2019年08月05日

花火大会にはチェアリングがぴったりだった

配偶者とふたりで花火大会へ。
配偶者とのわずかな接点が、この花火大会なので、
快適な見物のために、ことしはレジャー用のイスも用意した。
チェアリングの効果をたしかめる、はじめての機会でもある。

会場へいってみると、自分たちがイス持参のためか、
ほかのひとたちのイスに目がいく。
いつもより、イスがおおいような気がする。
花火がはじまる10分まえに会場へつく。
いい場所はすでにびっしりひとがすわっており、
あとからきたわたしたちがイスをそなえると、
そんなところにイスをおいたらじゃまでしょう、と
注意されてしまった。
すごすごと場所をうつすと、
そこでもまた じゃまだといわれる。
傍若無人で社会のルールをまもらない、
なさけない中年になってしまい、はずかしくなる。
イスをつかうときは、うしろにいるひとたちへの配慮がかかせない。

なんとかいい場所をみつけてイスをそなえつける。
もってきたイスは、コールマンのもの。
1.4キロとかるく、値段は1500円。
やすいものは500円からあったけど、すわりごこちがよくない。
いくつかのイスにこしかけてみて、コールマンのにきめた。
もっとゴージャスなイスは、きっとそれなりに快適なのだろう。
でも、場所をとるし、かさばるし、おもい。
車でいくキャンブなら そんなイスもありかもしれないけど、
場所のかぎられた花火大会には、このイスでじゅうぶんだ。
じっさいにすわってみると、
コールマン製のイスが いかにすぐれものかわかる。
おかげで1時間の花火を快適に見物でき、すっかり気にいった。
いつもはスリーピングマットをひろげ、
そのうえにすわるので、どうしてもきゅうくつな姿勢となり、
腰をもぞもぞうごかしながらの見物となる。
イスにたよりたくなったのは、
われわれが それだけ年をとったのかもしれない。
こんなふうに、なにかのたすけをかりて、
老化していくからだをいたわりながら、
年中行事をたのしみつづけたい。
ことしの花火大会は、コールマンのイスが大正解だった。
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イスにすわり、うちわをつかいながら缶チューハイをのむ。
2本のみおわるころには、よいこころもちとなり、
花火もちょうどクライマックスをむかえた。
ことしは1時間で7000発と、きょねんの1万発よりすくなかったけど、
いわれなければ わたしは気づかなかった。
ラスト10分を、じゅうぶんにもりあげてくれたので、
みたされた気もちとなる。
配偶者も、あたらしいこころみとしてのイスに満足していた。

花火だけに1500円のイスはもったいない。
イスの機動性をいかし、これからは
本格的なチェアリングとしてもつかってみたい。

posted by カルピス at 21:43 | Comment(0) | 配偶者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする