2020年01月16日

沖縄旅行とはなんだったか

正午の便で那覇から伊丹へ。
出発は40分おくれたけど、飛行時間はたったの90分だった。
くるときは、2時間半かかったのに、かえりはずいぶんはやい。
風の影響なのだそうだ。
出雲への便にのりついで、夕方の5時に家へもどる。
3泊4日の沖縄旅行とは、なんだったか。

まず、25年ぶりに夫婦ふたりで でかけた旅行となった。
とくにおおきなトラブルはなく、あぶなげなく、
淡々とすごし、淡々ともどってきた。
この「淡々と」というのが、わかいころはなかなかむつかしく、
新婚旅行からかえってきたカップルが、空港でわかれたりするらしい。
熟年の旅行は逆で、どうしても「淡々と」になってしまう。
よくいえば、あうんの呼吸、というやつだ。
観光地のホテルで、おしゃべりなふたりがいたら不倫ちゅうで、
しずかなふたりはふつうの夫婦、というのをきいたことがある。
わたしたちは、どこからみてもふつうの夫婦だったとおもう。

夫婦ふたりによるひさしぶりの旅行は、
このさき年をかさねたときに、旅行の相棒として、
わたしたちの相性はどうなのかの みきわめとなる。
夫婦として これまで生きのびてきただけあり、
おたがいに心配性なところや、どの観光地へいきたいか、
などのこのみが似ており、わりとすんなり予定をくみたてた。
なにをたべたいか、どこへいきたいかを、
いちいち議論したり、ガマンするのはおたがいにストレスだけど、
なんとなく つぎの方針がきまり、わるくない相棒だったとおもう。
いつもひとりで旅行しているわたしは、
ひとりの自由さとともに、さみしさもまた味わっている。
こんかいは2人で旅行する気らくさをたのしめた。
いきさきが東南アジアの国々だった場合、
配偶者が、どれだけ不便にたえられるかなどはわからないけど、
「おことわり」されたらひとりでいけばいいわけだし。
つぎの旅行では、どこか外国を提案したい。

沖縄でたべた料理は、どれもおいしかった。
沖縄そばもなんどかたべた。
ラーメンとはべつものだとおもえば すんなりたべられる。
おおめにはいっている肉に迫力があった。
空港で大阪への飛行機をまつあいだ、
なんにんものひとが待合室の売店で
沖縄そばをたべているのが目についた。
コーレーグス(トウガラシの泡盛づけ)をたくさんふりかけ、
まよいなく大量のメンを口にはこぶ姿が
板についており、かっこよかった。
沖縄そばがいかにソウルフードなのかをかんじた。

1月でもあたたかく、たべものがやすくておいしい。
たった4日間とはいえ、いごこちのいい場所として
沖縄はいい印象ばかりがのこる。
「沖縄」「那覇」が、漢字でかけるよう練習した。
沖縄のよさに、はじめてふれる、たのしい旅行だった。

posted by カルピス at 21:22 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする