ことし3どめのシュノーケリング。浜にはだれもいない。
岩場につくと、おじさんがひとりで貝とりをしていた。
すこしまえの記事にもかいたけど、
自動車で30分はしれば海につくのだからありがたい。
このまえよりも水温があがっており、
ただプカプカただよっているだけでここちよい。
プールとはちがう自由を、シュノーケリングではかんじる。
あちこちで、魚がおよいでいるのをみかける。
魚はあんがい にげださずに、わたしのすぐ下をおよいでいる。
そんなにのんびりしてたら、わるい人間にモリでつかれちゃうよ、と
おしえてあげたくなるくらい、無防備だ。
わたしがもぐって、彼らのちかくによろうとすると
さすがに にげるけど、あわてふためくというより、
ちょっと距離をとっておくか、ぐらいで、本気の脱出ではない。
きょうは、10センチくらいの小魚が
むれておよいでいる場所にでくわした。
水族館でよくみかけるような景色で、
それが目のまえにあるのだからドキドキする。
小魚は、わたしの存在におどろかず、
ホタルみたいにそこらじゅうをおよぎまわっている。
ターンするたびにからだがキラキラひかる。
はじめての体験だった。
1時間ほどおよぐとさむくなってきた。
駐車場にもどり、ポリタンクにもってきた水をかぶり、
そのまま駐車場できがえる。
かえりは、エアコンなしで車をはしらせる。
5時半くらいに町をとおると、仕事をおえたひとが
あつそうにあるいて家路についている。
道路わきにある温度計は32℃をしめしている。
夕方でもこの気温なのだから、たしかにあつい日なのだろう。
でも、海でおよいだからだには、32℃でもなんてことはない。
およいでいるときも気もちいいし、
およいだあともしばらくはからだがスベスベしてここちよい。
最高のシュノーケリングをビールでしめくくる。