2019年10月18日

横断歩道での車停止率、島根が全国4位

けさの朝日新聞・島根版に
「横断歩道 車停止率全国4位」の記事がのっていた。
日本自動車連盟(JAF)の調査なのだという。
1位が長野県で68.6%、島根は41.2%だ。
きょねんの島根は26.5%なので、
これでもずいぶんよくなったといえる。
最低は三重県の3.4%で、ほとんどの車がとまらないのだから、
文字どおりサイテーの県だ。
それにしても、県によって数字にひどいバラつきがある。
きょねんの調査では、全国平均は8.6%だったのが、
ことしはきゅうに17.1%へとのびている。
数字がおおきくかわりすぎており、なんだか信用できない。
1年で2倍以上とまるようになったなんて、ほんとうだろうか。
わたしが島根の道路を運転していると、
4割もの車が横断歩道でとまっているとはおもえない。

信号が赤のときに、無視してすすむ車はみかけないけど、
信号がない横断歩道では、おおくの車がとまらない。
どちらも法律違反なのに、横断歩道で車がとまるのは、
歩行者にたいする親切、みたいにあつかわれている。

アンケートによると、なぜ横断歩道でとまらないかについて、
・自車が停止しても対向車が停止せず危ない
・自車が通り過ぎれば歩行者は渡れる
の回答が上位にあがっているという。
横断歩道にひとがいたら、車はとまるよう
道路交通法で義務づけられているのを、
わすれているひとがおおいのかもしれない。

横断歩道での停止率をあげるには、
いまさらながらのこころがけだけど、
いそがない、がいちばん有効なのではないか。
法律や道徳をもちだしてもとまれないのは、
きまりをしらないからではなく、
スピードがですぎているからで、
スピードをだしすぎるのは、
あたりまえながら、いそいでいるからだ。

わたしは、歩行者に気づいたら、
かならずとまるようにしているけど、
そんなわたしでも、いそいでいると
とまらずに、そのままいってしまうことがある。
すぐにとまれるスピードではないからで、
そんなことをしたらもちろんあぶない。
まったく、いそぐとろくなことがない。
まわりの車にイライラしてしまい
精神状態がよろしくないし、横断歩道でもとまりにくい。
いそがなくてもいいように、
はやめに出発し、むりな予定をくまない。
いそがなければ、だれでもかんたんに横断歩道でとまれる。

posted by カルピス at 20:43 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする