2019年02月24日

おおきな混乱なしに「竹島の日」をやりすごす

2月22日はネコの日だけど、島根県は条例でこの日を
「竹島の日」とさだめており、おおがかりな式典がひらかれる。
まいとしこの時期になると、
日本の政治団体(いわゆる右翼)が
何台もの宣伝車でやってきて、
軍歌をながしながら宣伝車でゆっくり市内をはしったり、
式典の会場ちかくで演説したりする。
韓国人の活動家もくるそうで、
島根の警察だけでは対応できないのか、
ちかくの県から たくさんの警官が応援にやってくる。
いつもはしずかな松江の町が、
「竹島の日」をめぐり、なにやら おちつかない雰囲気となる。

先週の日曜日は、つらなってすすむ 右翼の車をみかけた。
日本じゅうから、さぞかし たくさんの活動家があつまったのだろう。
そうおもっていたら、新聞に発表された数字は、
ひょうしぬけするほど すくなかった。
 県警によると、市内では今年、竹島の領有権を主張するなどした日本側の政治団体は約20団体40人で、街宣車は約15台。これに対し、韓国人とみられる複数人のグループが乗用車に乗って訪れたという。

市内をはしる街宣車には、
ぎっしりと活動家がのっているのかとおもったけど、
15台に40人なら、一台あたり3人にもみたない。
そもそも、15台というのも、あんがいすくない。
まっくろでおおきな車はめだつので、かなり威圧感があるけど、
無数にはしっているとおもった街宣車は、
かぞえてみれば、たった15台だったのだ。
わたしはすべての街宣車をみたのかもしれない。
しかも、そのなかには、運転手と助手席以外、
ほとんどひとがのっていなかったとは。

まあ、わたしがかってにかんちがいしていただけだけど。
警察は過去最多の790人態勢で警備にあたったというから、
圧倒的な物量で旧日本軍におそいかかったアメリカ軍みたいだ。
そのおかげもあり、「竹島の日」をめぐる攻防は、
おおきな混乱をまねかずに のりきれたそうで、
まずは めでたしめでたし。

posted by カルピス at 22:41 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする