土曜日に「ラジオマンジャック」をきいていたら、
ゲストとして、18歳の天才ピアニスト、奥田弦さんが出演されていた。
クラシックかとおもってきいていたら、だんだんジャズになっていく。
生理的快感としかいいようがない。
あとでユーチューブをひらき、「トルコ行進曲」をきいたら、
https://www.youtube.com/watch?v=ZiK2M-NkUr4
あまりにもすごい手のうごきに圧倒された。
なんの楽器も演奏できないわたしは、
こんなふうに音楽ができたら、
さぞたのしいだろうとおもうのみだ。
「ネコふんじゃった」をひく映像では、
奥田さんとおなじイスにすわっている犬が、
たいくつそうにおおきなあくびをしたのがおかしかった。
奥田さんのにぎやかな演奏と、
うしろできく犬の表情とが、まったくつりあわない。
犬だけに、ネコの曲には関心ないのだろう。
音楽つながりでいうと、
すこしまえの朝日新聞に、「ファントム プレミア」が紹介されていた。
「アンプとスピーカーの機能を備えたオーディオ機器」
なのだそうで、
よくわからないけど、すごい迫力の音がたのしめるという。
まるっこいデザインで、いかにも未来をかんじさせる。
わたしは、いま音楽をふるいミニコンポできいており、
なんとか音がでるていどの、ひどい音楽環境でしかない。
隠居した老後の生活では、
本と音楽をたのしむ計画だけど、
それらしい機能のオーディオをそろえたら、
ずいぶんお金がかかりそうなのが気がかりだった。
機材の知識がないので、なにをそろえたらいいのかもわからない。
そんなわたしに「ファントム プレミア」はありがたい提案となる。
24万円は、老後生活の必需品として、けしてたかくない。
こみいった配線がなくても、これひとつあれば、
わたしの音楽生活は、いっきょにレベルをあげられる。
奥田弦さんのジャズを、ファントム プレミアできく。
もちろん、クラシックやロックも、
いまとはけたちがいの質でたのしめる。
歳をとるのがたのしみになる うれしいニュースだ。