2019年04月18日

田村亮さんがかかげるエンジョイ ランに共感する

3月まで、25分ずつの番組としてたのしんでいた
「ランスマ」と「チャリダー」が、
4月から それぞれこれまでの倍の 50分枠となった。
「ランスマ」は水曜日の夜9時から、
「チャリダー」はこれまでどおり土曜日の6時から放送されている。
これまでの倍も時間がのびたのだから、
番組がゆったりとした構成になった。
まだどちらも時間配分になれてないかんじで、
50分をもてあましてるようにもみえる。
つまらないのではなく、スタート直後ならではの、
新鮮さがつたわってきて好感がもてる。

先日の「ランスマ」は、田村亮さんが
ラン✖︎エンジョイをかかげ、ハーフマラソンに参加していた。
熊本県の「横島いちごマラソン大会」が舞台で、
タイムにこだわるのではなく、
はしるたのしさを おおくのひとにつたえるのが 亮さんの目的だ。

大会の制限時間は2時間30分。
フルマラソンのベストタイムは4時間18分だけど、
しばらく練習してないので、
完走できるかどうか心配、という男性に、
亮さんがつきそってはしった。
はじめはいいかんじだったのに、
後半になると足がでなくなり、たちどまりそうになる。
そんな男性に、亮さんは適切なアドバイスをおくり
(たおれそうなからだをささえるイメージで、など)、
男性の精神的支柱となる。
まわりにいたランナーにも亮さんはこまやかに声をかけ、
だんだんと亮さんのまわりに集団ができてきた。
うごかなくなるからだをはげましながら、
集団はぶじに2時間25分でゴールする。

番組をみるまえに、たまたまわたしもはしっていた。
7.5キロコースを1時間というゆっくりランだ。
風がつよく、からだがなかなかまえにすすまない。
そんななかでも めずらしくたのしい気分ではしった。
その直後にランスマをみたせいか、
ゆっくりたのしんではしろうという亮さんに共感する。
ハーフマラソンというと、つい2時間をきろうなど、
タイムにこだわってしまいそうだけど、
制限時間をいっぱいにつかって、大会の雰囲気や、
まわりのけしき、エイドステーションでのたべものなど、
たのしむのを目的とした参加も またありなのだと気づかされる。

大会には91歳の男性も参加し、
きょねんにつづいてみごとに完走された。
あるく時間もあったけど、
ラストはみごとなはしりでゴールされている。
タイムにこだわると、のびしろのないわたしは
フルでもハーフでも、はしればはしるだけ
ベストタイムからとおざかっていくだろう。
それをおそれてレースへ参加する意欲をなくしていたけど、
はしるたのしさを目的とする参加でもいいのだとおもった。

番組では金さんが
「長距離にまぐれはない」
といっていた。
練習せずに参加しても、なんとかなるのは わかいうちだけだ。
わたしぐらいの歳になると、練習したちからを
レースでそのままだせたら それでじゅうぶんといえる。
たのしさをかんじられるペースで、
ゆっくりながくはしるのが、わたしのレーススタイルだとさとる。

posted by カルピス at 21:23 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする