2019年01月13日

「筋肉女子」美ボディをめざす女性たち

BS1スペシャル
「筋肉女子〜スーパー美ボディへの道〜」
をみる。

あたらしい競技「ビキニ」でうつくしさをきそう女性たち。
いっけん女性のボディビルダーにみえるけど、
「ビキニ」は、女性らしいうつくしいラインを大切にする。
ボディビルダーは、たとえ女性でも、筋肉の量とキレをきそうので
胸までぜんぶ筋肉にしてしまう。
目的とするうつくしさの基準がはじめからちがうのだ。
審査の基準は、「女性らしいボディライン」を「いかに筋肉のカタチで作っているか」というところ。 一般的にボディビルでは、いかに大きな筋肉を作るかで勝負しますが、ビキニ場合は筋肉を大きくしすぎると減点となるのが大きな特徴です。
中でも最も重要なポイントは、お尻からももの裏側の筋肉です。ただ、お尻の丸みは失ってはいけないので、ピンポイントで鍛えすぎずに、鍛える(笑)。すごく繊細なトレーニングをしなければいけないんです。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=17373
番組では、日本でおこなわれた世界大会にむけ、
トレーニングにうちこむ日米3人の選手を紹介している。

日本人選手のMIHARUさんは、大会での優勝をめざし
きびしいトレーニングと、徹底的に管理した食事を自分にかしている。
欧米の選手ときそうには、筋肉量をふやなければならない。
そのため一時的に体重を64キロまでふやし、そのあと大会までに
6キロおとしてうつくしいボディラインを完成させた。
ストイックな生活をみていると、これだけの努力をかたむけたら、
なんだってかなりのレベルにたっするようにおもええる。
MIHARUさんにとって、その対象がたまたま「ビキニ」だった。

すこしまえの朝日新聞に、
がんばってダイエットしたけれど、リバウンドして
もとの体重にもどってしまった女性が紹介されていた。
ふとった自分の姿をネットに公開したら、
おおくのひとから共感がよせられてきたという。
ダイエットしてやせたときは、
たしかに体重はおちたけれど、気はやすまらなかった。
あるがままの自分をうけいれたいまのほうが、
しあわせだとはなしている。

「ビキニ」のうつくしさにひかれ、
きびしいトレーニングにうちこむひとは、
それぞれ、それなりの理由があるのだろう。
ほかの競技でも、トップをねらう選手たちは、
ハードなトレーニングを毎日おこなっているわけで、
「ビキニ」の選手たちも、それといっしょかもしれない。
彼女たちのからだは、たしかにものすごい筋肉だけど、
わたしには、それが「女性らしい」とは、あまりおもえない。
これはまあ、このみの差でしかない。
わたしにとっては、女性スイマーのなめらかなラインがうつくしい。
「ビキニ」がめざす「美」が、わたしのこのみとちがうからといって、
この競技を否定してはならないだろう。
あくまでも個人的な感想として、美意識のちがいをかんじた。
わたしだったら、ふとった自分をうけいれて、
ほんわかと のんきにくらしたい。
タグ:ビキニ

posted by カルピス at 22:22 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする