2019年06月18日

トゥーロン国際決勝戦 日本対ブラジル ねばりづよくたたかった日本

トゥーロン国際決勝戦、日本対ブラジルをみる。
ブラジルがおおくの場面でうまさをみせつけるものの、
日本はひいてまもるのではなく、
攻撃をくみたてて せめこんでいた。
ただ、ボールをすぐにとられてしまうのが、
さすがブラジルだ。

「さすがブラジル」。
サッカーを、すこしでもしっていれば、
サッカー王国ブラジルのイメージが強烈すぎ、
あたまから かてるわけがない相手として
必要以上にリスペクトしてしまう。
でも、日本のわかい選手たちは、
ブラジルを相手に ぜんぜん気もちでまけておらず、
1対1でも勝負をいどんでいた。
なによりも ひいてまもってカウンター、ではなく、
ボールをつないでゴールにせまろうとする。
これまでにみた日本対ブラジル戦のなかで、
U-22のこの試合が、もっともブラジルと互角にやりあっていた。

日本の選手たちは、だいじなところでパスミスをしたり、
相手にボールをとられても、ぜんぜんめげない。
あきらめずにボールをおいかけ、もういちど攻撃をくみたてていく。
守備のねばりづよさも驚異的だった。
後半にはいると、ブラジル選手たちは
あきらかに日本のまもりに手をやき、あきれてさえいた。
ボールをうばってせめこんでも、
いつまでもげんきにはしりまわる日本の選手たちが、
さいごのところをしっかりまもってしまう。
自分たちは、いつものようにちゃんとせめこんでいるのに、
どうしてもゴールをわれない。
「なんでだ?」と、つかれはて ぼうぜんとするブラジルの選手たち。

結果としては、1-1で90分をおえ、
PKにうつってから 4-5でやぶれてしまったけど、
選手たちは、とてもすばらしいたたかいをみせてくれた。
とくに後半は、日本がおしている場面もあり、
勝利にあたいする内容だったといってよい。
たのもしい選手たちがそだっているのを まのあたりにして、
これからの日本代表がたのしみになる。

posted by カルピス at 21:54 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする