじゃないのか。

好奇心が強いというだけでいいのなら、
けっこうおれは有利なんじゃないかい。
「この勝負、もらった!」と言っていいんじゃないかい。
と思っていたのだけれど、昔は本気にしてはいなかった。

しかし、ほんとうにじぶんが若くなくなったら、
人によって、「好奇心」の質量に
ものすごい差があると知ることになった。

旅行にでかけるぐらいだから、
わたしにも好奇心があるのだろうけど、
でもそれは、ほんとうに好奇心といえるだろうか。
いろんなものをみたり、いろんな体験をしたりするのに、
あまり積極的ではなく、どれだけくつろげるかを、
だいじにうごいたのがこんかいの旅行だ。
ながい距離をあるくたのしさをしったので、
タイでもたくさんあるこうとおもっていたけど、
「好奇心」がすくないせいか、それぞれの町で
せいぜい2時間ぐらいしかあるかなかった。
けっきょくいつもの旅行とあまりかわっていない。

以下は、個人的なふりかえり。
・SIMカードの交換でスマホがつかえ、便利だった
・プリペイドカードが便利だった
・わすれものをしなかった
・ホテルの予約なしでとおした
・コーヒーがのめないとすこしつらい
・あいかわらずタイ語がわからない
・うでたてふせとスクワットをつづけた
・年末年始の旅行はさけたほうがいい

・SIMカードの交換でスマホがつかえ、便利だった
ドンムアン空港についたとき、
SIMカードのカウンターがいくつもでていた。
2週間の予定なので、4ギガのSIMカード(2000円ほど)をえらんだ。
設定はお店のひとがしてくれる。
わたしはパソコンでのネット利用がおもで、
あまりスマホはつかわない。
それでもGoogleマップにはよくお世話になった。
どこでもつながるし、スピードも問題なかった。

・プリペイドカードが便利だった
はじめてプリペイドカードをつかう。
町のいたるところにATMがあり、どこでもひきだせる。
ただ、そのたびに220バーツ(700円ほど)の手数料がかかり、
すこしひっかかる。

・わすれものをしなかった
このところ、自分の記憶力にすっかり自信がなくなり、
しょっちゅうわすれものをする。
旅行ちゅう、どうなるか、すこし心配していたけど、
いまのところわすれものなしですごせている。
中高年者の旅行において、とくにひとりでうごく場合は、
わすれもの対策が大切なポイントになってくるのではないか。

・ホテルの予約なしでとおした
ネットでしらべれば、かんたんにホテルの予約ができるけど、
こんかいの旅行では、町についてからホテルをさがす、
を基本方針とした
(バンコクでの1泊目は予約していたけど、
飛行機が7時間おくれたため、自分で宿をさがしている)。
旅行の時期が、年末・年始だったため、
タイのひとたちも人気のある観光地へうごいている。
そのためスコータイでは「満室」とことわられたけど、
あとの町ではすんなりとチェックインができた。

・コーヒーがのめないとすこしつらい
タイの町ではこじゃれたカフェをよくみかける。
お店だけでなく、屋台でもドリップコーヒーがのめる。
いつもの旅行では、食事のあとで、
かならずコーヒーをのんでいたけど、
いまは胃の調子がよくないために、
2ヶ月まえからコーヒーをやめている。
旅行ちゅうもそのままコーヒーをとおざけてすごした。
本格的なコーヒーをどこでものめるのに、
紅茶や中国茶をのませる店はみかけない。
つかれたときに、カフェでちょっと休憩、
という時間をもてないのは、すこしさみしかった。
「カフェ アマゾン」では、ウィンナーコーヒーみたいな
ミルクティーがのめた。
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・あいかわらずタイ語がわからない
なんどもタイにきているのに、タイ語がよめないし、はなせない。
Google翻訳をなんどかためしたけど、
めんどくさいし、会話のやりとりにはならないので、
けっきょくつかわなくなった。
タイ語の『旅の指さし会話帳』をずっとカバンにいれていたけど、
ほとんどつかわず、「指さしタイ語」ではなく、
「指さし日本語」、つまり、食堂などで、
ほしいものを指さし、ジェスチャーをまぜながら
日本語で「これとこれをいためて」なんてやっていた。
アルファベットがなければ、
なにをかいてあるかまったくわからないため、
切符をかうときや食事の注文では不自由した。

・うでたてふせとスクワットをつづけた
日本で日課としているうでたてふせ100回・
ヒンズースクワット300回を、
バンコクでねこんだ日をのぞき、旅行ちゅうもつづけた。
いちにちにいちどでも、しっかりからだをうごかすのは、
まいにちのリズムや体調をととのえるのに、いい時間となった。
ぜんかいの旅行では、後半のゲリのせいもあり、
日本にかえったときに4キロやせていたけど、
こんかいはどうやら体力をたもったまま日常にもどれそうだ。

・年末年始の旅行はさけたほうがいい
年末・年始でなければ、ながい休暇をとりにくいので、
この時期の旅行になってしまいがちだけど、
それだけほかのひとも旅行にうごいている。
移動やホテルの確保に心配しないですごすには、
旅行シーズンをさけたほうがいいと、つくずくおもった。
ただ、お天気の面からいうと、
この時期のタイは、とてもすごしやすい。
ホテルの部屋でエアコンをつかったのは、
バンコクと、プラジュアップキーリーカンですこし。
ほかの町では扇風機さえ必要なかった。

ざっくりいえば、けっきょく、いつもながらの旅行だった。
でもまあ、げんきにかえれたら、それがいちばんだ。

posted by カルピス at 11:05 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする