きのうの朝日新聞に、秋がみじかくなった?
を話題にした記事がのっていた。
わたしもおなじように、このごろは秋がみじかいとかんじている。
秋はわたしがいちばんすきな季節なのに、
まいとしのように夏がながびき、そのかわり冬は はやくやってきて、
結果的に、秋らしい時期は 2週間ぐらいしかないような気がする。
「ジン・トニックがおしえてくれる夏のおわり」
という記事を以前かいた。
http://parupisupipi.seesaa.net/article/375296812.html
わたしにとって、夏はからだがジン・トニックをもとめる時期であり、
ジン・トニックがほしくなくなったときが、秋のおとずれた。
わたしは、「ほぼ日手帳」に、まいにちの気温を記録している。
また、寝酒について、どんな酒を
どれだけのんだかも かきこんでいる。
こんかいは、気温の記録からではなく、
ジン・トニックをいつからのまなくなったかで、
年ごとの秋のおとずれをわりだしてみたい。
寝酒を記録しはじめたのは2015年からで、
この年、さいごにジン・トニックをのんだのは、
つまり、夏のおわりは、9月9日。
そのあと、ジンではなくウォッカ・トニックをのんでいるけど、
からだがジン・トニックをさいごにもとめたのは9月9日だ。
おなじように、それ以降の年についてもみてみると、
2015年 9月9日
2016年 10月15日
2017年 9月30日
2018年 10月14日(猛暑だった年)
2019年 10月25日
ことしの特徴は、ひやした白ワインにたよったことで、
1杯目に白ワインをのみ、いいかんじによいがまわったところで
2杯目としてジン・トニックをつくった。
夏のほとんどをこのコンビにたより、
すずしくなるにつれ、ときどき顔をだす程度となり、
さいごに白ワインとジン・トニックの両方をのんだのは10月6日で、
ひどいあつさは、この日をもっておわったのかもしれない。
ただ、あつさのピークはすぎても、まだまだ夏はつづいており、
さいごにジン・トニックをのんだ10月25日こそが、
ことしの夏がおわりをつげた日だ。
夏のおわりをジン・トニックだけで判断するのは、
常識的にかんがえると すこし無理があるかもしれない。
でも、ことしの夏がこの5年でいちばんながかったのは
わたしの実感とあっている。
きょねんは、猛暑だったわりには、
9月にはいるときゅうに気温がさがった。
そもそも、気温の変化から、夏のおわりをわりだしても、
あたりまえすぎて、おもしろくない。
気温がさがったときが、秋にきまっている。
詩心がない。
ジン・トニックとのわかれこそが、
夏のおわりをよみとる いちばんの指針なのだと
無理をしょうちでいいきりたい。