いま更新されているのは、作者の深谷かほるさんが、
台湾にまねかれたときのはなし。
http://www.moae.jp/comic/yomawarineco/528/1
台湾にも「夜回り猫」のファンはたくさんいて、
イラストをもとめられるときもおおく、
そんなとき、7割は「宙さん」を希望されるのだという。
「宙さん」は、「先生」とよばれる
老人の家でくらしているグレイのトラネコで、
まだわかいのに、先生のからだを気づかう
しっかりものの相棒だ。
台湾のひとが、なぜ宙さんにひかれるのかわからないけど、
なんでもテキパキと実務的にこなし、
たよりになる居候、という宙さんの存在は、独特な魅力がある。
親バカでもうしわけないけど、
わたしの家にいるココは、宙さんとよくにている。
もっとも、にているのは、トラがら模様とからだのおおきさだけで、
性格はまだまだ赤ちゃんからぬけだせない。
なんにでも興味をしめし、はげしくうごきまわり、
つかれると、なんでそんなにねむいのか、
不思議におもえるぐらい、一生懸命にねむる。
いまはまだ赤ちゃんだけど、
あと5年もしたら、きっと宙さんみたいな
しっかりしたネコにそだってくれるだろう。
そうなると、問題は、わたしがちかい将来、
「先生」ほどの人格者になれるかどうかだ。
ちなみに、わたしの「おしネコ」は
ネコずきな一家にうけいれられて、
遠慮しながら生きている「ラミー」となる。
自由に自分の気もちをだせる、
お姉ちゃん的な存在のラピにひっぱられ、
ラミーはだんだん自分も家族の一員であり、
家族としてうけいれられているんだと、こころをひらいていく。
愛されることになれてないけど、
ひといちばい愛に敏感なラミーがいとおしい。
きょうは「ネコの日」ということで、
ウィキペディアによると、
猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日
となっている。
すばらしい趣旨であり、「ネコの日」の制定と、
関係あるかどうかわらないけど、
ネコといっしょにくらすひとがふえたときくのに、
世界には、なかなか平和がおとずれない。
だからこそ、遠藤さんに まだまだ「夜回り」してもらわないと。
【すごくねむたいココ】