2019年10月20日

ラグビーW杯 決勝トーナメント準々決勝 日本対南アフリカ 3-26で日本敗退

ラグビーW杯2019日本大会
決勝トーナメント準々決勝
日本対南アフリカ 3-26で日本敗退

ラグビーとはおもえない3-5のスコアーで前半をおえる。
南アフリカは、試合開始早々の3分にトライをきめたものの、
その後はせめあぐね、うまくいかないなー、
というムードがつたわってくる。
ハーフタイムに紹介されたデーターでは、
タックル数が日本の30に対して、南アフリカは90と、
3倍も日本がせめたてている。
ボールポゼッションも、日本の3割にたいし、
南アフリカは7割でしかない。
前半がまんしたぶん、後半もりかえせそうな雰囲気だ。

ハーフタイムをおえ、選手たちがピッチにもどってくる。
トンプソンがリーチ=マイケルに笑顔でなにかはなしかけている。
これだけリラックスしてるのだから、なにかやってくれそうだ。
と、楽観してたのに、
後半にはいると南アフリカはトライをねらうより
ペナルティーキックをえらび、
3回のキックをきめ、こきざみに得点をかさねていく。
そのあとに、モールでおしこんでからのトライをきめ、
さらには日本がせめこみながらもラインアウトでうばい、
南アフリカのカウンターによるトライがきまる。
日本は、後半のほとんどの時間を自陣からぬけだせなかった。
せめこんだかとおもうと、つぶされてボールをうばわれる。
ラインアウトでも、ぜんぶ南アフリカの成功をゆるし、
日本のボールまでなんどもとられている。
南アフリカが、日本のいいところをださせないよう、
うまく試合をコントロールした印象がつよい。
じわじわと差をひろげられての完敗だった。

ノーサイドの瞬間、日本の選手たちは、
これでW杯がおわったのかと、呆然となる。
ただ、くやしいのはもちろんとして、
やりきった感のある、すがすがしさをかんじた。
グループリーグでは4勝し、そのなかで
アイルランドとスコットランドという強豪もたおしている。
はじめてベスト8にすすんだ日本代表の健闘に
こころから拍手をおくりたい。
チームがつよくなっていく過程で、
彼らはつねにまえをめざしてたたかいつづけた。
その姿は、ラグビーだけにとどまらず、社会現象となり、
おおくのひとたちのこころをとらえている。
このチームの活躍が財産となり、日本のラグビーは、
これからあたらしい時代をきずいていくのだろう。
ニワカファンでしかないわたしは、
彼らのあついプレーに、なんども胸をあつくした。
いい夢をみせてもらえた日本代表の活躍に感謝したい。

posted by カルピス at 22:02 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする