とってなにをしたかというと、ジャガイモの種イモをうえた。
有給なんかとらなくても、
やすみの日にやればよさそうなものだけど、
やすみの日はやすみの日で、用事がいろいろある。
どうしたものかとかんがえているうちに、
半日単位で有給をとるのをおもいついた。
きょうは午前だけの仕事とし、
12時すぎに職場をぬけさせてもらう。
あるいて10分の家にもどり、昼ごはんをたべてから、
1時間半ほどひるね。
3時に家をでて、畑へむかう。

なんちゃって自然農法による畑なので、
うねをたがやしたりしない。
はえている草をおおざっぱにとりのぞき、
移植ゴテで穴をあけてから、種イモをうめる。
1時間でおわった。
畑からのかえりにスーパーへより、夕ごはんの材料をかう。
有給をつかって 平日に畑仕事をしたら、
半日は仕事をしたにもかかわらず、
あそんでるみたいな いちにちとなった。
めちゃくちゃ楽だ。
半日は はたらいたせいか、完全にやすみの日よりも、
時間を効果的につかえるような気がする。
半日やすんだだけなのに、すごいお得感がある。
それでも畑の仕事は予定どおりかたづいた。
こんな日をときどきまじえてはたらけたら、
はたらいている、という意識が かなりうすい生活になるのでは。
用事があるから有給をつかうのはあたりまえだけど、
たいした用事がなくても 有給でやすむと、
みえる景色がちがってくる。
いつもよりもはやめに家事がすすみ、夜の時間がふえた。
休日は、すでにほかの予定でいっぱいなのだから、
なにか用事ができたときは、有給をつかったほうがいい。
おもいがけない休日をすごしたような、
くつろいだ いちにちとなった。